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ケータイ刑事銭形泪23話(2nd.10話)[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形泪・2nd.10話」(通算では23話)の「ミステリー作家の挑戦状 ~犯人は私だ!殺人事件」の「裏ネタ編」も今回で4回目となるが、今回はこの物語でちゃんに関する小ネタから「化学」について、「元素記号」について、「ポテチ」について、「豚骨ラーメン」について記します。

尚、約2年10ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

化学」:「かがく」と読むが、「自然科学」などの「科学」と同音となるため、混同されるのを防ぐ目的で「ばけがく」という読み方も行われる。自然科学の研究に携わっている人は、大抵は「ばけがく」と言う言い方をしているようですね。

諸物質の構造や性質、およびこれらの物質の相互間反応を研究対象とする自然科学の一分野である。また、英語では「Chemistry」と言う。尚、幕末期の日本では「舎密(せいみ)」と呼ばれていた。(これはオランダ語の「Chemie」の音訳に漢字を当てはめた言い方である。が、この言い方は次第に使われなくなった。)

物質の基礎を研究する「純粋化学」と応用を研究する「応用化学」に大別される。また、純粋化学には物理化学、無機化学、生物化学、分析化学などが属する。

歴史は古く、四大文明の発祥期にまで遡る。(但し、現在では否定されている考えも含めてのことである。)ギリシャでタレスやデモクリトスの原子論やアリストテレスの四元素説などが唱えられ、中性ではヨーロッパで錬金術として発展する。17世紀から18世紀に相次いで実験科学として基礎が確立し、ボイルやラボアジェがこれに貢献する。19世紀になってドルトンの原子説が発表され、メンデレーエフが周期表を完成させたことで更に発展し、物理化学として発展する。20世紀になると量子力学を基礎として化学構造の機構が解明され、高分子化学、放射線化学、核化学などの分野が生まれた。

現在の化学の世界では、「全ての物質は原子からできている」という仮説が根底にあり、全てはそこから成り立っている。(これを否定したら、現在の「化学」は崩壊してしまう。とは言え、ある程度の歴史がある化学であるため、いまさらアリストテレスの四元素説(火、空気、水、土を四大元素とする、というものである。)などが復活して、それに支配されるようになるなんてあり得ないでしょうが...)

元素記号」:元素(原子)の種類を表示する記号のことである。「原子記号」という場合もある。英語では「Symbol of an Element」と言う。

現在使用されている元素記号は、1814年にスウェーデンの化学者・イェンス・ベルセーリウスが考案したものに基づいている。使用されているアルファベットは、英語、ラテン語、ドイツ語の元素名の綴りから1文字、または2文字を取ったものである。(当然、現在確認されている全ての元素について彼が定めたものではない。→当時は、現時点で発見されている元素でも未発見のものもありましたからね。ちなみに、現在では未発見の元素も原子番号に応じて仮の呼び方が定められている。実際に発見されて正式に命名されると、その時点で元素記号が新たに与えられることになる。)

例えば、水素は「H」、酸素は「O」、炭素は「C」などである。当初は単に元素を表す記号として使用されていたが、現在では、その原子1つ、または1モルを表す記号としても使われるようになった。また、同位元素の原子を表記する場合は、元素記号の左肩に質量数を表す数字を示すことになっている。

尚、この記号については「元素記号」と「原子記号」という言い方があるので、「元素」と「原子」は同じと思うかもしれないが、「元素」と「原子」は厳密に言うと異なるものである。(「元素」は特性の違いを示す概念であり、「原子」は構造的な概念である。)

ポテチ」:スナック菓子の「ポテトチップ」または「ポテトチップス」の略である。ジャガイモを薄くスライスし、それを油で揚げたスナック菓子である。

アメリカでは塩味が一般的で、サワークリームやバーベキューソースを付けて食べるのが一般的であるが、日本では様々な味が付けられたものが商品化されている。(例えばコンソメ味、醤油味、のり味、わさび味、唐辛子味、キムチ味、お好み焼き味、etc.)これは、原料となるジャガイモが強い味を持っていないため、色んな味を付けても違和感なく食することが出来る食材であるのが大きな理由である。で、現在では日本で開発された様々な味のポテトチップスが、ポテトチップスの発祥の国であるアメリカをはじめ、世界中に出回るようになっている。

アメリカ英語では「Poteto Chip(Poteto Chips)」と言うが、イギリス英語では「Crisp(Crisps)」と言う。また、ドイツ語では「Kartoffelchips」、フランス語では「Chips」、イタリア語では「Patatine fritte」、スペイン語では「Patatas fritas」と言う。

ポテトチップスの基本は、あくまでもジャガイモをスライスしたものを使うが、油で揚げると一枚一枚形が整わないのは当たり前である。また、揚げたことによって感想するので、壊れやすくなる。そのためポテトチップスを入れた袋は体積では空気が殆どというものになってしまう。また、長期保存したジャガイモを油で揚げると、色が悪くなるということがある。これらを解決する方法として考えられたのが「成型ポテトチップス」というものである。(「チップスター」がこれに該当する。)フレーク状にしたジャガイモを生地にして、味付けを行い、それを整形して油で揚げることで、均一な形をしたポテトチップスが得られる。(均一な形となると、パッケージも小さくすることが出来るのは、実際の商品を見たら一目瞭然である。)

ところで、湿気たりしたポテトチップスを上手く使う方法はご存知ですか?例えば、小さく砕いて、フライを揚げる時に使うパン粉の代わりに、またはパン粉と混ぜて使って、フライの衣にする。または、ポテトチップスを荒く砕いて溶き卵に混ぜて、オムレツにする、などがある。特に後者は簡単にできるだけに、一度試してみたらよろしいかと...

豚骨ラーメン」:「豚骨」というのは文字が示す通り、豚の骨である。その豚骨をスープに使用したラーメンのことを指して言う。尚、「豚骨ラーメン」というと、スープは白濁したもの(白湯スープ)であることが基本である。

豚骨スープは褐色をしたスープの「豚骨醤油ラーメン」や「豚骨味噌ラーメン」でも使われるが、これらは白湯スープではないために「豚骨ラーメン」とは呼ばれず、「豚骨ラーメン」とは区別される。(とは言っても、白濁スープの「豚骨ラーメン」でも「豚骨醤油ラーメン」と同様に醤油タレを使っているものが多いのですけどね。→やはり「豚骨ラーメン」というと「白湯スープ」ということですね。)

「豚骨ラーメン」と言うと、何と言っても博多が有名である。(泪ちゃんもそれを分かっていて「博多の豚骨ラーメンが食べたいよ~」と言ってました。)「博多ラーメン」や「長浜ラーメン」が有名であるが、発祥の地は福岡県久留米市である。(「久留米ラーメン」として知られている。)

 

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