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ケータイ刑事銭形愛16話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形愛」の第16話「小学生検事VS銭形愛 ~文芸評論家殺人事件」の「裏ネタ編」も3回目となるが、今回はこの物語の事件が起こった「書斎」について、被疑者の1人が使っている「」について、そして犯人が偽装工作のために使った「」について、「マジック」について記します。(「杖」については「ステッキ」として「・22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 4」で記しているが、それをベースにして追記と修正を行っています。また、「マジック」は手品の「マジック」については過去に記しているが、今回は筆記用具の「マジック」についてです。)

尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

書斎」:個人の家で、読書や書き物をするための部屋や空間のことをいう。英語では「Study」と言うが、「Den」や「Library」という単語にも「書斎」という意味がある。

書斎には、机と椅子があり、書棚とそこに収納された書籍があるのが一般的であるが、近年ではパソコンを使って文章を作成することが一般的になっていて、パソコンとプリンターなどの周辺機器が書斎にあるというのは当たり前になっている。

ホテルでも、簡単なライティング・テーブルが備えられているが、これも「書斎」と言うことが出来る。(この場合は独立した部屋ではなくて、空間としての「書斎」ということになる。)

」:英語では「Stick」、ドイツ語では「Stock」、フランス語では「Canne」、イタリア語では「Bastone」、スペイン語では「Baston」と言うが、日本語でも「ステッキ」という場合もある。が、日本語での「ステッキ」は洋風の杖のことを指して言う。

杖とは、木や竹などで出来た棒であって、人間の歩行を補助するための道具である。(主に、足腰が弱った年寄りが使う。骨折などした場合に使用する「松葉杖」も「杖」の仲間である。)

世界各地で古くからあるものであり、昔は木製のものが殆どであった。長さは自分の足の長さ程度から腰丈程度のものが一般的であるが、中には自分の身長よりも長いものもある。

この面から言うと、和風も洋風も無いのだが、西欧ではこれが王族が使うものとなると、宝石が埋め込まれているとか、凝った装飾が施されているというようになり、これが権威を象徴するものとなり、実用的な歩行補助具とは別物として発展してきた。

これは王族や宗教と結びつき、キリスト教においては高位聖職者がその位を象徴する杖を用いるようになり、現在までも受け継がれている。(正教会では主教、掌院が権杖を持ち、カトリック教会では司教が司教杖を、聖公会では主教が牧杖を保持している。)

一方、日本でも宗教(仏教)と結びついて、仏教の僧侶が持つ錫杖というものもあるが、これらは、険しい山中にある寺に行く場合に、登山用の補助具としても利用されていたものであり、実用的な道具でもあり、権威を象徴するものではない。

また、魔法使いが使う魔法の杖や、伝説に出てくるような(例えば、モーゼの杖など、古代の賢者が持つ杖など)杖も知られている。但し、これらの杖は英語では「Stick」ではなく「Wand」と呼ばれる。(日本語では「杖」と言うか、頭に「魔法使いの」と言うような言葉が付けられるため、特に歩行用補助具との区別は無い。)

杖の歴史は、元々は農具であったとされている。鋤や鍬の先端の金属部分は木製の杖の先端に取り付けられたような形であり、鋤や鍬が登場する前は、杖の様な棒を農夫たちは農作業に使っていたとされている。同時に、杖は農夫に取っては唯一の(暴力的な)武器として使われていた。

「武器」ということでは、武術の世界(例えば「杖術」や「棒術」など)で、刀を持つことが許されなかった農工商民たちの護身術や武術として使われていた。→刀の用に斬ることは出来なくても、打撃と突きという攻撃が出来るので、有効な攻撃手段となるのは明かである。そのため、見た目には単なる杖にしか見えない「仕込み杖」と呼ばれる隠し武器が生まれることにもなった。(現在の日本では、銃刀法によって仕込み杖(それ以外にも、刃渡り15cm以上の刀、刃渡り5.5cm以上の剣(所謂「ナイフ」です))の所持所有は禁これを所持していると拘留または科料に処せられる。

」:雨や雪、または日光の直射を防ぐために、頭上にかざして使用する道具である。英語では雨用の傘を「Umbrella」、日よけの傘を「Parasol」という。

尚、日本語では「笠」と記す「かさ」もあるが、これは柄の無いものであり、雨合羽のように頭から被るものである。(そのため「かぶりがさ」という場合もある。柄のある傘を「さしがさ」と言う場合もある。)

雨用の傘も、日よけ用の傘も、構造は基本的に同じである。全体を支える軸と、頭上に遮るために広がる傘布、傘布を支える骨から構成される。(日本古来の番傘も、基本的には同じである。)

雨用の傘の傘布は耐水性のあるものが使われ、日よけ用の傘布は普通の布が使われることが多い。(但し、日傘の一種であるビーチパラソルは耐水性の傘布を使っているのが一般的である。)

日本古来の傘は「和傘」と呼ばれて「洋傘」と区別されることがあるが、傘布には油を塗って耐水性を持たせた紙が使われている。また、骨は竹が使われているのが一般的である。歴史は古く、6世紀に中国から伝わってくると、日本独自の加工技術によって発展する。平安時代には竹による見事な骨が確立し、室町時代には傘布(和紙)に油を塗った耐水性のものが登場している。

一方、洋傘の歴史も古く、古代王朝(エジプト、ペルシャなど)でも使われていた記録がある。今日の洋傘の基礎となった開閉式の傘は13世紀にイタリアで作られたとされていて、18世紀のイギリスで現在使われている構造のものが生まれた。

現在では、持ち運びに便利なように、軸と骨が2段、または3段に織ることが出来る「折りたたみ傘」も広く使われている。

一方、折りたたみ傘や、骨の本数が少ない傘は、普通の雨では問題ないが、風によってめくれらやすいものである。ということで、ある程度の強風に対しても耐えられる傘として、骨の本数が多い傘もある。(通常の傘の骨は8本、一部に6本というものがあるが、16本、または24本の骨がある。)

ところで、自転車で傘を差して運転している姿を見かけるが、これは非常に危険な運転である。(他に、携帯電話の使用や、喫煙しながらの自転車の運転なども同じである。)現在の法律では、これらの危険な「ながら運転」を自転車で行うと、安全運転義務違反になる場合があって、検挙されると、三ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金が科せられる可能性がある。→雨中の自転車運転は、ずぶ濡れになるか、レインコートを着て運転するかということになる。

マジック」:筆記用具の「マジック」は「マジックインキ」の略であるが、その略語である「マジック」という言葉が広く使われている。(「マジックペン」)英語では「Magic Ink」と言い、速乾性の油性インクを使った筆記用具である。尚、「マジックインキ」というのは内田洋行の登録商標である。

近年では水性インクを使っているものもあるが、油性インクを使っているものが一般的である。一度書いたものはなかなか落ちないということで、耐久性が求められる場所にものを書く場合にも使われる。その他、紙は当然であるが、金属、ガラス、プラスチック、木材というように、何にでも書くことが出来る。但し、ゴム製品や一部のプラスチック製品、発泡スチロールなどに書こうとすると、インクがそれらの基材を溶かしてしまうことから、素材の耐久性が悪くなる場合があり、使用しない方が良い。(が、「書く」ということは可能である。)

インクを染みこませた軸の先端がペン先になっていて、そこで書くことになる。ペン先は一般にフェルト製であって、インクを染みこませた綿(インク・タンクということになる)から毛細管現象によってインクが絶えずペン先に供給されることになる。(よって、ボールペンでは上向では筆記できないが、こちらは上向でも筆記可能である。)

注意点は、インクが揮発性であるため、ペン先の蓋を外したままにしておくと、インクが乾いてしまって使えなくなってしまうことと、揮発性の有機溶剤を使用しているため、狭い閉空間(閉め切った部屋など)で長時間使用すると危険であり、換気の必要があるということである。尚、物に書かれたインクは速乾性であるため、直ぐに乾燥して固化してしまう。

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