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ケータイ刑事銭形愛20話[裏ネタ編]PART 1 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形愛[裏ネタ編]」は、第20話「聴くと必ず死ぬレコード ~呪いの賛美歌殺人事件」に突入です。初回となる今回は、サブタイトルにある言葉から「レコード」についてと「賛美歌」について、そして劇中に登場する「聖なる日曜日」から容易に想像できる「恋する日曜日」について、この物語でちゃんが「カラオケクイーン」として紹介されることから「カラオケ」について記します。(「恋する日曜日」については「・28話(2nd.2話)[裏ネタ編]」で記しているが、それを元に編集と追記をしています。)

尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

レコード」:「記録」という意味の「Record」から来ている言葉であり、音楽(音声)を録音し、プレーヤーで再生する音盤のことを言う。特に断りがなければ、ビニール系の樹脂をプレスすることで、音楽を記録したレコード盤(LPレコード、EPレコード)のことを指す。現在では、CDを初とするデジタル記録されたものが主流になっていることから、「アナログレコード」と言われることもある。(CDも音楽を録音したということでは「レコード」であることから、それと区別するためでもある。)

歴史は古く、原理的なものはフランスのレオン・スコットが1857年に発明した「フォノトグラフ」である。(但し、これは再生装置が無かったため、実用には至っていない。)実用化されたものは、1877年にエジソンが発明した「フォノグラフ」である。これは錫箔を貼った真鍮の円筒に音を針によって記録するというものである。(後に、紙に蝋を塗って作られたことから「蝋管式」と呼ばれる。)後に世界的に普及した円盤式のものは1887年にエミール・ベルリナーが発明した「グラモフォン」である。円筒式よりも複製がしやすいこと、収納性が良いことなど、メリットが多かったことから、円筒式を駆逐することになる。また、78回転のSPレコードが登場すると、これがスタンダードなものとなり、世界中にふきゅうすることになる。その後、モノラル(1ch)だったものがステレオ(2ch)になり、回転数が33回転、直径30cmのLPレコード(1948年に登場)と、回転数が45回転で直径17cmのEPレコード(1949年に登場)が登場することになった。

LPとEPは、長時間性を目指したLPと、ジュークボックスでの利用を目指したEPとで競合することなく、この2つがレコードの世界では共存することになった。

尚、SPは「Standard Playing」、LPは「Long Playing」、EPは「Extended Playing」の頭文字を取ったものである。また、レコード盤の直径は、SPは30cm、LPは30cmと25cm、EPは17cmである。また、レコード盤を「ディスク」というが、この「ディスク」の綴りは「DISK」である。(最近はほぼ目にしなくなったフロッピーディスクのディスクは「DISK」、CDなどの光ディスクは「DISC」である。)

賛美歌」:キリスト教に於いて、集会の時や礼拝の時に歌われる歌であり、神を讃える歌のことである。英語では「Hymn」「Psalm」「Anthem」「Carol」などと呼ばれる。また、日本語の漢字表記には「讃美歌」と表記する場合もある。

古くは旧約聖書の詩編などもこれに該当するということで、長い歴史がある。しかし、宗派によっても賛美歌は異なっている。また、曲名に「聖歌」という言葉が入っているものが多い。(「クリスマス・キャロル」も賛美歌の1つである。)

恋する日曜日」:TVシリーズはこれまでで5シリーズある。2クールの放送だった「第一」「第二」「第三」シリーズと、1クールだった「文學の唄」シリーズと「ニュータイプ」シリーズがある。(但し「ニュータイプ」は他の4シリーズとは別物と言った方がよい。)中には前後編、前中後編という物語もあるが、基本は1話30分(ドラマ本編は25分半程度)の1話完結のオムニバス・ドラマである。但し、第一シリーズは「銭形愛」の終了後、その後番組としてスタートしたので、「銭形愛」の放送中にはまだ存在していないことになる。

TVドラマは殆ど撮らない映画監督が監督を務めていたり、新人の脚本家が書いた物語などもあり、内容は実にバラエティに富んでいる。シリアスなドラマがあったと思うと、コメディ色を前面に出したものもある。

共通しているのは'80'sや'90'sの音楽(3rd.では'70's含めたアニメソング)を主題歌にして、その曲をモチーフにしたオリジナル・ストーリーのドラマである。尚、「文學の唄」では、音楽ではなくて、日本文学界を代表する作家の小説をモチーフにしている。

また、映画作品もある。「恋する日曜日」の名前がある映画作品は2本であるが、それ以前に「さよならみどりちゃん」という作品は、「恋日」シリーズの劇場版という位置づけの作品である。

「さよならみどりちゃん」の作品データを記しておくと、2004年の作品で、時間は90分、原作は南Q太の同名漫画、プロデューサーは丹羽多聞アンドリウ、監督は古厩智之、脚本は渡辺千穂、撮影は池内義浩、美術は須坂文昭、音楽は遠藤浩二、主題歌は荒井由美の名曲「14番目の月」(但し、歌っているのは奥村愛子)である。そして出演は、星野真里、西島秀俊、松尾敏伸、岩佐真悠子、佐藤二朗、おかやまはじめ、綾貴士、諏訪太朗、藤沢大悟、中村愛美、戸田昌宏、にわつとむ、今井祐子、千葉哲也、小山田サユリ、佐々木すみ江、たちである。(「ケータイ刑事」でもお馴染みの顔ぶれが何人か出演している。)二朗さんや諏訪さん、戸田さんたちは「ケー刑事・ファミリー」ですが、主演の星野さんも「M2」で「ケー刑事・ファミリー」の仲間入りを果たしました。)また、この作品は第27回ナント三大陸映画祭で、主演女優賞と銀の気球賞(準グランプリ)を受賞しているが、高い評価を受けている。

続いて、「恋する日曜日[劇場版]」として公開された作品があるが、これは第二シリーズの代20話から22話の前中後編を劇場版にブラッシュアップしたものである。作品データは、2006年7月公開の作品で、時間は89分、プロデューサは丹羽多聞アンドリウ、監督は廣木隆一、脚本はいずみ吉紘、撮影は村石直人、美術は小林慎典、音楽は遠藤浩二、主題歌はRCサクセションの『君が僕を知っている』である。そして出演は、水橋貴己、若葉竜也、芳賀優里亜、佐々木和徳、水橋研二、小山田サユリ、石野真子、たちである。

そして2007年6月公開の「恋する日曜日 私。恋した」がある。作品データは、時間は97分、プロデューサーは丹羽多聞アンドリウ、監督は廣木隆一、脚本は渡辺千穂、撮影は水口智之、美術は桜井陽一、音楽は遠藤浩二、主題歌は喜納昌吉の『花~すべての人の心に花を』である。そして出演は、「銭形舞」の堀北真希、窪塚俊介、岩本千波、若松武史、吹越満、高岡早紀、たちである。

「恋する日曜日」は、派手な所はないものの、じっくりと描かれたドラマであったり、面白い発想の演出があったりということで、色々と見所のあるオムニバス作品であるが、いずれの作品も見終わった後に、ちょっぴり幸せを感じられるという所も魅力である。今後も新シリーズの登場を期待したい作品でもある。

カラオケ」:元々は「空オケ」という略語であり、これは「空っぽのオーケストラ」という意味から来ている。歌詞のある曲の伴奏音楽だけを録音した音源のことを指している。が、いつしか、その装置のこと、システムのことも指すようになった。で、この装置を使って曲を流し、曲にあわせて歌を歌った。

現在、世界的な言葉となった「カラオケ」(英語でも「Karaoke」)であるが、このシステムは日本人が発明したものである。(特許出願していなかったということで、彼にとっては大金を得ることにはならなかった(一説では年間に100億円以上の特許料になると試算されている。)が、特許出願されていなかったからこそ、広く普及したという説もある。)流しのギター弾きだった井上大佑が8トラックのテープを使って伴奏を事前に録音しておき、ー部を再生することで演奏を再現して、これにあわせて歌を歌うことを行った。で、これをシステム化して「エイトジューク」として販売した。(「エイト」は「8トラ」の「8」である。)これが評判になって、大衆酒場から広がっていくことになった。

その後、8トラのカセットを使っていたものが、カセットテープに変わり、VHDやレーザーディスク、ビデオCD、DVD等のDISC媒体へと変わり、メモリーチップ(ROM)が使われ、現在では通信カラオケと言うようにシステムは変化を続けている。

 

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