ケータイ刑事銭形愛21話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]
「銭形愛」の第21話「ベルリンの壁殺人事件」の「裏ネタ編」も3回目となるが、今回はこの物語の劇中に登場した映画ポスターから、それらの作品について記すことにします。で、記すのは、映画「コンセント」、「PING PONG・ピンポン」、「黄昏流星群」についてです。尚、これらの作品の製作にBS-i(現在のBS-TBS)は関係しているが、丹羽Pはいずれの作品にも関与していない。が、局が関係していることから、これらの作品をさりげない形で劇中に登場させているというのは「ケータイ刑事」の十八番でもある。
尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「映画『コンセント』」:2001年製作の日本映画で、公開になったのは2002年2月。田口ランディの同名処女小説の映画化作品である。
作品データを記しておくと、BS-i、アミューズ・ピクチャーズ、ジャパン・ホームビデオ、オフィス・シロウズの作品で、時間は113分。原作は田口ランディ、監督は中原俊、脚本は奥寺佐渡子、撮影は上野彰吾、美術は稲垣尚夫、音楽は大友良英である。そして出演は、市川実和子、村上淳、つみきみほ、木下ほうか、小市慢太郎、斎藤歩、不破万作、りりィ、梅沢昌代、甲本雅裕、沖津和、菊田美茄海、鹿瀬陽子、山上賢治、木村明子、臼田琢美、藤岡比左志、芥正彦、二木てるみ、夏八木勲、たちである。(後のBS-iドラマに出演している人も何人かいますね。)
引きこもりの兄のいる雑誌のフリーライター・朝倉ユキ。ある日、兄がアパートで死んでいるのが発見された。後日、兄のアパートでユキが目にしたのは、コンセントに繋がれたままの掃除機であり、彼女はそれ以来、兄の死の責任を感じ、兄の秘密が気になるようになり、死臭や幻覚につきまとわれるようになり...
「映画『PING PONG・ピンポン』」:2002年に製作、公開された日本映画である。松本大洋原作の同名漫画の映画化作品で、派手に使ったCGが売りの作品である。
作品データを記しておくと、アスミック・エース・エンタテインメント、小学館、TBS、BS-i、イマジカ、日本出版販売の作品で、時間は114分、原作は松本大洋、監督は曽利文彦、脚本は宮藤官九郎、撮影は佐光朗、美術は金勝浩一、音楽は二見裕志である。そして出演は、窪塚洋介、ARATA、サム・リー、中村獅童、大倉孝二、松尾スズキ、荒川良々、近藤公園、平野貴大、翁華栄、末満健一、三輪明日美、津田寛治、馬淵英里何、山下真司、石野真子、夏木マリ、竹中直人、たちである。
幼なじみのペコとスマイルは卓球に打ち込んでいる高校生。ペコは勝つことに絶対的な自信を持ちながらも天真爛漫で気分屋であり、スマイルは「卓球は暇つぶし」と公言しているクールな男だった。高校で卓球部に所属していたが、練習には殆ど参加していなかった。ある日、日本卓球界の星ともてはやされた過去を持つ卓球部顧問・小泉がスマイルの才能に目を付けて指導しようとする。が、スマイルはその熱血指導を拒絶するが...
「映画『黄昏流星群』」:弘兼憲史原作の連載漫画の映画化作品であって、2本が製作されている。2本とも2001年製作、公開は2002年であって、同時公開となった。「同窓会星団」と「星のレストラン」の2本である。
弘兼憲史シネマ劇場「黄昏流星群」同窓会星団
作品データを記しておくと、弘兼憲史シネマ製作委員会、BS-i、日本ビクター、電通の作品であり、時間は94分、原作は弘兼憲史、監督は山川元、脚本は磯村一路と山川元の2人、撮影は北沢弘之、美術は澤路和範、音楽は百石元である。そして出演は、神田正輝、原日出子、高岡蒼佑、上野未来、安藤響、菅原大吉、角替和枝、モロ師岡、ベンガル、たちである。
商社に勤めている砂川は、フィリピン赴任中に妻を事故で亡くし、帰国した現在は息子・和馬と二人で暮らしていた。そんな中、初めて出席した高校の同窓会で、当時つき合っていた小倉美智子と再会した。2人は共に独身ということで、2人はつき合うようになる。そんな中、和馬が車にひき逃げされた。和馬を助けたのは美智子の息子・正彦であり、片親同士がつき合っていることを知らずに、和馬と正彦は友情で結ばれていくが...
弘兼憲史シネマ劇場「黄昏流星群」星のレストラン
作品データを記しておくと、弘兼憲史シネマ製作委員会、BS-i、日本ビクター、電通の作品であり、時間は99分、原作は弘兼憲史、監督と脚本は富岡忠文、撮影は佐々木原保志、美術は澤路和範、音楽は百石元と西村ヒロである。そして出演は、石橋蓮司、鳥羽潤、板谷由夏、神原聖、遠藤雅、土屋久美子、でんでん、原金太郎、Anne Lefol、篠井英介、たちである。
料理人ヒロミは一流のシェフを目指して青山の高級フランス料理店で働いている。ある日、初老の男と知り合い、自慢の料理を振る舞うも、料理の欠点を鋭く指摘され、男は自ら料理を作った。その腕前は凄かった。彼は以前にフランスで活躍した伝説の料理人・立松一平であり、フランスで食中毒事件を起こしたことから、料理の世界から足を洗っていた。ヒロミは彼に料理を教えて貰うことにしたが...
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