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ケータイ刑事銭形泪26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形泪・2nd.13話」(通算26話)の「さよなら、柴田さん ~無差別爆破事件」の「裏ネタ編」も3回目となるが、今回は前回の天体関係の続きということで、劇中に名前が出てきた太陽系の星々から、「太陽」についてと、惑星の「水星」「地球」「土星」「海王星」について記します。(「海王星」については「・13話[裏ネタ編]PART 2」で記しているが、それをベースに加筆しました。)

尚、約2年11ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

太陽」:銀河系に存在する恒星の一つであり、太陽系を構成する物理的な中心となる星である。銀河系の中心から約2万8000光年の位置にある。英語では「Sun」、ドイツ語では「Sonne」、フランス語では「Soleil」、イタリア語では「Sole」、スペイン語では「Sol」と言う。

尚、太陽系以外の恒星系に於いても、惑星を従えている恒星系の中心となる星のことを「太陽」と呼ぶことがある。(但し、その恒星には別の名前もあって、その星系での太陽という意味である。)

地球から約1億5000万kmら位置にあり、直径は約139万kmで地球の約109倍、体積は地球の約130.4万倍、質量は地球の約33万倍、表面重力は地球の約28倍、表面温度は約6000K、視半径は約16'、自転周期は赤道付近で27.27日、緯度30゜付近で28.2日、緯度60゜で30.8日である。また、太陽系の全ての惑星、準惑星、小惑星、彗星を含めてもその質量の99.9%が太陽であるため、太陽系そのものと言っても良い。

太陽は扁平率が0.01以下なので、ほぼ完全な球体と言って良い。が、表面は6000Kの高温ということで、地球のような固体惑星に見られる表面というものがはっきりと存在していない。(ガス惑星の木星や土星と同じ。)が、太陽を取り囲むように存在しているコロナの温度は約100万度という超高温であることが分かっている。(表面の6000度と比べると、余りにも高温であるが、この原因ははっきりと解明されていない。)→太陽についても解明されていないことの方が多いが、惑星調査のように探査機を飛ばして調べるにしても、太陽に接近しようとすると、熱で解けてしまうため接近するにも限界がありますし... とは言っても、少しずつは解明されていくことでしょうね。

尚、太陽系の惑星と違って、誰が発見したというようなものではなく、人類にとっては最初から存在しているというようなものである。ということもあって、太陽は古代から全てを司る源とされ、古代エジプトをはじめ、古代国家では「太陽は神」として崇められており、世界各地で太陽崇拝が行われていた。また、神話の世界でも中心的に神とされてきた。それだけに、「聖なるもの」という部分があるだけに、全てが解明されない方が良いような気もしますが...

※「太陽」については、書き始めたらいくらでも長くなってしまうので、今回はこれぐらいで止めることにします。

水星」:太陽系の第一惑星であり、太陽に最も近い軌道(離心率0.2の楕円軌道である。)を回っている。英語では「Mercury」。太陽系の8つの惑星の中では最も小さい惑星(木星の衛星・ガニメデや土星の衛星・タイタンの方が大きさが大きい。)であり、その大きさは赤道面の直径が約4900km(地球の1/3よりもやや大きい程度である。)、質量は地球の約5.5%、自転周期は約58.65日、公転周期は約88日、太陽からの平均距離は約5800万km(約4600万km~約7000万km)である。尚、大気を持っておらず、衛星も存在しない。地球と同じ固体惑星(地球型惑星)である。また、重力は地球の約0.37倍とされている。→太陽の回りを1周するのを1年、自転で1回転するのを1日とすると、水星の1年は1.5日で、2年で3日ということになる。但し1日は地球時間の2ヶ月弱ということになります。

大気がないことと、自転速度が遅いこと、太陽に近いことから、昼の部分(=太陽光を受けている面)の温度は400゜C以上となり、夜の部分(=太陽光を受けていない面)の温度は-180゜Cに下がるという温度差の激しい惑星である。

1973年に打ち上げられたマリナー10号が1974~1975年に接近し、調査を行ったところ、月と同様に、表面に数多くのクレーターが存在していることが分かった。(このため、月とよく似ているとされて、他の惑星の調査を優先するようにされてしまった。→水星に接近するには、太陽が近いため、かなり難しい。)

地球」:太陽系の第三惑星であり、岩石で出来ている地球型惑星(固体惑星)に分類される4つの中では最も大きい。英語では「Earth」、ドイツ語では「Erde」、フランス語では「Terre」、イタリア語では「Terra」、スペイン語では「Tierra」と言う。

太陽からの平均距離は約1億5000万km(これを「1天文単位(1AU)」として、太陽系の大きさを述べる際の長さの単位とされている。)赤道面の直径は約12750km、極直径は約12700km、離心率0.01672の楕円軌道で太陽の回りを回り、公転周期は365.256日、自転周期は23時間56分4秒である。また、衛星は月の1個である。

地球は完全な球体ではなく、極半径よりも赤道半径の方が約21kmほど大きい。そのため、よく言われるのは、地球での最高峰であるエベレスト(海抜高度で標高8848m)よりも、地球の中心点からの距離が最も遠くなる南米・エクアドルにあるチンボラソ山(海抜高度で6267m)を地球上で最も高い山だという声もある。実際、19世紀初頭まではこの山が世界で最も高い山と考えられていた。(ほぼ赤道直下という南緯1゜28'にあります。エクアドルの最高峰であるが、南米の最高峰ではない。)

地表の総面積は約5億1000万平方キロで、その内の70.8%にあたる3億6100万平方キロが海である。が、陸地は均等に分部しておらず、北半球に偏っている。そのため、最も陸地の割合が多くなる面を「陸半球」と呼ぶ。これはフランスのナント付近(北緯47゜13'、西経1゜32')がその中心となり、ヨーロッパを中心にユーラシア大陸、アフリカ大陸、北米大陸と南米大陸の北東部が入る。これには全陸地の84%が含まれる。しかし、陸半球の陸と海の割合は49:51であって、これでも海の方が多い。

一方、この裏側を「水半球」と呼び、90%が海である。陸地はオーストラリア大陸と南極大陸、南米大陸の南部、ニュージーランドとインドネシアなどである。中心はニュージーランド東南のアンティポデス諸島付近(南緯47゜13'、東経178゜28')である。

※「地球」については、書き始めたらいくらでも長くなってしまうので、今回はこれぐらいで止めることにします。(「太陽」と共に、そのうち続きを書くかも...???)

土星」:太陽系の第六惑星で、木星に次いで2番目に大きい惑星である。太陽系の惑星の中では最も密度が低い惑星であり、水よりも密度が低い。(「水に入れたら浮く」と言われるが、地球の10倍の星をどうやって水に入れるのやら...)英語では「Saturn」。木星型惑星と呼ばれていて、巨大なガス惑星である。(→質量が小さすぎて恒星になれなかったと考えられている。)

太陽からの平均距離は約14億km(地球と太陽の距離の10倍弱である。)赤道面の直径は約12万km(地球の10倍弱)、但し極方向に扁平であり扁率が0.1である。質量は地球の約95倍、自転周期は赤道面が約10時間14分、極付近は約10時間40分(画家惑星であり、地球のような個体ではないため、位置によって自転速度が異なっている。)、公転周期は29.53年、衛星はこれまでに61の確定されたものとまだ確定されていない3個を合わせた64個が発見されている。また、環については不確実の11本と6本の隙間が発見されている。(衛星については、直径が数km程度というごく小さなものまで含まれているが、今後、見直しがされて数値が減ることもあるでしょうし、新たに発見されて増えることもあるでしょうね...)

土星で最も有名なのは「環」であるが、これが発見されたのは1610年(日本では徳川幕府が開かれて少しした時)である。(ガリレオが発見した。)環は非常に薄いものであり、最も内側は数m程度の厚さしかない。外側に行くにつれて厚くなり、最外周のE環は厚さ1万kmと推定されいる。

海王星」:太陽系の8つの惑星の内、最外周に位置する惑星である。(2006年以降で、それ以前は冥王星が最外周の惑星とされていた。)この物語は2004年のものなので、外から2番目の惑星とされていました。

英語では「Neptune」と言うが、これはローマ神話の海神ネプトゥヌスにちなんだものである。(惑星の名前は神話に登場する神の名前というのが一般的である。)

太陽からの平均距離は約45億km(地球と太陽が約1.5億kmだから、その約30倍となる。)赤道面の直径は約5万km(地球の4倍弱)、質量は地球の約17倍、自転周期は約16時間、公転周期は165.2年、現時点では13個の衛星が発見されている。太陽からの距離が遠いため、地表温度は低く、絶対温度で50゜K前後(-220゜C前後)という極寒の惑星であり、巨大な氷の塊というような惑星(「天王星型惑星(巨大氷惑星)」と呼ばれている。)メタンを大量に存在しているため赤色光を吸収するため、緑色に見える。

この惑星が発見されたのは1846年である。天王星が発見された跡、天王星の位置の観測地と計算値との違いから、イギリスのジョン・C・アダムズやフランスのユルバン・ルヴェリエたちが計算によってこの星の位置を推測し、この計算結果に基づいて、ドイツのヨハン・ガレが1846年に発見した。→この3人が海王星の発見者ということになっている。

発見されてから100年ちょっとの間は推測だけであったが、1989年に惑星探査機ボイジャー2号が再接近し、その時に新たなことが判明した。地球からははっきりと確認できなかった環が2本あること、当時は2個しか発見されていなかった衛星が新たに6個発見されたこと(その後、更に5個の衛星が発見されている。)、メタンの上昇で生じたと見られる白い雲の存在が確認されたこと(気象現象が起きていると分析された。)などで、謎に満ちていた惑星の姿が明らかになった。また、衛星・トリトンの地表にも-200゜C前後の低温物質が噴出した跡が確認された。

海王星で最も有名なのは「風」である。最大風速は時速2000kmにも達していて、太陽系の中では最も速度の速い風である。

現在、NASAでは2030年頃に海王星に到達する探査機の打ち上げ計画があるが、地球を出発してから海王星に到達するまでには8~12年程度かかるとされているので、新たなことが分かるのはまだまだ先のことでしょうね。(それだけ遠い所にある惑星です。)

 

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