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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その108) [ケータイ刑事]

今回は、7代目がスタートする直前企画ということで、7代目にレギュラーで登場する脇役にスポットを当てることにして、そのキャラクターの類似キャラということで述べることにする。で、テーマは「乗物を作る男」ということにします。で、取り上げる物語は「ケータイ刑事」からは「・3rd.7話」、「007」からは「ワールド・イズ・ノット・イナフ」ということで、脇役の柴田束志/Qという名物男がそれを作った男ということで登場となります。

ケータイ刑事」:「・3rd.7話」。「BS初!ついにやるのかフィギュア劇!? ~銭形海、世界を駆ける!」と言う物語で、フィギュア劇である。

この物語では、柴田束志が移動に使う気球を作り、それを使って海ちゃんたち3人が移動をするのだが、フィギュア・サイズに小さくなっているので、ポリバケツに風船をくっつけただけというものである。(これでも移動に使ってそれなりの役割を果たしたので、立派な乗物である。但し、大きな問題点がありましたけど...)

フィギュア・サイズになったちゃんと松山さんだったが、警視庁から下北沢までは遠く(何せ、フィギュア・サイズになっているので、身長が1/6になってしまった。)、途方に暮れてしまう。そんな所に、柴田束志さんが「こんなことがあろうかと」ということで作っていたバケツ気球を持ってきた。で、3人はこれに乗りこんで警視庁から事件現場となった下北沢に移動に使用した。

しかし、このバケツ気球の欠点は、一度上昇したら降下することが出来ないということであった。で、降りるときは気球から飛び降りることで地上に降りると言うことになる。(スカイダイビングの要領で飛び降りることになる。)で、その時に使うパラシュートとして、パラソルや雨傘が備え付けられていて、それを使ってスカイダイビングをして降りた3人でした。

で、無人となったバケツ気球がどうなったかは、不明である。→おそらく、3人が降りたことで、軽くなり、更に上昇し、何処かに飛んでいってしまったことでしょうが、場合によっては上昇したことによる気圧低下で、風船が割れてしまい、バケツは何処かに落下したという可能性もある。いずれにしても、二度と使われることがなく、スクラップになったということだけは疑う余地がない。

一応、「移動する」という役割は果たしたが、未完成の乗物ということになり、柴田束志さんが作ったものらしいことになりました。

007」:「ワールド・イズ・ノット・イナフ」。1999年のシリーズ第19作で、5代目ボンドの第3作である。また、20世紀最後のミッションとして宣伝された作品でもありました。

この物語に登場する乗物というのは「Qボート」のことである。これはQが引退後に釣り船として使いたいということを部下に話していたものであり、Qが開発したものである。(ただ、釣り船に使うのなら、防弾ガラスをはじめ、様々な(武器などの)装備は必要ないでしょう。まさか、魚をロケット弾や魚雷を発射して釣り上げるということを考えていたということはないでしょうし...)尚、一応形としてはボートとなっているが、最終的な調整はまだ終わっていない未完成というものでした。

MI-6を襲ったシガー・ガールが逃走し、テムズ川に逃げたが、それを追ったボンドがQボートを見つけ、それに乗り込んだ。Qはまだ未完成ということで制止するが、容疑者を捕り逃がすことになってしまうため、ボンドはQの忠告も聞かずに出ていった。で、最高速度160km/hを誇るQボートが船で逃走したシガー・ガールの追跡をする。ボンドは途中で装備されている武器(魚雷やロケット弾)を発射し、テムズ川での大捕物が始まる。しかしシガー・ガールも反撃することから、Qボートも窮地に陥る。時には上下を逆さまにして攻撃を逃れたりして、追跡を続けるボンド。で、川が蛇行しているということで、ボンドはQボートを陸上に上げて、川をショートカットして先回りをしようとする。で、この時Qボートは陸上も疾走した。

追ってくるボンドがいなくなったということで、シガー・ガールは安心するが、先回りしていたボンドに追われ、遂にその執拗な追跡から逃れるために船を捨て、気球に乗り移って空に逃げていこうとした。しかしボンドはその気球から垂れ下がっているロープにぶら下がり、Qボートを捨ててシガー・ガールの追跡を続けた。このためQボートは操縦者がいなくなり、クラッシュすることになった。

一応、「追跡する」という役割は果たしたが、最終的にはクラッシュしてポンコツになってしまい、Qの老後の楽しみである釣り船としての用途は夢となってしまいました。→ボンドが使うと、無傷で戻って来ることがないのはお約束です。

共通点は、同じような立場にいる人(鑑識・柴田束志、秘密兵器開発のQ)が作った乗物であり、主人公が使ったということ(「ケータイ刑事」では作った本人と相棒の松山さんも利用しました。)、主人公が所属する組織の本部からこれに乗っていったということ、そして最後はクラッシュして粗大ゴミになったということである。しかも、いずれもが緊急事態ということで使われた乗物という所も共通している。→一応、それなりに役立ったものの、結果的には使い捨ての粗大ゴミを作ったというになり、この結果も共通している。

違いは、空の乗物と水の乗物ということである。(Qボートは短距離であれば陸上移動も可能であり、実際にボンドが陸上移動していることから、水陸の乗物と言っても良い。)

次回も、7代目「銭形命」がスタートする直前ということで、特別企画ということにする予定です。何が登場するか、お楽しみに。

 

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