SSブログ

仮面の忍者 赤影~根来篇#1 [特撮]

関テレの深夜の再放送も、今週からは第三部の「根来篇」に突入です。根来篇の特徴は、何と言っても巨大怪獣が登場するということに尽きる。(第一部では金目像が巨大なものとして登場していたが、それだけだったし、第二部ではSFチックな円盤程度だっただけに、複数の巨大怪獣が出てくるというのは、楽しいところである。)

物語は、織田信長の暗殺を請け負った根来衆に対して、赤影たちが信長を守っていく、というのが基本である。根来衆は怪獣を操るが、登場する怪獣は全部で6体である。(13人衆の全てが怪獣を操る訳ではない。)

とはいっても、本作では、ウルトラマンのように巨大な戦士が登場するのでもなく、戦隊のように巨大ロボが登場する訳でもない。つまり、巨大怪獣に対して等身大の赤影たちが立ち向かって行くというのだから、面白いのである。→「ウルトラQ」がこれに先駆けているが、その後はこういう作品はなく、巨大怪獣が登場する作品には何らかの巨大ヒーローが登場するのが常になっている。

ただ、40年以上も昔の作品ということで、特撮技術に関してはレベルが低い。合成の一つを見ても、現在の技術とはかけ離れた前時代のものである。が、これは40年という歳月がある以上、仕方のないことである。また、その陳腐さを肴にして楽しむと言うのが面白い楽しみ方である。

物語の方は、何年前になるのか覚えていないが(確実に言えるのは20世紀だったということだけ。)、全部見ているものの、細かい所までの全てを覚えている訳ではないので、完全な新作を見るのとは違うが、最後まで楽しんでいこうと思います。

尚、赤影の爽やかな所、白影の渋さ、青影の陽気なノリはこれまでと同じであり、色々と突っ込みたくなるところが用意されているのは、第一部、第二部と同じであって、本作を楽しい作品にしている所である。でも、考えてみると、最近は本作のように「明るく楽しい作品」は完全に無いですね。(デザインを始め、過去の遺産におんぶにだっこで、脚本も酷く、完全にゴミという作品まである時代ですし...)

ところで、本作は、最近では規制もあって描かれることのない「血が派手に出る演出」などもあって、これも時代を感じさせてくれるところである。最近では「作品のオリジナリティを尊重して…」ということで、現在だと放送上問題になるような台詞でもカットしたりせずにそのまま放送しているが、こういう形での放送は正しい姿である。(部分的に「ピー」と入れるのは簡単だが、これは作品の改編であって、色々と問題となるところである。→著作権に対する考え方も、随分と変わってきたものですね。)

放送は深夜であるため、リアルタイムで見ることはせず、録画しておいたものを見る(途中のCMが3分で、30分番組を36分枠で放送することになり、CM占有率が27%にも達するのだが、録画したものを見るのなら、CMは飛ばせるので、CM占有率の高さはあまり気にならない。→もし、リアルタイムで見ていたら、CMの多さにうんざりするだけでしょうね...)ことになるが、最終回まで続けてみていくつもりでいる。尚、「赤影」について次に記すのは、第三部の最終回を見てからにする予定です。

 

仮面の忍者 赤影 第三部 根來篇 [DVD]

仮面の忍者 赤影 第三部 根來篇 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

↓一応、第一部からも拾っておきます。

仮面の忍者 赤影 第一部 金目教編 [DVD]

仮面の忍者 赤影 第一部 金目教編 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

仮面の忍者 赤影 第二部 卍党篇 [DVD]

仮面の忍者 赤影 第二部 卍党篇 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

仮面の忍者 赤影 第四部 魔風篇 [DVD]

仮面の忍者 赤影 第四部 魔風篇 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。