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ケータイ刑事銭形舞1話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

BS-TBSの再放送の「銭形愛」が終了し、後は「銭形舞」となるので、「[裏ネタ編]」を増補するということで、その再放送に合わせて、1話について2~3回程記していくことにします。(以前に、1話について1回ずつ記しているので、今回は「PART 2」からということで記していきます。)


今回は、ダンスクイーンのちゃんらしい所から、「ダンス教室」について、事件で鍵となった「盗聴器」について、そして被害者・ゴマミが目標として口にした「ブロードウェイ」について記します。尚、「盗聴器」については「愛12話[裏ネタ編]PART 3」で記しているが、それをベースに多少加筆をしました。

また、この物語について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

ダンス教室」:「ダンス」を指導する場所のことである。趣味で様々なことを教える教室があるが、その中の一つである。(町中に良く見るのは「書道教室」「料理教室」「将棋教室」「ピアノ教室」などがあるが、それらの仲間である。)

「ダンス」は「舞踊」「踊り」とも言われるが、特に西洋式の踊りのことを指している。(日本に伝わる踊りのことを「日本舞踊」と言うように、「ダンス」とは区別していることから分かることである。)

ダンスは、人類が現れた当初から存在しているものと考えられていて、日常行動の動作とは異なる身振りを元にしたもので、それが音楽と結びついて発展してきたものである。古代では、呪術と繋がったり、神道に繋がったりして、社会を支配することにも繋がっていたものである。また、農業で収穫があると、感謝の踊りを行うというように、宗教的な儀式としても発展した。それが中世になると、宗教とは関係なく、娯楽の一つとして舞踏会が行われるように、王侯貴族の間の娯楽として新しいものが生まれた。これは更にバレエに発展し、オペラやミュージカルという演劇にも繋がることになる。また、東洋では京劇、能などが宗教的な儀式から分離したものとして芸術の世界のものとして生まれている。

近世になると、芸術的なものから、商業的なものが生まれることになり、今日のショー・ビジネスの基礎が確立することになった。また、20世紀中期にはロックという新しい音楽が生まれ、これが発展を続けていって、その一部がディスコ・ミュージック、ダンス・ミュージックと呼ばれる新しいダンスを生むことになった。

盗聴器」:「盗聴」とは、会話をしている本人に気づかれることなく、盗み聞きをする行為を指す。また、「盗聴」には、人と人が直接話している会話だけでなく、電話などの通信もこれに含まれる。「盗聴器」のことを英語では「Bug」または「Tap」という。(「Bug」は盗聴器という感じで比較的小型のもの、「Tap」になると盗聴装置という大がかりな装置という意味合いが強くなる。)

「盗聴器」は、その盗聴を行うための装置のことである。いくつかの機能パーツに分けられるが、音声を密かに集める集音器と集音した音声を記録する装置、または音声を電波として送信する装置と送信された電波を受信する装置から構成される。(これらが組み合わされたもの、または単独でも「盗聴器」ということになる。)

一般的には、音を拾う集音部のマイク部分と、集音した音声を記録する手段が一緒になった装置と、マイクで拾った音声を電波で飛ばして、それを離れた場所で受信して内容を盗み聞きするような構成のものとがある。前者の構成の盗聴器では、後から仕掛けた人が回収しなければ「盗聴器」という役割は果たせないが、後者だとは、マイク部分は特に回収する必要がないため、こちらの構成のものが現在の主流になっている。

音声を電波で飛ばすためには、電気回路が必要であり、当然のことながら電源が必要となる。そのため、電源が供給されている電話回線や電力線(家庭用電源)を利用することで、盗聴器専用の電源を不要とした構成のものが一般的な形となっていて、電話回りと電源回り(コンセント回り)には盗聴器が仕掛けられている可能性が高いことになる。→テーブルタップの形をした盗聴器というのはポピュラーである。

尚、盗聴器を仕掛けて電波を傍受する行為は、様々な法によって禁じられている行為である。しかし、盗聴器を自ら設置せず、単に無線を傍受する行為のみであれば違法ではない。(元々「無線」は関係ない第三者に聴かれることを前提としたシステムであるため、電波の受信だけであれば違法行為とはならない。これはラジオを聴くのと同じレベルということである。)しかし、盗聴器を仕掛けるために無断で(他人の住居に)侵入したら、これは「住居侵入罪」が成立する。また、盗聴器を動かすための電源として、その場の電気を使うようにすると(電力の)「窃盗罪」となり、受信した内容を他人に言いふらしたり、受信した電波を他の周波数に変えて電波を飛ばす行為(再送信)、制限を超えた出力に増強して電波を送出したら「電波法違反」となる。このため、盗聴器を仕掛けるだけで違法行為を侵すことになり、場合によっては様々な違法行為を重ねることになる。

現在の盗聴器は電波を飛ばす方式が主流であることから、盗聴器が仕掛けられていることを探すのは比較的容易になっている。(とは言っても、電気に関するある程度の知識が必要である。)盗聴されているという可能性があれば、専門業者に調査して貰うということがよろしいかと...

ブロードウェイ」:英語では「Broadway」。日本語では「ブロードウェー」または「ブロードウェイ」という2つの表記がある。元の意味は「広い道」であり、町の中心地を通るような幹線道路を指す言葉であり、何処の町にもある通りの一般名称に過ぎなかった。が、その中でもニューヨークのマンハッタンの中央部を貫く大通りには劇場街があり、これが余りにも有名になり、特にその劇場街のことを指すようになった。(狭義ではブロードウェイ通の41丁目から53丁目付近を指す。)

この劇場街は、40軒ほどの劇場が集まっていて、商業演劇(特にミュージカル)が数多く上演されていて、世界のミュージカルの中心地になっている。そのことから、演劇の世界では「ブロードウェイ」(「ブロードウェー」と表記されることは少ない)と言うとミュージカル劇のことを指す。

 

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