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ケータイ刑事銭形泪29話(2nd.16話)[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

「名曲探偵アマデウス」が夏休みということで完全にお休みなので、ピンチヒッターとしてちゃんです。(次の「名曲探偵アマデウス」の放送は、BS-hiで8/23、地上波は8/28(8/14の高校野球が雨天中止となった場合は放送がある予定となっている。)、BS-2は9/11の予定です。)


通算では29話となる「銭形泪・2nd.16話」の「ああ、さそり違い ~銭形泪誘拐事件」の「裏ネタ編」の2回目となる今回はこの物語に登場した動物関係から、「ペット」について、「生物兵器」について、そして「毒蛇」について、「クロコダイル」について、記します。

尚、約3年前になるBS-i(当時)のこの物語の再放送時に記した記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

ペット」:愛玩動物のことである。英語では「Pet」という。人間の生活に於いて心に潤いをもたらしてくれるということで飼育されている動物全般を指して言う言葉である。犬、猫、小鳥、金魚、昆虫などが代表的なペットとして飼育される動物であるが、中には変わった動物(例えば爬虫類など)をペットとして飼育している人もいる。

歴史は古く、古代エジプトでは猫がペットとして飼育されていたことが分かっている。(古代エジプトでは、猫は神格化されていたこともあって、王族に相応しい動物ということにされていた。猫のミイラも発見されていることから、単なる動物ではなく、高貴な存在として扱われていたことを伺い知ることが出来る。)

尚、「家畜」も人間に飼育されている動物であるが、こちらは人間が利用するために飼育されている動物であり、労働力として利用したり、生み出すものを食糧として利用するために飼育されている動物である。そのため、「ペット」とは違うものという扱いである。(家畜は食糧として食べることがあるが、ペットを食糧として食べることはしない。)但し、動物の種類によっては、ペットと家畜との線引きが曖昧になっているものもある。また、他人には「家畜」と見えても飼育者にとったら「ペット」として愛玩動物として扱っている場合もある。

日本でも、古来から愛玩動物として飼育されていた動物がいるが、江戸時代、5代将軍綱吉の時代に発令された「生類憐れみの令」(こういう名前のお触れは存在せず、多数出されたお触れの総称である。)は犬をはじめ、猫、鳥、魚類、貝類、虫類などの生物を対象とした法令があって、動物を特に大事にした。(愛玩動物という範疇を超えた行きすぎという批判が集まっている悪法として知られている。)「お犬様」として犬が特に大事にされたのは、将軍・綱吉が丙戌年生まれだったためで、犬は特別という扱いであった。(犬だけを対象としているお触れではない。)

現在の日本では、ペットはあくまでも「物」である。が、飼育する場合は「動物の愛護及び管理に関する法律」によって定められた義務を負うことになる。(動物虐待の防止や、公衆衛生の問題のため)また、飼育するのが難しい動物、特に「危険動物」(特定動物)と指定されている動物を飼育する場合は、都道府県知事、または政令市の長の許可が必要である。(「・29話(2nd.16話)[裏ネタ編]PART 1」で記した通りである。)

愛玩動物ということで大事に飼育している間はよいが、思っていた以上に成長して体が大きくなったり、もともと飼育が難しい動物の世話に嫌気が差して、動物を捨てるということが問題となっている。特に捨てられた動物が野生化して、農作物に被害を与えたり、時には人を襲うというようなことも起こっていて問題となっているが、ペットを飼育するからには最期まで責任を持って飼育するのが当然であって、ペットを捨てるということを行う人は、自分の子どもを捨てるのと同じことである。これに対しても厳罰で対処するということを打ち出して貰いたい所である。(親が子どもに負う責任と同等にして、ペットを捨てた輩には「保護責任者遺棄罪」や「不保護罪」と同等の刑罰を与えるべきだと考えるべきである。→三ヶ月以上5年以下の懲役刑が科せられるのが現状である。)

生物兵器」:英語では「Biological Weapon」という。細菌、ウイルス、リケッチア、生体組織毒素などを用いた兵器であり、これによって人間や動物の殺傷を目的としたもののことである。

現在ではジュネーブ議定書(1925年に調印されたもので、戦争に際して使用禁止を規定したもの。日本は1982年に批准している。)によって使用が禁止されている。

これに該当するものとして知られているものとして、天然痘ウイルス、炭疽菌、ボツリヌス毒素などがある。尚、未知のウイルスは研究段階での感染を防ぐことが出来ないこともあって、自分も危険となるため使用されず、治療方法が確立しているものが使用されるのが一般的である。

使用方法は色々と考えられるが、ミサイルの弾頭に壮ちゃんして発射する方法、空中噴霧を行う方法、水源に混入させる方法などが知られている。(当然、思ってもいないような使用方法を考案して、ということも考えられる。)少量で威力が大きいものや、使用環境の温度条件などの制約を受けないもの、が良い生物兵器とされている。

微生物学、遺伝学、生化学などの進化によって研究が進み、20世紀に入ってからは各国で研究開発されたとされている。が、兵器としての非人道性が非難されたことから、ジュネーブ議定書で使用禁止が取り決められた。(が、その後も研究開発された、というのが定説となっている。)→現在では医学や細菌の研究と称して、秘密裏に行われ続けているというのが定説になっている。

核兵器(Atomic)、生物兵器(Biological)、化学兵器(Chemical)の3つの頭文字を取って「ABC兵器」(核兵器は「Nuclear」とも呼ばれることから「NBC兵器」と言う場合もあり、または「放射能兵器(Radioactiv)」と呼ばれて「RBC兵器」と呼ぶ場合もある。)と呼ばれ、従来の兵器とは異なる殺傷能力の高いとして知られているが、これらの中でも生物兵器は最も費用対効果が大きい兵器として知られている。(核、化学兵器よりも開発費用が安く、大がかりな施設がなくても製造できるため。但し、使用時の気象条件の影響を受けやすいため、使用しにくい兵器としても知られている。)

これまでの歴史では、天然痘は患者の使用したものからも感染することから、天然痘患者の使用した毛布を敵に配布したことがある、とか、ペスト患者の死体を投棄したというような例もある。また、炭疽菌を使ったテロが1993年の亀戸異臭事件や2001年のアメリカで使用されている。

AIDSがウイルスということが分かった当初には、これは生物兵器として開発された物と言われたこともあり、細菌では未知の新しいウイルスによって何らかの完成者が現れると、それは新しい生物兵器(細菌兵器)であると言われるようになっている。(その真偽は定かではないですが...)

毒蛇」:蛇は現在世界で約330属2700種ほどが生息しているとされているが、その中で毒を持っている蛇の総称である。その種類は約800~900種程度とされている。その中でも致命傷となるような強い毒性を持っているのは約450種とされている。主な毒蛇は、殆どがコブラ科、ウミヘビ科、クサリヘビ科、ナミヘビ科に属している。

毒蛇の持っている毒は、神経毒、または出血毒が殆どである。(それ以外の毒は溶血毒、心臓毒などである。)コブラ科の毒蛇は神経毒が多く、クサリヘビ科の毒蛇は出血毒が多い。

毒を持っているのは、餌を殺すことを主目的としていて、餌となる動物に噛みついて毒を注入して動きを止めて殺し、それから餌にありつく、というのが主である。が、時には自衛のために毒を相手に注入しようとすることがある。(毒蛇を前にして、下手に威嚇すると、自衛のために襲ってくることがある。→蛇を刺激するようなことをすることは危険である。)

毒蛇に襲われて毒素を体内に注入された場合は、毒を少しでも吐き出すことが必要である。また、血清は同種の蛇から生成されたものが有効である。(一刻も早く処置を行わないと、死に至ることになる場合もある。)

英語では「Poisonous Snake」と言うのが一般的である。(これも毒蛇全体を指す総称である。)尚、まむしのことは「Viper」という。

日本にも毒蛇は生息していて、ハブやまむし(ニホンマムシ)がいる。これらは共にクサリヘビ科に属していて、ハブはハブ属、ニホンマムシはマムシ属に属している。共に噛まれた場合は速やかな対処が必要であり、速やかに血清を投与して貰う必要がある。(出来るだけ動かないようにして、毒牙全身に回るのを遅くするなど、対処方法はしっかりと学んでおきましょう。)

クロコダイル」:ワニ目クロコダイル科に属する爬虫類の動物の総称である。吻端が尖っていて、長い三角形の形をした頭、をしたワニの仲間である。主に熱帯地方の水辺(淡水)に生息していて、人や動物を襲う種類(特に、ナイルワニ、イリエワニ)もいる。(「アリゲーター」の方はおとなしい性質である。)肉食であって、魚類、爬虫類、鳥類、哺乳類、昆虫類、甲殻類、貝類などを食べる。(人間にも襲いかかって食べようとする。)

獰猛なワニというイメージは、クロコダイルからきているものである。口を閉じていても下あごの歯(前から4番目の歯)が露出していることも、獰猛な動物というイメージを強くしている。

体長は小形種でも3m程度に達し、普通は5m~7mほどの大きさである。(こんな大きなクロコダイルに襲われたら、ひとたまりもありません。)

種類としては、ナイルワニ、イリエワニ(ウミワニ)、アメリカワニ、コビトワニ、マレーガビアル、ヌマワニ(インドワニ)、アフリカクチナガワニ、オリノコワニ、シャムワニ、オーストラリアワニ、などがいる。

「アリゲーター」と同様に、皮革用として利用されて乱獲されたことから、現在ではワシントン条約付属書Ⅱ類に分類されているため、取り引きを行う場合は輸出国の輸出許可書が必要である。(乱獲以外の原因もある。→生息地である熱帯地方の水辺の開発による環境破壊。)→ワニ皮を取るために、アリゲーターと同様に養殖されている。

映画「007/オクトパシー」で、ボンドがワニの形をした潜水艦を使ってオクトパシーの水上宮殿に潜入したが、これはクロコダイルをモデルとしたものであって、アリゲーターではない。(その大きさからも、アリゲーターは普通は2~3mであるので、人間が中に入るにしては小さすぎることになって、おかしいことになる。)→公式にも「クロコダイル型潜水艦」という名称になっているので、これは動物学的な特徴(体長)を考えても正しい所である。

尚、英語では「Crocodile」と綴る。

 

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