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「THE LOST BOYS」 [映画(洋画)]

表題の作品は1987年のアメリカ映画「ロストボーイ」である。21年後の2008年になって、突如続編である「ロストボーイ:ニューブラッド」(原題は「LOST BOYS: THE TRIBE」)が製作されたのは記憶に新しい所である。'80'sにはホラーブームかせあって、様々なモンスターがスクリーンに登場したが、その中でも吸血鬼は様々な形で登場することになるが、本作はそんな時代に製作された吸血鬼映画である。が、ホラーという要素は薄くなっていて、'80's作品らしい明るく楽しいノリの作品である。

作品データを記しておくと、時間は96分、監督はジョエル・シューマカー、脚本はジャニス・フィッシャー、ジェームズ・ジェレミアス、ジェフリー・ボームの3人、撮影はマイケル・チャップマン、特殊メイクはグレッグ・キャノム、音楽はトーマス・ニューマンである。そして出演は、ジェイソン・パトリック、コリー・ハイム、コリー・フェルドマン、キーファー・サザーランド、ダイアン・ウィースト、ジェイミー・ガーツ、ジェイミソン・ニューランダー、エド・ハーマン、バーナード・ヒューズ、ビリー・ワース、アレックス・ウィンター、たちである。

カリフォルニア州の海辺の町・サンタ・カーラの祖父の家に引っ越してきたルーシー。彼女は離婚して2人の息子マイケルとサムと共に移ってきた。彼女の祖父はちょっと変わり者であった。サンタ・カーラの町は一見平和であったが、最近は行方不明になる人が多くなっていた。そんな中、ルーシーはマックスが経営するビデオ屋に就職した。マイケルとサムも、新しい友達を作り、楽しい日々を過ごしていた、ある日、マイケルは美女を追っかけていき、サムは漫画雑誌屋で知り合ったエドガーとアランという兄弟から吸血鬼の漫画を薦められた。翌日、マイケルは昨日の美女と出くわし、その仲間たちから洞窟に連れて行かれ、酒を口にしたことから異変が起こる。それから太陽光線を嫌うようになったマイケル。サムはエドガーたちに相談し、「吸血鬼」ということになり、親吸血鬼を倒せばマイケルを助けられるということから、吸血鬼胎児に乗り出した。サンタ・カーラの町には確かに吸血鬼がいて、人々を襲っていたため、行方不明者が多いということも分かる。エドガーのアランの知恵を駆使して吸血鬼たちに立ち向かって行く少年たちは...

物語としたら、少年たちの吸血鬼退治という手に汗を握ることになる要素が詰まっていそうだが、'80'sらしい軽いノリで、しかも子ども目線で進んで行くことから、怖さは全くなく、ちょっとした冒険ものといった感じになっている。で、子ども向けといった内容の吸血鬼ものという事でまとめられた作品である。(まあ、家族向け作品と思った方が良いでしょうね。)

尚、吸血鬼の弱点に関しては、多少アレンジがされているものの、吸血鬼オタクと言っても良いエドガーとアランの兄弟が楽しい所を見せていて、本作に於いては味わいのあるスパイスになっている。吸血鬼にはいくつかの弱点が知られているが、本作ではそれを上手く捻って使っているところだけは本作の良い所であるが、もう少し重みのある展開にした方が良かったように思う作品である。

 

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