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ケータイ刑事銭形命13話[Final](感想) [ケータイ刑事]

1クールで終了ということなので、もう最終回となった「銭形命」。ここまできたら、最後まで二段構成で記します。最終回の物語は「愛のメモリーよ、永遠に! ~売れっ子作曲家殺人事件」ということで、お馴染みの展開の物語です。最後の物語も脚本は林誠人先生ですが、1959/9/27が誕生日なので、五十路に突入ということになりました。(誕生日、おめでとうございます。)

番組が終わった後に「速報」ということで、「銭形命」のDVD-BOXが12/18に発売になるという告知CMがあったというおまけで締めることになったが、これは早いですね。流石は1クールだったということですね。また、DVD-BOXの発売は歴代では最も早いことになる。(「」は終了後一ヶ月以内にBOX1がリリースされているが、3クールあったので、第1話は10ヶ月弱後にということになる。また、「」「」「」も終了して三ヶ月目にリリースされたが、「」「」は22日、「」は27日のリリースでしたし、2クールまたは3クールあったので、第1話は半年以上後となる。1クールだった「」も終了後6ヶ月目のリリースでした。よって、「」は歴代で最も早いDVDのリリースということになる。)

で、その中で第1話の映像がちらっと使われていたが、岡本あずさの演技の成長というのをここでも感じることが出来ました。(但し、歴代で最も成長を感じたのは「」ですが...)

物語の方は、終盤は今一つという物語が続いていたが、最後の物語は良い感じの物語となっていて、一応は有終の美を飾った、と言って良いところでした。(それにしても、良い時とダメな時の差が大きかったですね。→「標準偏差」ということを考えたら、歴代シリーズの中で、σは最も大きかったと言って良いですね。)でも、歴代の最終話(「」以降の作品では本当の最終話とする。)の中では、事件のスケールということでは小さいものでしたけど...

松山さんがアラスカに転勤ということは、やっぱり「おじいちゃまから聴きました」と言っていた命ちゃん。が、プレゼントは手作りした海ちゃんとは違って、日焼けクリーンという市販品でした。「雪焼け」ということを口にしたが、これはやっぱりという所でした。(12話のレヴューの最後に「雪焼け」ということを記しておいたが、そのまま出てくるとはね~)

また、物語に久しぶりに柴田さんが絡んでいたが、最後になって「そういえばいたなぁ」と感じさせてくれました。が、最後の「鑑識メモ」は滑ってました。→果たして誕生するのか分からない8代目(分家も「四姉妹」と言っているのだから、8代目まではいつか登場するとは思いますけど...)では、柴田太郎にカムバックして貰いたいところです。(3代目の鑑識でもOK。)で、柴田束志さんにも転勤辞令が出て、という「鑑識メモ」の方が良かったように思いました。

「鑑識メモ」の後は、恒例のご挨拶であるが、これは感謝祭の時に収録していたのですね。ちゃんが髪に付けていたリボンが可愛く感じました。

・3rd.」では『愛のメモリー』を強引に絡めた物語がいくつかあったが、「」では抑え気味だったが、今回の物語でも出しゃばることなく、上手い使い方でした。命ちゃんがサックスで演奏するだろうとは思っていたが、見送る場で使ったのは上手いところでした。でも、自転車を押して現れた時、サックスが入った鞄らしきものは持っていなかっただけに、ちゃんは一体何処にサックスを持っていたのでしょうか...???

銭形命」全体では、色々と残念だった所があって、そちらの方ばかりが目立ってしまったのは辛いところでした。1クールということから考えると、優等生的な展開のものが多すぎました。ちゃんの弾け方も少なかったですし...そして、絶対音感の持主であるという命ちゃんの設定を十分に活かしきることがなく、多摩川ドイル、川渕浩、「悪夢」も無かったということで、随分と小さく纏まってしまったという印象が残りました。お馴染みのものというと、クイーンと怪盗マリンだけであり、これという目玉となる物語がなかったのも残念でした。また、松山さんの羽目の外し方も「・3rd.」と比べるとスケールダウンしていましたし、ちゃんが窮地に陥り、それを助けるというようなものも、松山さん危うし、というものも無かったですし... その結果、「傑作」と呼べる物語が無かったといっていいですね。(こうなると、1つの悪いところがより大きく見えてしまい、「凡作」が多かったという印象になってしまった。)

良い所は、ちゃんの口上で「命の重みを感じなさい!」という台詞を中心として、「命」についてのメッセージを重く見ていたというところですね。この点については、シリーズの中で最もメッセージ性を持たせていたと言っていいでしょう。犯人逮捕後に命ちゃんが見せたやりきれない思いは、「」に引けを取らなかったですし...また、岡本あずさは色々と頑張っていたというのは十二分に伝わってきました。去年の11月の「東京少女・岡本あずさ」を見た時に、銭形を襲名したら良いんじゃないか、と感じた(6代目とあずさを除いた他の10人の「東京少女」のヒロインの中では、「悪くはない」と感じたのは何人かいたが「良いんじゃない」と感じたのはあずさだけでした。)のだが、やはり銭形を襲名するだけのものは持っていましたね。→それだけに、1クールではなくて、もう少し銭形として見たいところでした。

今回はこの物語についてというよりも、全体を通して感じたことを中心に記したが、逆に言うと、今回の物語も、特筆するような印象が残らなかったということでもある。そのため、「ケータイ刑事」ということでは「特に可もなく不可もなし」という平凡なもので終わってしまったということで、、重ね重ね残念でした。
で、岡本あずさには「お疲れ様でした。次回出演作も期待します」ということを、松山さんには「ご苦労様でした。いずれ、また戻って来てください」ということを記しておきます。(柴田さんには「ご苦労様。暫くインドに戻るか、他の署に行って結構です」、スタッフには「もっとシリーズ構成を上手く考えろ」「過去の焼き直しが多すぎる」)

来週からは、ドラマではなくドキュメンタリー番組ということになるので、まず見ることは無いでしょう。ということで、土曜夜が随分と楽になります。「恋する日曜日」の4th.として、'80'sの洋楽をテーマ曲とした作品か、「恋日・ニュータイプ」の2nd.を期待していたのに、ドラマが無くなるというのは残念です。(BS朝日ですら、あの凡作「ラストメール」の第二弾「ラストメール2」を製作するのだから、ドラマからの撤退というのは、それだけBS-TBSの経営が危ないということを示唆しているとしか思えなくて...)

 

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↓この曲はやっぱり名曲ですね。
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