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PETER BROWN『A FANTASY LOVE AFFAIR』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1977年に発表された彼の1st.ソロ・アルバムである。'70's終盤のディスコ・サウンドの一大ブームの頃、ソウルフルであり、それでいてたっぷりと楽しめるサウンドを聴かせていた彼であるが、その彼の記念すべきアルバムである。ただ、彼はシンガーとしてよりも、後にライターとして、またプロデューサーとしての手腕を発揮することになりますが...

本アルバムは2曲のシングル・ヒット(TOP 20入り)が生まれていることと、世の中のディスコ・ブームに乗って、Billboardのアルバム・チャートで最高位11位を記録するスマッシュ・ヒットとなり、1978年の年間アルバム・チャートでも15位にランクインする大ヒットとなった。尚、イギリスではアルバム・タイトルはヒット曲名でもある「DO YOU WANNA GET FUNKY WITH ME」としてリリースされた。

収録曲は以下の全8曲である。『A Fantasy Love Affair』『Do You Wanna Get Funky With Me』『You Should Do It』『Singer's Become A Dancer』『For Your Love』『Dance With Me』『It's True What They Say About Love』『Without Love』。

この中からシングル・カットされたのは3曲ある。『Do You Wanna Get Funky With Me』はBillboardで最高位18位を記録し、イギリスでも最高位43位を記録している。続く『Dance With Me』はBillboardでは最高位8位を記録して彼の最大のヒット曲となり、1978年の年間シングル・チャートでも29位にランクインしている。(イギリスでは最高位57位を記録している。)3rd.シングルの『You Should Do It』は特に大きなヒットとはなっていない。

本アルバムからのお薦め曲は、大ヒット・シングルの『Do You Wanna Get Funky With Me』『Dance With Me』と、アルバム・タイトル・ナンバーとなる『A Fantasy Love Affair』、そして『Without Love』をピックアップしておく。

サウンドの方は、当時流行したディスコ調であり、時代にマッチしたものである。当時は同じようなサウンドが氾濫していたが、彼のボーカルにはソウルフルな所があって、この部分では個性が出ていたことになる。が、当時は曲の個性よりもノリが優先されていたところがあって、亜へティストとしては高く評価されることが無かったのは残念なところである。(今ではライターやプロデューサとして評価されている。)曲調は'70'sディスコ・サウンドであり、時代を感じるところもあるのだが、'70'sサウンドらしいもので、これはこれで十分に楽しむことが出来るアルバムである。

 

A Fantasy Love Affair

A Fantasy Love Affair

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Collectables
  • 発売日: 1998/08/11
  • メディア: CD


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