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「MAN TROUBLE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1992年の映画「お気にめすまま」である。サスペンスものをベースにしているラブ・コメディであるが、コメディとしてはありふれた展開で、今一つといった感じである。が、E・バーキンの美貌を見るには良い作品である。

作品データを記しておくと、時間は100分、監督はボブ・ラフェルソン、脚本はキャロル・イーストマン、撮影はスティーヴン・H・ブラム、音楽はジョルジュ・ドルリューである。そして出演は、ジャック・ニコルソン、エレン・バーキン、ハリー・ディーン・スタントン、ビヴァリー・ダンジェロ、マイケル・マッキーン、ソウル・ルビネック、ヴェロニカ・カートライト、レベッカ・ブロサール、レイモンド・クルツ、たちである。

ソプラノ歌手のジョーンは、家に空き巣が入られたこと、更に夜の町に現れる切り裂き魔のニュースを耳にしたことから独り暮らしが怖くなって、妹・アンディの家に転がり込んだ。しかしアンディは、足の手術をしてからニューヨークへ行くと言って姿を消してしまった。で、家政婦は週末の休暇で、結局ジェーンは屋敷に一人でいることになってしまう。で、彼女は貸し番犬屋に助けを求めた。で、貸し番犬屋のハリーが愛犬のデュークを連れてやってくる。が、彼は気の強い妻に悩んでいる冴えない中年男であった。ある日ハリーの元に弁護士のモンクリーフが訪ねてきた。彼は、アンディの元愛人で大富豪のレッドから、アンディが出版しようとしていた暴露本を阻止するために、ハリーに金を渡してアンディの屋敷にあある原稿を盗むように依頼する。で、ハリーはジョーンの元を訪れるが、アンディから病院に監禁されているという電話が入った。で、アンディの事を調べることにした。一方、ジョーンはガレージで覆面の男に襲われていた。ハリーはアンディの居場所を突き止め、ジョーンと共に医者に変奏して助け出そうとする。が、アンディの元にモンクリーフがやって来たことで、ハリーは全ての事情を知られてしまったが...

美女と冴えない男、そして犬が絡んでいるというラブ・コメとしては余りにもありふれた設定であり、コメディ作品ということでは新鮮さもなく、展開もほぼ予想出来てしまうだけに、つまらない。また、サスペンス仕立てのラブ・コメというのも珍しくない。ということで、実に平々凡々な作品である。が、J・ニコルソンが流石という演技を見せていて、E・バーキンとが美女と野獣という言葉にピッタリで、このちょっと意外な組み合わせが面白いところである。まあ、一度は見ておいたらよろしいかと...

 

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