MEMPHIS BELLE(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は1990年の映画「メンフィス・ベル」である。第二次大戦を舞台に、空の要塞B-17(メンフィス・ベル号、実在した機体である。)の乗組員たちの友情と勇気を描いた人間ドラマである。
作品データを記しておくと、時間は107分、監督はマイケル・ケイトン・ジョーンズ、脚本はモンテ・メリック、撮影はデヴィッド・ワトキン、音楽はジョージ・フェントンである。そして出演は、マシュー・モディーン、エリック・ストルツ、ジョン・リスゴー、テイト・ドノヴァン、D・B・スウィーニー、ハリー・コニック・Jr.、ジェーン・ホロックス、ビリー・ゼイン、ショーン・アスティン、リード・ダイアモンド、コートニー・ゲインズ、ニール・ジュントーリ、デヴィッド・ストラザーン、たちである。
B-17は第二次泰泉寺の主力爆撃機であり、4発のプロペラエンジンを搭載した当時の最先端機て゜あり、「空の要塞」と呼ばれていた。また、当時は25回の出撃を達成した爆撃機の乗組員は帰国できることになっていた。B-17・メンフィス・ベル号は24回の出撃を達成していて、あと1回の出撃で乗組員たちは故郷に戻れることになっていた。そんなメンフィス・ベル号に25回目の出撃命令が出る。が、それは余りにも危険な任務であった。
乗組員たちは殆どが10代の若者であり、明日の出撃を前にして、それぞれが故郷への思いを胸に秘め、思い思いの出撃前夜を過ごした。そして夜明けと共にメンフィス・ベル号は出撃したが...
戦争映画としては、余りにも内容が無くつまらないのだが、若者の群像ドラマとしたらそれなりに見所はある作品となっている。まあ、戦勝国側からみたら、こんな所なのでしょうね。
が、音楽に関してはなかなか出来が良い。受賞こそならなかったものの、アカデミー賞の作曲賞にノミネートされた本作の主題曲(ジョージ・フェントンが生み出した。)は、戦争映画と言うことを忘れさせてくれるものとなっている。
サントラ盤の収録曲は以下の全14曲である。『Londonderry Air/Front Titles: Memphis Belle』『Green Eyes』『Flying Home』『Steel Lady』『Prepare For Take Off (Amazing Grace)』『Final Mission』『With Deep Regret...』『I Know Why (And So Do You)』『Bomb Run』『Limping Home』『Crippled Belle: The Landing』『Resolution』『Memphis Belle [End Title Suite]』『Danny Boy [Theme from Memphis Belle]』。
映画の方はともかく、音楽の方だけでも一度は聴いてみることをお勧めする作品である。
Memphis Belle: Original Motion Picture Soundtrack
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Varese Sarabande
- 発売日: 1990/10/01
- メディア: CD
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