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ラストメール2~いちじく白書#2 [ドラマ]

初回はそれなりによい所があった「ラストメール2」なのに、2話になるとズタボロになっちゃいましたね。いずれは酷い物語が登場するとは思っていたが、それが2話で登場するとは、予想を上回る早さでした。

その敗因は、言うまでもなく事件ものにしたということである。死者からのメールがいきなり「殺された」「真実を突き止めて」ということで事件としているが、町役場・とにかくやる課の2人が首を突っ込んでいくことに疑問がある。しかも、死者からのメールは事件の謎を解いていくヒントになるものは無く、単に思ったことを伝えているだけというものとなっていて、物語に全く繋がらないゴミでしかない。→メールが無くても全く問題がない物語であり、本作の企画意図を全く分かっていないヘボ脚本である。しかも、あの失敗作「7万人探偵」での反省が全く行われていないで、同じ失敗をしている。

そして、展開の方も酷かったですね。そもそも、2日前に事が起こっていて、人が死んでいるのだったら、警察が事件と事故の両面で何らか調べるはずである。実際、この一件は「事故死」として処理されているということになっているのだから、警察は調べているはずである。が、現場となった踊場に婚約こんにゃくが1つ残っていて、とにかくやる課の2人がそれを発見だなんて、余りにも酷い展開である。(脚本も酷いが、監督やスタッフも疑問を持たないのですかね?→前作の失敗の反省が出来ない三流スタッフだったら、気づかないのかも...)

また、今回のバーチャルメールの配信は10通に達していたが、完全に一言感想というだけのどうでも良いようなメールまで含まれていて、完全にパケットの無駄遣い、すなわち携帯電話キャリアを設けさせるだけという酷いものでした。しかも、終了後の待ち受けプレゼントが、本作の主役である一希の画像というのではつまらない。(やっぱり静香の画像にしてくれなきゃ...)

第2話でこういう内容に落ちぶれてしまい、しかも最後までバーチャルメールの登録をしていた人はプレゼントに自動的に応募したことになるという前作の様なつなぎ止め工作が無い本作は、この調子だったら確実に登録者数が減少するのは確実でしょうね。筆者も次回の物語の内容次第で、離脱するかどうかを決めようと思います。それだけ内容が無く、酷い物語でした。

「自分は殺された、真実を突き止めて」というメールが一希の携帯に届き、静香と共にその人が勤めていた糸こんにゃく製造会社・もろとみに乗り込み、空気調査と偽って調べ始めた。商品開発課の戸澤が被害者・藤崎雪菜をストーカーしていたらしいが、戸澤は糸こんにゃくを心から愛しているミスター糸コンと呼ばれる仕事熱心な男だった。調べていると、雪菜はメモで屋上に呼び出されて、そこで戸澤から逃げようとして、足を滑らせて階段を転落して死んだのだった。が、その場に試作品の糸こんにゃくが残っていた。

また、雪菜は社長と付き合っていたが、社長は総合食品会社の令嬢と婚約した事が分かり、糸こんにゃくのことをナントも思っていない男だった。

社長室を調べた2人はそこで犯人の証拠を発見、そして犯人に罠を仕掛けた。で、社長を問い糾した。最初は惚ける社長だったが、戸澤が現れ、これまでに社長が雪菜を殺そうとしていたこと、戸澤はそれから雪菜を守ろうとしていたことを話す。で、決定的な証拠まで示された社長は観念した。雪菜は戸澤に惚れ直したが、戸澤が余りにも糸こんにゃくを愛していると分かると、糸こんオタクとして切り捨ててしまい、成仏した。

ここまでの物語は完全にゴミだったが、ラストで次回への伏線として、自宅に帰った一希に、死んだ祖父からのメールが届いた。そしてそれには「お前に言わなきゃいけないことがある」と記されていた...

一応、ラストの所に思わぬ秘密があると期待したいのだが、何だかんだで引っ張り続けるのでしょうね。次回の物語も「さらわれた大事件」というもので、今回のような探偵気分の展開の物語らしいことを考えると、「離脱」とする確率の方が高そうに感じます...

 

↓前作のこちらの方がずっと良かったですね。

↓いくつか


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