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ケータイ刑事銭形泪1話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形泪」の第1話「涙を武器にする女 ~かるたクイーン殺人事件」の裏ネタ編・増補の第4回(この物語についての通算では6回目の裏ネタ編)は、目撃者子(めうつ・ものこ)に関する事柄として、クイーンに挑戦するこれになったということから「挑戦者」について、五代さんの取り調べの際に口にしていた「みかん」について、男と言うことがばれることになったのはこれが書かれたトイレから出てきたということで「殿方」について、そしてクイーンの方では、ここに毒を塗られていたということから「」についてと「マニキュア」についてを記します。尚、「みかん」については「ミカン」として「・24話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして加筆しました。

この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2008/7/3と2008/7/10付けで記しています。)

挑戦者」:英語では「Challenger」、王座(=チャンピオン)に対して戦いを挑む者のことを特にこのように言う。特に、格闘技の世界では、チャンピオンがタイトルを書けた試合の場合、チャンピオンに対戦を挑む者のことを指す。(相手がチャンピオンであっても、ノンタイトルの試合の場合は「挑戦者」とは呼ばない。)

「挑戦」とは戦いを仕掛けることであるが、むやみやたらと試合を仕掛けるのではなく、その人にとって、今までに手掛けたことのない困難がある戦いを仕掛けること、または挑むことである。(チャンピオンに挑戦するというのは、その人に採っては「チャンピオン」という大きな栄冠をつかみ取るという偉業に挑むということになる。)よって、特にスポーツなどの試合でなくても、困難なこと(例えば、冬山の単独登頂、深海に潜るなど)に挑む者のことを「挑戦者」と言う。

尚、「困難なことに挑む」ということから、19世紀に建造されたイギリスの軍艦や海洋調査船(初代だけでなく、複数ある)や、それから名前を採ったスペースシャトルの名前として「Challenger」の名前が付けられたものがいくつかある。特に測量船「チャレンジャー8世号」は1951年にマリアナ海溝の調査を行い、測定に成功した最深部分はその名にちなんで「チャレンジャー海淵」と呼ばれている。(深さ10900mを測定した。→手動計測のため、誤差があって、現在では10863mだったと数値が修正されている。)

この物語では、王位を持っているクイーンと勝負して、次期クイーンを決めるための競技かるたの試合が行われたので、文字通り「挑戦者」という言葉があてはまる。

みかん」:漢字では「蜜柑」と記す。また、カタカナ表記の「ミカン」も一般的に使用されている。英語ではいくつかの言い方があって、「Satsuma」または「Mikan」と呼ばれる。また、「Mandarin Orange」或いは「Tangerin Orange」と呼ばれることもあるが、「Mandarin」及び゛Tangerin」とは品種が異なる。(また、これも誤解されていることであるが、「Orange(日本語でも「オレンジ」と呼ぶ果物)」とは別物である。)

ミカン科に属する樹木の内、特にミカン亜科ミカン属の樹、またその果実の総称のことである。樹木は常緑低木であり、高さは3m程度まで生育する。葉の形状は長卵形のものや披針形のものがある。果実はよい香りがするものであり、食用になる。また、水分が豊富であり、果実を絞ってジュースとして飲用される。また、果実には甘酸味がある。更に、果実の皮は薬用として使用されたり、香料として使用される。

「みかん」を漢字で記した「蜜柑」は、甘い味がする柑橘類であることからこの文字が使われている。(ちなみに「柑橘類」とは、ミカン科ミカン亜科のミカン連(カンキツ連)とミカン属(カンキツ属)の総称である。)

で、柑橘類の起源はインド東北部・アッサム地方とされていて、インドシナ半島や中国に伝わっていった。中国では古くから栽培されていて、食用とされていた。(それが更に各地に広がっていく。)

日本では、食用としての利用はされて折らず、主に果実の皮を薬用として使用していた。古い時期から中国と交易のあった熊本に小ミカンが入り、これが熊本みかんの基礎となる。これが朝廷などに献上され、15世紀に紀州に移植されて大規模な栽培が始まる。これが広まり、「キシュウミカン」と呼ばれるようになる。尚、これが将軍職を退いて駿府城に隠居した徳川家康に献上され、家康が餓えたものが静岡みかんの起源とされている。

江戸時代は、みかんは「種がない」ということから嫌われていたが、やがてそれが逆に評価され、また、果実の甘い味も評判になり、細々と続けられた栽培も次第に広がっていき、明治中期には温州みかんの栽培に力が注がれ、みかんの代名詞となり、一般に普及した。

普通に「みかん」と言うと「温州みかん」のことを指すが、「温州」というのは中国の地名である。当初は中国原産と思われていたが、それは誤りであって、鹿児島が原産地である。(そのため、英語では「Satsuma」と言う。)

比較的暖かい土地で栽培されていて、日本では関東以南で栽培されている。特に和歌山、愛媛、静岡はその代表的な所として知られていて、この3つの県だけで日本のみかんの生産高の約半分を占めている。

温州みかんは柑橘類の中でも比較的寒さに強い種でもあって、幅広い土地で生産されている。花は毎年5月から6月頃に白い色をした5弁の花が咲く。花が咲いた後は果実の生育期に入るため、花が咲くと人工受粉などが行われ、大事に育てられる。夏を経て、秋から初頭にかけて果実は成長し、扁球形の緑色をした果実となる。やがて果実は熟していくに従って、緑から黄色みを帯び、やがて橙黄色に変色する。(橙色になると、完全に熟していて食べ頃となる。)品種によって、多少の時期のずれがあるが、果実の収穫期は、早い品種で10月ごろからで、11月、12月がおおむね収穫期となる。(中には年が明けてから収穫期という品種もある。)→11月になったので、今年の収穫のみかんがいよいよ市場に出てきますね。

尚、みかんの花は夏に咲くが、やはり花よりも果実の方がメインであることもあって、「みかん」」はその果実が出回る時期、すなわち冬の季語である。

殿方」:女性から「男性」のことを指して言う尊敬語である。つまり、丁寧な言い方と言うことになる。そのため、英語では「男子」の尊敬語である「a gentleman」と訳すのが一般的である。

これは昔の言い方であって、男尊女卑ということが強く出ていた江戸時代までは一般的だったものである。明治になって西洋文化が入ってくると、「男子」の尊敬語としては「紳士」と言う言い方が一般的になるが、「殿方」という昔の言い方は死語にはならず、同じ意味の馬まで使われることになった。(普通は死語になるのだが、言葉としては珍しいことである。→「紳士」と言うと、西洋人や洋服と言ったイメージがあり、「殿方」と言うと日本人や和服というイメージが重なるからなのでしょうね...)

尚、この物語では、目撃者子が「殿方用手洗所」から出てくる所をちゃんと五代さんに見られたが、その「殿方用手洗所」は一般的な言い方であって「殿方用トイレ」と言うことは殆ど無い。(この物語では「殿方」(しかも右から左に文字が並んでいました。)とだけありました。)→「トイレ」とは英語の「Toilet Room」の省略形であるため、純和風というイメージのある「殿方」という言葉とは一緒に使わないということですね。(こういう所も言葉の面白い所である。)

」:脊椎動物の中でも高等生物(主に爬虫類以上)が持っている特有のものであり、指の先端部分の背面にある表皮の角質が変化して硬化して突起したもののことである。人間などの霊長類が持っている「平爪(扁爪)」と呼ばれるもの、馬など哺乳類が持っている「蹄」と呼ばれるもの、爬虫類や鳥類が持っている「鉤爪」と呼ばれるものがある。尚、昆虫の「附節」の先端部分のことも「爪」と呼ぶこともある。(ちなみに、動物の角も表皮が変化して出来たものであり、爪の仲間と言うことになる。)

成分は、皮膚が変化してものであるため、殆どが蛋白質であり、脂肪分は1%にも満たない。また、10~20%程度の水分を含んでいる。(成分だけを考えると、食糧にすればそれなりのえいようかがあることになるが、よほどの食糧難とならない限り、「爪を食べよう」とは考えないでしょうけど...)

爪は動物に於いては重要な役割をしていて、これがあることで人間は指先に力を入れた作業を行うことが出来る。また、多くの動物が自由に歩行できるのは、足にこれがあるためでもある。(更に、動物では、攻撃する際の武器として使用することで糧を得ることも出来る。)

また、人間の爪は1日で約0.1mm伸びるとされているが、冬よりも夏の方が、また年配者よりも若年者の方がよく伸びるとされている。

現在では、ネイルアートなどを行う装飾するものという認識が広がっていて、ファッションの一分野として定着している。(但し、欧米では足の爪は盛んに行われるが、手の爪の方は以外とシンプルである。→装飾したことで日常の生活に何らかの支障が出ることを防ぐためであり、この点では日本人とは考えが違って合理的ですね。)

尚、英語では「Nail」、ドイツ語では「Nagel」、フランス語では「Ongle」、イタリア語では「Unghia」、スペイン語では「uña」という。

マニキュア」:手の爪の化粧/美容方法のこと、及び、それに使用する色の付いた液体塗料のことである。尚、足の爪の化粧/美容の場合は「ペディキュア(Pedicure)」と呼んで区別している。(塗る液体塗料のことは「マニキュア」と呼ばれている。)

英語とイタリア語では「Manicure」(但し、発音は異なる)、ドイツ語では「Maniküre」、フランス語では「Vernis à ongles」、スペイン語では「Manicura」という。

一般的には化粧の一つという認識がされているが、元々は手入れということで生まれたものである。特に、爪を保護するためのものとして発展したものであって、化粧などの装飾というのは後から生まれたものである。(特に、爪が割れることがあるという方には、爪の保護のための対処法ということになる。)一部の競技(重量挙げなど)に於いては、選手は爪を保護する目的で、装飾ということではなく、男女関係無く行われている。また、爪の手入れをすることで病気を防ぐということにもなり、特にペディキュアの方はこの性格が強いものでもある。

現在では、爪に塗る液体という認識が高くなっているが、元々は爪の手入れの方法(美容法)であったため、その歴史は古く、古代エジプトにまで遡る。また、中世ヨーロッパでは「ハンマム」と称する爪の美容法があったが、これも美容法としてのマニキュアの一つである。(当時は形を整え、表面に光沢を出すように手入するというものが一般的であった。)また、日本でも江戸時代には、爪に紅を差すということが行われている。

尚、爪に塗る液体塗料の「マニキュア」の歴史は新しく、第二次大戦後の1950年代のアメリカで誕生したものであり、アクリル樹脂を用いたラッカーから派生して生まれたものである。→正に「塗料」という感覚ですね...

 

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