琉神マブヤー#13[Final] [特撮]
全13話を週3の放送としてきたので、一ヶ月で最終回に辿り着いてしまったが、本当にあっという間でしたね。物語と同様に台風が通過するようなものになるのかと思ったら、物語の台風は以外とあっさりと片付けられてしまい、ちょっと拍子抜けしてしまいましたけど...
黒い台風が沖縄に接近していたが、それは9つ全てのマブイストーンを手に入れたハブデービルが呼んだものだった。テレビニュースでは人々に避難するように放送していたが、人々は無気力にある会場に集まっていく。(しかし、台風接近とイウにしては、空の荒かたが殆ど無いのは何故???)その中には叶や紅亜もいた(岩次郎はいなかったですね...)が、叶はハブデービルとの最後の決戦に向かった。
ハブデービルとマブヤーの対決。が、ハブデービルの攻撃を受け止めるだけのマブヤー。そして、マブヤーは、マジムンが現れたことでマブイストーンの大切さに気づいたということで、「それを教えてくれてありがとう」と口にした。これに拍子抜けするハブデービル。(と言うか、悪のボスがヒーローから感謝の言葉を述べられたらぶっ飛びます。)
で、人々が集まっている所にテレポートする。マブヤーはハブデービルを対峙するのではなく、黒い台風を必殺技で吹っ飛ばした。(簡単にはじき飛ばされてしまう台風も台風ですが...)で、マブイストーンの力も元に戻り、ハブデービルたちは人混みの中に紛れて逃げていった。
で、叶と紅亜は良い関係になり、工房に戻った叶は陶芸家としての叶も少しはマシになったということで、エンディングでした。
広げた風呂敷はちゃんと畳んで物語は完結させたというものの、展開としては力業でしたね。まあ、修行で学んだことを考えると、戦って相手を倒す(=滅ぼす)ことはしないだろうとは思ったが、「決着」ということでは消化不良に感じてしまいました。が、放送終了後、マブヤーショーという形で展開させることを考えたら、ハブデービルは生き残っていないといけないでしょうし、それを考えたら妥当な終わり方でしたね。(一応、ヒーローとヒロインが良い関係になるというのを含めて。)
でも、あれだけ恐ろしいものということを匂わせていた「黒い台風」であるが、余りにもあっけなく片付けられてしまったのが残念でした。(でも、作品の時間を考えたら仕方のない所かも...→少し風呂敷を広げすぎてしまい、無理矢理片付けたような印象でした。)
全体とすると、終盤は話を詰め込みすぎてしまい、そのため時間不足となってしまい、無理矢理(ストーリー上)決着させたという感じとなったが、放送終了で終わりではなく、キャラクターショーを行うことを考えたら、生み出したキャラクターを活かせるということで、これはこれで良かったのでしようね...
それにしても、紅亜を演じた桃原遥って、見る角度によっては大政絢にそっくりという所がありますね。本編の後のおまけに登場する所では、そのように感じることはないのだが、本編中では何度か感じました。
シリーズ第2弾となる「外伝」の方は、現在沖縄では放送中ということであるが、BS11の方でもしっかりと放送して貰いたいところです。まあ、今年中に開始してとは言わないが、来年になって沖縄で終了してからで構いませんが...
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