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ケータイ刑事銭形泪2話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形泪」第2話「海王星人は実在する ~未知との遭遇殺人事件」の裏ネタ編・増補の第3回(この物語についての通算では6回目となる)裏ネタ編は、物語のラストにこれが出てきたことから「UFO」について、柴田太郎さんの大ボケ勘違いから「府中」についてと「ジョッキー」について、ちゃんと五代さんはこれを集めて始めようとしたことから「落葉」についてと「焼き芋」について記します。尚、「ジョッキー」については「・7話[裏ネタ編]PART 3」で記したものを、「焼き芋」については「・8話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして加筆しました。

この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2008/7/12、15、17付けで記しています。)

UFO」:「Unidentified Flying Object」の頭文字を取ったもので、日本語では「未確認飛行物体」と言う。が、「ユー・エフ・オー」または「ユーフォー」と言う言い方もある。(「未確認飛行物体」ということは希であって、「UFO」または「ユーフォー」と言うのが一般的である。)

元々は、アメリカ空軍で用いられていた用語であり、文字通り「未確認飛行物体」のことである。ここで言う「未確認」というのは国籍不明という意味であって、進路を見失った飛行機であったり、他国のスパイ機、またはミサイルという可能性がある。(要するに、それが何者なのかが確認できていない飛行物のことである。)→ちなみに、確認できた飛行物体(例えば飛行計画が提出されている民間航空機、鳥など)のことは「Identified Flying Object」、すなわち「確認済飛行物体」と言い、略すと「IFO」と呼ばれる。

アメリカ空軍の用語が一般に知られるようになったのは、1947年に、アメリカワシントン州でK・アーノルドによる空飛ぶ円盤の目撃事件が発端である。この時に「Flying Saucer」と名付けられて「空飛ぶ円盤」という言葉が生まれた。その後、アメリカでは空飛ぶ円盤の目撃報告が多数あったが、それが何だったのか確認出来なかったことから「未確認飛行物体」(UFO)と呼ばれるようになり、これが一般に広がったものである。但し、当時は「未確認」とされたが、大部分は流星など、蜃気楼、気球や航空機ロケットなど、鳥の誤認とされている。(「大部分」は説明が付くが、一部はそれが何なのか説明が付かず、正体不明、すなわち「未確認」というものもある。→アメリカ空軍が1948年から1969年の間に、12618件の未確認飛行物体の調査を行ったが、この内で「正体不明」となったのは約4%の501件であったとされている。但し、501件の中には「データ不足」のために検証できず、というものも含まれている。

で、正体不明ということから、宇宙人の乗物の「空飛ぶ円盤」と考える話が出てくる。特にSF小説や映画の世界では、この考えに沿ったものが多数存在する。

しかし、ここで誤解されているのは「UFO」=「空飛ぶ円盤」ということである。「UFO」はあくまでも「未確認飛行物体」のことであって、その招待が分からないもののことである。宇宙人の乗物である「空飛ぶ円盤」ということが確認(証明)できたら、その時点でそれは「確認済飛行物体」、すなわち「IFO」になる。(「IFO」=「空飛ぶ円盤」ということはあり得る。)→言葉の定義上のことであるが、「UFO」はあくまでも正体不明のものである。

この物語に登場した「UFO」は、その正体が不明のままであったため「UFO」という言い方は正しいことになる。(招待が確認されてていないのですから...)

ジョッキー」:英語では「Jockey」、馬を操る人のこと、すなわち「騎手」のことである。特に原題では、馬に乗るとなると競馬の騎手ということになる。(競馬の「騎手」は免許制である。)

ちなみに、英語では「Rider」ということもあるが、その場合は「馬の調教師」も含んでいる。また、スポーツの「馬術」の選手のことは「Horseman」、競馬の騎手は「Jockey」と使い分けられている。

更に、日本語で「ジョッキー」と言うと「騎手」であるが、最後にある長音符「ー」を取ってしまう(「ジョッキ」)と、ビールを飲むための容器、すなわち「ビール・ジョッキ」のことになる。

府中」:元々は、律令時代の国府の所在地のことである。(現代風に言うと、県庁所在地、州都ということになる。)中世以降も、土豪や豪族が居住して、その地方の中心地として、町を形成し、江戸時代には城下町になったものもある。現代でも、地名として、北海道と沖縄を除く日本各地にある。

また、「府中」という言い方ではないが、「甲府(甲斐府中)」「府内(豊後府内/府中)」「駿府(駿河府中)」「防府(周防府中)」も「府中」の仲間である。

現在、「府中」が自治体の名前になっているのは、東京都府中市、広島県府中市、広島県安芸郡府中町がある。

東京都府中市は、東京都の東西の保母真ん中にある内陸の都市である。また、律令時代には武蔵の国の国府があった町であり、「武蔵府中」である。当時は、関東地方の中心地であった。江戸時代になって、江戸に幕府が置かれると、関東の中心地という地位は無くなり、甲州街道の宿場町として栄えることになる。明治になると、しばらくの間はいくつかの県に属することとなるが、1880年にいくつかの村が合併して「府中駅」となり、1889年に府中町になる。(この時は神奈川県であった。)1893年に東京府に移管されて「東京府北多摩郡府中町」になる。(1943年に「東京府」が「東京都」になって「東京都北多摩郡府中町」になる。)1954年に府中町、多磨村、西府村が合併して市制施行となって「東京都府中市」(現在の形)となった。

現在は人口約25万人の郊外型の都市として、東京のベッドタウンになっている。

広島県府中市は、広島県東部の内陸に位置するで、工業都市である。律令時代に備前の国の国府が置かれた町であり、自然に「府中」と呼ばれることになる。明治になると、まずは福山県となり、名称が深津県に変わり、倉敷県と統合されて小田県となり、岡山県に編入され、1876年に岡山県から広島県に移管された。1896年に芦田郡府中町となり、出口町と合併して、新・府中町となり、1954年に周辺の5つの村と合併して市制施行して広島県府中市となった。尚、現在の人口は約4万3000人である。

江戸時代から府中タンスと府中味噌で知られた都市であり、伝統工業の工業都市として知られている。また、現在は他社に譲渡した釣具屋、撤退したゴルフ用具で知られているリョービの本社がある都市でもある。

尚、東京都府中市と広島県府中市は、市制の申請は東京の方が先であるが、市制施行となったのは広島の方が1日早い。また、「府中市」という同じ名称の市があるというのは、現在では「東京/広島」の府中市と、北海道/福島の伊達市(平成の大合併で2006年に誕生した市である。)があり、かつては福島県と福岡県に若松市があった。(福島県若松市は「会津若松市」に名称変更、福岡県若松市は5つの市が合併して北九州市になった。(現在の北九州市若松区))福島県伊達市は最近誕生した市であるため、1955年から2005年の間は「府中市」が唯一の同名市であった。

広島県安芸郡府中町は広島市に囲まれた町であり、広島県府中市とは離れた位置にある。人口は約5万1000人(広島県府中市よりも人口は多い。)である。自動車のマツダの本社のある都市でもある。町で5万人を超えているのは愛知県西加茂郡三好町に次いで2番目に人口の多い町である。(三好町は2010年に市制施行となって「みよし市」になるため、そうなると人口の最も多い町になる。)但し、村で人口の最も多い岩手県岩手郡滝沢村の人口は約5万3000人であり、「村」まで含めると1番ではない。

律令時代には安芸の国の国府が置かれていた町であり、明治になって「府中村」となり、1937年に町制施行されて現在に至っている。尚、安芸郡のいくつかの町は広島市に合併したことで、府中町は周囲を広島市に囲まれていて、安芸郡の飛地になっている。(広島市との合併話もあるが、マツダの本社があることで、巨額の法人税が入ることもあって、住民投票で合併は否決されている。)ただ、人口が5万人を超えているということで市制施行したら良いと思うのですがね...(が、この場合は「府中市」が同じ県内にあることで「広島県府中市」にはなれないだけに、「府中」の名前を残すとしたら「町」のままでいることになるが、そういう考えなのでしょうね。)

落葉」:広義では木々から落ちた葉っぱのことである。(季節に関係無い。)が、それらの中でも、特に秋から冬にかけて落葉樹から落ちた葉っぱのことを指して言う。そのため、冬の季語である。(「おちば」と読むだけでなく「らくよう」と読んでも冬の季語である。)

また、英語では「Fallen Leaves」と言う。

秋から冬になると、これを集めるというのも一仕事ということになるが、現在では落葉を集めるとそれは廃棄物(=ゴミ)ということになり、その処理には廃棄物処理法によって禁じられた処理方法もある。(これで焚き火をするということは禁止されている。)そのため、落葉を使った「焚き火」は、現在ではそれなりの設備が整った元でないと行うことが出来ない。

焼き芋」:サツマイモの料理である。日本の冬の風物詩として、落葉などを集めて、それで焚き火をして、その火の中にサツマイモを入れて焼いて作る、というのがお馴染みの姿であった。「あった。」と過去形にしたのは、2002年の廃棄物処理法の改正によって、落葉に関して法の網が掛けられることになり、集めた落葉を「野焼き」をする事が禁じられたためであり、現在、この方法によって焼き芋を作ることは法的に違法行為となる。(例外的に認められる場合もあるが、色々と五月蠅く指導されることになる。)→法律が日本の古来から伝わる冬の風物詩・文化を消滅させた例の一つである。(この法改正は、火災を減らすということでは確かに効果があるが、文化を滅ぼした功罪は大きい。)

それ以外の作り方としては、最近では家庭では殆ど無くなった囲炉裏の中に芋を入れて焼いたり、石窯を使って焼いたり、フライパンで蒸し焼きにするなどの方法がある。但し、石窯を使って作った焼き芋は「石焼き芋」と呼ばれて「焼き芋」とは区別されるのが一般的である。また、家庭で作る場合は電子レンジも利用されることもある。

「焼き芋」と区別される「石焼き芋」は、ゆっくりと時間を掛けてサツマイモを焼いて作ることが特徴であり、ゆっくりと加熱することによって、アミラーゼ(デンプン分解酵素)がサツマイモに含まれるデンプンをブドウ糖に変えるため、とても甘く仕上がることになる。これが石焼き芋の特徴であって、この甘さが人気を集めている。(時間を掛けて加熱すれば、家庭でも作ることは出来る。)

尚、「石焼き芋」に特に適したサツマイモの種類は数多いサツマイモの中でも、紅あずま、鳴門金時、ベニオトメなどとされている。

サツマイモは熱帯アメリカが原産のヒルガオ科の多年生作物であり、現在では世界各地に広がって栽培されている。日本には17世紀にフィリピンから長崎に、18世紀に中国から九州南部に伝わり、それが広がっていった。

春に種芋を植え、収穫は秋となるが、貯蔵できるものであるため、現在は季節を問わずに食することが出来るようになっている。が、焼き芋は現在でも冬の風物詩である。(作ろうとすれば夏でも全く問題はありませんが...)食用以外としては、アルコール飲料(焼酎や泡盛など)の原料としたり、家畜の飼料にも使われている。

尚、「焼き芋」「石焼き芋」は冬の季語である。但し、その材料になる「サツマイモ」は収穫時期が秋ということから、秋の季語である

 

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