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ラストメール2~いちじく白書#5 [ドラマ]

今回は奇数話ということで、なかなか良い物語でした。それにしても、本当に良し悪しが交互に来ていますね... ただ、今回はバーチャルメールが無い方が、よりすっきりした物語になったように感じました。(もう少し整理して、無駄なギャグ・パート(「いちじくん」の所。)を排除すると、「東京少女」の「セピアの思ひ出」の一編に出来そうな感じでした。→一応、「東京」という所も絡んでいただけに...)

今回のバーチャルメールの配信は7通だったが、半分は無くて良かったようなものでした。

若くして命を落とした少女から、渡せなかった手紙を届けてほしい、というメールが届いた。差出人は城戸夏美という少女で、数年前、いじめを受けていて、コンビニでアイスキャンデーを「温めてください」とレジで言った時、それを温めて、外で笑って見ていたいじめっ子にぶっかけた店員のことが忘れられなかったのだった。

で、殆ど情報がない中、捜し始めた静香と一希は、コンビニを探し始め、今は郵便局員になっていた当人を見つけ出した。男は兵藤信吾といい、彼のアパートを訪ねた静香と一希だったが、追い返されてしまう。が、何とか手紙を渡そうとするが、拒否され続ける。そんな中、一希は、兵藤が集配中のあるポストの横の花束に手を合わせている姿を目にした。新聞記事を捜すと、結婚間近の女性が木から転落して死亡したという記事を発見した。静香は男同士ならば聞き出せるかも?と思って、一希を兵藤の元に向かわせた。(当然、静香も行くが、外から中の様子を伺っているだけ。←これって、非常に怪しくて、警察に通報されたら空き巣と勘違いされるのは確実。)

で、話を始めると、兵藤は語り出した。兵藤はカメラマンになることを目指して上京し、彼女と出会い恋に落ちた。同棲を始めるが、喧嘩と仲直りの繰り返しであった。また、カメラマンとしては芽が出ず、故郷に帰ってきて、コンビニで働いていた。メールの少女とはその頃だった。やがて、彼女と結婚することを決めた兵藤は、郵便局で地道に働くことにした。結婚式が近づいたある夏の日、些細なことから喧嘩をし、彼女は縁日から1人で帰るところ、木に風船が引っかかっているのを取ろうとして樹に登り、転落死したのだった。兵藤は、それ以来、悲しみと後悔の念に苛まれていたのだった。

そんな所に、夏美からのメールが届き、「たった3行だから読んでほしい」ということが記されていた。で、一希は手紙を読んだ。その後、一希は、兵藤が彼女の最後の夜の写真を現像してみよう、と提案した。

翌日、兵藤の写真は、路地に展示されていた。彼女は豊かな表情を見せていて、それは藤堂にしか撮影することの出来ないものだった。藤堂は、いつまでも引きずっていないで、前に進むことを決意して、空に向けてシャッターを切っていた。

(ここで終えていたら良かったのに、このあとは今後の伏線ということで、今回の物語をダメにしてしまった展開に。)一希の携帯に、亡くなった祖父からのメールが届いた。それには「本当は、お前の母親は生きている」とあった。で、一希は驚いた...

メールの差出人である城戸夏美に関してはあまり描かれていなかったが、この部分を少し追加して、「いちじくん」などのギャグパートと、最後の今後への伏線をカットして編集し直すと、とても良い物語になっただけに、ちょっと残念な感じがした物語でした。(でも、これまでの物語の中では1番の出来と言っていいですね。)

ということで、今回が良かったから、次回は「ゴミ」のような物語になるはずであるが、果たしてどうなることやら...???(ちなみに、本作は全10話の予定なので、次回からは後半に突入です。)

 

↓一応、前作を

↓「東京少女~セピアの思ひ出」はこれとは傾向がすこと違っていますが...

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