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ラストメール2~いちじく白書#9 [ドラマ]

物語の結びに繋がる物語ということで、一希の母が登場するが、ご都合主義のオンパレードと、「コメディ」という部分が抑えられていて、実につまらない物語でした。まあ、そういう予感がしていただけに...(ということで、本作の唯一の救いであった奇数話も遂にボロボロになっちゃいました。)

また、今回はメール配信が2通ということで、思い切ってメール配信を減らしたが、こうなるとこの物語の売りのバーチャルメールを放棄したと言っても良いだけに、製作者の方が「バーチャルメールは失敗だった」と実質的に認めたことになるだけに、凡作の後始末に入ったという印象だけが残った物語でした。

東京で行われるゆるキャラのイベント「ゆるキャラサミット」に出場することになったいちじくん、ということで、一希と静香は東京に。→出場できなくなったキャラがあり、その穴埋めで、所謂補欠出場というやつですね。が、他の出場キャラは着ぐるみなどでそれなりに凝っているものがあるのに、いちじくんはやたらと貧乏くさい印象が残るだけのキャラであり、補欠の繰り上げ出場という印象を与えるにはピッタリでしたね。

会場では、イベントの説明が行われ、審査員が紹介される。で、話題の芸術家・モレッティ奈美子が審査員として紹介され、彼女の作品写真が紹介されると一希の顔色が変わった。作品にあった奈美子のサインは祖父が大事にしていた漬け物石にあったサインと同じものだった。で、祖父から、奈美子が母親というメールが届いた。→ご都合主義の第一弾ですね。

イベントが始まるが、一希はもはや正常ではなかった。テレビの取材がやってくるが、まともに対応できない一希。そんな所に刃物を持った強盗が会場に乱入。(ご都合主義第二弾!!)奈美子を人質にしてしまう。「母さん!」と叫んで強盗に飛びかかった一希は、もみ合いとなり腕を刺されて倒れた。(その間に強盗は取り押さえられた。)

手当てを受けた一希の前には奈美子がいた。「ひと違い」という奈美子の言葉にショックを受ける一希。じいちゃんが死んだことを口にする一希だったが奈美子はお悔やみの言葉を残して去ってしまった。祖父からのメールも見ない一希、で静香はこれまでのじいちゃんからのメールを見て、事情を把握した。

日那比多町に帰った一希は、台所で奈美子のサインが入った漬け物石を割ってしまおうとしたが...

次回(最終回)の展開がほぼ予想できてしまう形となった展開であり、看板のメールを見ないという大胆なことを行ったが、全ては「失敗企画だった」と認めた上での物語の展開になってしまった残念な物語でした。配信が2通で、1通は一希が目を通さないのならば、実質的には1通であったということが出来るだけに、こうなるとメールが物語を楽しむ上での障害物にも感じられてしまう。もう、バーチャルメールを使ったドラマは止めた方が良いですね。(そもそも、再放送の時にはメール配信をしないのだから、再放送もゴミみたいなものですけど...)

メール配信を減らしたという冒険をもっと早い内に行っていたら、新たな展開も出来たでしょうに、結局は遅すぎた冒険と予定調和の物語ということで、それだけでした。尚、終了後のおまけの待ち受け画像も、今回はまたも一希(いちじくん)のみということで、まったくつまらない...

次回は最終回。結末がほぼ予想できてしまっただけに、その通りに進んで行くかどうかだけである。まあ、期待しないで時間潰しのつもりで見ようかと...

 

一応、こういうものを...

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