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ROBERT PALMER『RIPTIDE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1985年に発表された彼の8枚目のアルバムである。この中からは彼が放った唯一の全米No.1ソングが生まれており、また、全米2位を記録した曲も含まれている。(TOP 2ヒット曲が2曲ある。)また、彼の発表したアルバムの中でも最も売れたアルバムとなった。彼を聴くのであれば、やはり真っ先に聴きたいアルバムである。本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで最高位8位を記録していて、1986年の年間アルバム・チャートでも11位にランクインしている。

収録曲は以下の全9曲である。『Riptide』『Hyperactive』『Addicted To Love』『Trick Bag』『Get It Through Your Heart』『I Didn't Mean To Turn You On』『Flesh Wound』『Discipline Of Love』『Riptide (Reprise)』。

この中からシングル・カットされたのは、米英ともに4曲ずつで都合5曲である。最初のシングル『Discipline Of Love』はアメリカでは最高位82位、イギリスでは最高位95位(後に再発された時には最高位68位を記録している。)であった。イギリスでの2nd.シングル『Riptide』は最高位85位ということで、ここまでは特にビッグヒットということは出来なかったが、続くシングル『Addicted To Love』が1週のみとはいうものの、Billboardのシングル・チャートで1位を獲得し、1986年の年間シングル・チャートでも10位にランクインする大ヒットとなった。(イギリスでは最高位5位を記録している。)アメリカのみのシングルとなった『Hyperactive』はBillboardで最高位33位を記録し、『I Didn't Mean To Turn You On』はBillboardで最高位2位、イギリスでは最高位9位を記録する大ヒットとなり、1986年のBillboard年間シングル・チャートでは46位にランクインしている。

お薦め曲は、大ヒットとなった『Addicted To Love』と『I Didn't Mean To Turn You On』は絶対に外せないところであるが、特に『Addicted To Love』は曲だけでなくてPVの方も注目の一曲である。これ以外ではアルバムの最初と最後を飾り、しかもアルバム・タイトル・ナンバーでもある『Riptide』、5分を超える大作の『Hyperactive』、そして『Discipline Of Love』をピックアップしておく。

本作は音楽的にも色んな事をやっていて、音楽的にもバラエティに富んだ内容になっている。そして捨て曲が無いため、とても聴き応えがあるアルバムとなっている。また、本アルバムの唯一の欠点である収録時間の短さ(35分弱である。)も内容が充実しているため、殆ど気にならない。

また、本作の発表された1985年にはPOWERSTATIONの方にも参加していた彼であるが、そのメンバーも本アルバムにゲスト。ミュージシャンとして参加しているところもポイントの一つである。ということで、じっくりと堪能しましょう!

 

Riptide

Riptide

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Island
  • 発売日: 1990/06/15
  • メディア: CD

リップタイド

リップタイド

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: CD

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