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ケータイ刑事銭形泪7話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

BS-TBSの再放送に合わせた「銭形泪・裏ネタ編」の増補作業も、今回からは第7話の「時に愛は命を奪う ~恋愛小説家殺人事件」に突入です。(1st.の丁度中間点になりますね。)この物語については過去にPART 4まで記している(2008/9/9、11、13、16付けで記しています。)ので、PART 5からということになります。今回はサブタイトルにある言葉から「恋愛小説」について、この物語でポイントになったダイイングメッセージがこれに書かれていたと言うことから「包装紙」について、そしてこれで書いていたということで「ひらがな」について記します。

この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。

恋愛小説」:男女間の恋を主題とした物語を描いた小説のことである。但し、中には同性同士の恋を題材にしたものや、近親相姦を主題にしたもの、親子以上の年の差のある男女の恋を主題としたものなどもある。

しかし、一般的に「恋愛小説」と言うと、純愛物語という作品が多い。そのため、純文学に分類されることが多い。(これに分類されるものを英語では「Love Story」という。)「純文学」以外に分類されるものは、禁断の恋を描いたり、不倫などの一夏の経験を描いたものなどがあって、「ロマンス小説」と呼ばれることもある。(これに分類されるものを英語では「Romance」という。)

ただ、「恋愛小説」というと、ありきたりのパターン(主人公の恋愛が成就するハッピーエンドが多いが、叶わぬ恋となったり、一方が病気などで死んでしまうという悲劇に終わるというパターンも一般的である。)が多いことから、安っぽいものというイメージもある。

その一方で、小説の分野では古くからあるジャンルであり、名作と言われている作品も多く、映画化されている作品も数多い。(中には映画「ある愛の詩」のように、原題がずばり「LOVE STORY」という作品まである。)

女性をターゲットにした作品が多いが、ティーンを対象としたジュブナイルもこのジャンルの作品は多い。

包装紙」:物品を輸送したり保管する際、その物品の価値や状態を保持するために、その物品に対して行われる行為の一つであり、その物品の容器の外装に対して行われる「包装」を行うために使用される包み紙、梱包用の紙のことである。また「包装用紙」と呼ばれることもある。尚、英語では「Wrapper」または「Wrapping Paper」という。

これを用いなくても、段ボールやプラスチックなどで作られた容器のまま輸送されたり保管されることも多いが、これを用いて外装を飾ったりして、プレゼントとすることが多い。また、店舗によっては、販売された物に対してこれを用いて包装することで、決済されたものか未決済のものかを一目で分かるようにように区別をするという役割もある。(これを用いずに簡易的にする方法として、その店舗のテープやシールを決済済のものに貼るということも一般的である。)

また、これにはその店舗の宣伝という別の役割もあるため、店舗をイメージしたデザインがされているのが一般的で、店舗のロゴや商標が含まれているというのが殆どである。(特にデパートでは、高級感のあるデザインが一般的で、ブランド・イメージを高めることにもなっている。)

その一方で、過剰包装という声も多く、紙資源の無駄遣いという声も多いのも現状である。近年では「簡易包装」という言葉で、簡略化した梱包が行われることも一般的になっている。

ということで、最近では、特に贈答用の場合にのみこれを用いて装飾されることが当たり前になっている。その際、物品の箱をこれで包むが、その際にはリボンなど付けて、より見栄えを良くするというのも当たり前となっている。

また、冠婚葬祭や中元/歳暮で贈られる物品に使用される熨斗紙は、その物品の容器全体を包むのではなく、部分的に巻かれているという形で使用されているが、熨斗紙も立派な「包装紙」の仲間である。(赤白/黒白のいずれも同じである。)

ひらがな」:漢字で記すと「平仮名」であるが、ひらがな表記も一般的となっている。日本語で使用される文字の一つであり、音節文字である。万葉仮名の漢字の字体が極度に草体化されて出来た文字であり、1つの文字に1つの音が割り当てられている。

48の文字があるが、現代日本語ではその中の「ゐ」「ゑ」を除く46文字が使用されている。尚、濁音の20文字、半濁音の5文字、拗音の表記で使われる小さく表記する9文字があるが、これらは基本的には46文字の中にある文字を元にしたものであり、濁点/半濁点が付いたということ、もしくは表記を小さくしただけということで、独立した文字として別途数えられることはない。(音の上では全て別扱いとなりますが...)

歴史は古く、9世紀の中頃には現在の「ひらがな」に通じる文字として、万葉仮名を極端に草体化したものが登場している。一応、それよりも先の8世紀末には、草体化された万葉仮名が用いられている。(但し、「万葉仮名」と「ひらがな」の中間というようなものである。)これらは「草仮名(そうがな)」と呼ばれることもあるが、「ひらがな」の元になった文字である。ただ、広く使われる文字ではなく、諸官省や諸大寺が使用していたものであり、部分的な違いもある。(異字体のものが数多く、それらを全て別の文字として数えると、数百文字に達する。)

9世紀後半になると、更に草体化が進み、歌文を綴るのに利用されるようになる。そして10世紀初頭(905年)の「古今和歌集」では、公文としてははじめてひらがなが用いられたものとして登場することになる。すると、漢文の訓点記入にもカタカナに変わって用いられるようになる。しかし、当時の貴族の間では「ひらがな」は私的な用途として用いられるか、女性が使う文字と見なされていて、「女手(おんなで)」と呼ばれていた。→女流文学作品で使用するか、和歌で使用される文字という扱いであった。

平安中期以降には音韻変化によって「ゐ」「ゑ」「を」という「い」「え」「お」と同音の文字が生じることになり、仮名遣いの問題が生じることになり、鎌倉時代になると、漢字とひらがなを交えて使用するのが一般的となった。

尚、「ひらがな」という呼称は16世紀になってから登場したものである。(「カタカナ」と区別するため、「平時の仮名」ということから「平仮名(ひらがな)」になったとされている。)

現在の「ひらがな」(48文字)になったのは明治になってからであり、1900年に公布された「小学校令施行規則」によるものであり、この時に異字体が統一されることになった。尚、この時に採用されなかったものは現在では「異体仮名」または「変体仮名」と呼ばれている。しかし、異体仮名はその後も一部では使われていた。(作家の自筆原稿としてはまだまだ広く使われていて、夏目漱石の原稿が特に有名である。)

この中で「ゐ」と「ゑ」については、1946年の内閣訓令によって当用漢字と共に公告されて、歴史的仮名遣いとして古典にのみ用いられることになった。

また、人名にも使われていた異体仮名は、1948年の戸籍法施行によって、異体仮名が戸籍上の人名に使えなくなった。これによって現在使用されている46文字という形となった。(実はひらがなが46文字になったというのは、戦後のことであって、まだ60年ちょっとなんですね。)

現在では、1900年以降の学校教育によって異体仮名の認知度が低下していったこと、新聞や雑誌では異体仮名を使わずに「ひらがな」を使うようになったことから、現在では異体仮名はほぼ使われなくなった。(コンピューターの文字コードも割り当てられていない。)現在使われているのは、書道のかな作品に登場することと、1900年以前から営業している店舗の看板に商標として使用されている程度となっている。(尚、商標は文字ではなくて図形ということで、異体仮名を使った新規出願/登録は可能であります。)

 

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