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SHEENA EASTON『A PRIVATE HEAVEN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼女の6枚目のアルバムである。(一応、1984年にリリースされたスペイン語のアルバムも含んでいます。)1981年のデビューから、確かな歌唱力と聴きやすいポップなサウンドで、イギリスを代表する女性シンガーとして活躍していた彼女であるが、前作あたりから本国イギリスよりもアメリカでの人気が上回るようになり、アメリカを意識したサウンドになったアルバムでもある。(デビュー時から、本国イギリスよりも日本の方がチャート成績が良いという状況はやはり本作でも続いていて、チャート成績では、やはり日本が一番良かった。→'90'sには日本のみでリリースされたというベスト盤やアルバムもありました。)本アルバムは、イギリスではチャートインせず、アメリカではBillboardで最高位15位、1985年の年間アルバム・チャートでは56位にランクインし、日本ではオリコンで最高位9位を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『Strut』『Sugar Walls』『Hungry Eyes』『Hard To Say It's Over』『Swear』『Love And Affection』『Back In The City』『You Make Me Nervous』『All By Myself』『Double Standard』。

この中からシングル・カットされたのは都合で5曲ある。(一部の国でのみシングル・カットされた曲を含む。)まずは特にチャートインしていない『Back In The City』があり、日本のみの『Hungry Eyes』(オリコンで最高位83位を記録している。)大きなヒットとなったのは『Strut』がアメリカで最高位7位を記録し1985年のBillboard年間シングル・チャートでは46位にランクイン、日本ではオリコンで最高位72位を記録している。(本国イギリスではチャートインせず。)と『Sugar Walls』がアメリカで最高位9位、1985年のBillboard年間シングル・チャートでは100位、イギリスでは最高位95位を記録している。(日本ではチャートインせず。)そしてアメリカのみのシングル『Swear』はBillboardで最高位80位を記録している。

お薦め曲は、日本ではCMソングとしても使用されてお馴染みとなった『Strut』、シングル・ヒットを記録している『Sugar Walls』、『Hungry Eyes』、そして『Hard To Say It's Over』『All By Myself』という所をピックアップしておく。

アイドル的な要素がありながらも、大人の魅力と確かな歌唱力でじっくりと聴かせてくれるシンガーとして、'80'sにその名を残す彼女であるが、本アルバムは彼女のアルバムの中では派手な所が少なくなっていて、半分忘れがちになっているのが残念なところでもある。が、内容の方はポップな曲からじっくりと聴かせるバラード、またPRINCEが名前を隠して書いた曲まであるということで、バラエティに富んだものになっている。また、全体的にはポップな路線であり、とても聴きやすいものとなっている。で、彼女の歌唱力もじっくりと堪能出来る。忘れずにじっくりと聴きたいアルバムである。

 

A Private Heaven

A Private Heaven

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: One Way Records
  • 発売日: 2000/05/08
  • メディア: CD

A Private Heaven

A Private Heaven

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: One Way
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

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