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SIMON & GARFUNKEL『LIVE FROM NEW YORK CITY, 1967』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2002年にリリースされたライヴ・アルバムである。と言っても、タイトルにあるように1967年(1月)のライヴである。(つまり、収録から35年の時を経てリリースされたと言うことになる。)1967年というと、彼らのキャリアにおいては丁度中期と言うことになる。(1964年に1st.アルバムを発表し、1970年に解散している。但し、後に再結成コンサートなどを何度か行っている。)よって、当時は彼らの最大のヒットを記録した名盤「BRIDGE OVER TROUBLED WATER」はまだ存在していなかったことになる。が、それでも彼らの代表的な曲がたっぷりと納められているということは、キャリアの前半からヒット曲を生み続けてきた証でもある。

収録曲は以下の全19曲である。『He Was My Brother』『Leaves That Are Green』『Sparrow』『HomewArd Bound』『You Don't Know Where Your Interest Lies』『Most Peculiar Man』『59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)』『Dangling Conversation』『Richard Cory』『Hazy Shade Of Winter』『Benedictus』『Blessed』『Poem On The Underground Wall』『Anji』『I Am A Rock』『Sound Of Silence』『For Emily, Whenever I May Find Her』『Church Is Burning』『Wednesday Morning, 3 A.M.』。

これまでにも彼らのライブ・アルバムは何枚かリリースされているが、本アルバムのライブは絶頂期にいた彼らのライヴということで、若々しい2人の姿と接することが出来るのが貴重な所である。確かに、後の再結成コンサートのライヴ・アルバムなどでは、円熟した巧さが出ているが、本アルバムにはそういう所には無い「若さ」が出ている。まさか、21世紀を迎えてからこのようなライヴ盤がリリースされるとは思っていなかっただけに、これは嬉しい所である。

曲の方は、収録時期が彼らのキャリアの中期と言うことなので、彼らのキャリアにおいては前半の曲と言うことになっているが、後に殆ど演奏されることがなくなった曲もあるだけに、これは嬉しい所である。また、これまでに発表された3枚のアルバムを聴いていれば、曲の方はお馴染みであるため、スタジオ収録版とは違うライヴ・バージョンいずれもが親しんだ曲である。スタジオ収録のものとは違聴くことが出来るというのも嬉しい所である。(それにしても、音源がよくもまあ保存されていたものですね...)

聴いていると、当時の彼らの若い熱気も伝わってくるだけに、実に貴重なライヴ・アルバムであり、全曲で1時間に少し足りないという時間であるが、その全てをじっくりと聴きたいところである。(そのため、お薦め曲をピックアップすることは控えておきます。→逆に、全部がお薦め曲ということでもある。)S & Gを知っている方は当然であるが、知らない方も'60'sのフォーク・ミュージックの中心にいたS & Gのライブ(しかも全盛期である。)であるので、聴いてみることをお勧めします。

 

Live from New York City, 1967

Live from New York City, 1967

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sbme Special MKTS.
  • 発売日: 2008/04/29
  • メディア: CD

Live From New York City 1967 (Dlx)

Live From New York City 1967 (Dlx)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2002/07/16
  • メディア: CD
ライブ・フロム・ニューヨーク・シティ 1967

ライブ・フロム・ニューヨーク・シティ 1967

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2003/12/17
  • メディア: CD

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