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ケータイ刑事銭形泪10話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

BS-TBSの再放送に合わせた「銭形泪・裏ネタ編」の増補作業も、今回からは第10話「爆弾魔からの挑戦状 ~手錠は爆弾を結ぶ」に突入です。この物語については過去にPART 6まで記している(2008/10/19、21、23、26、28、30日付けで記しています。)ので、PART 7からになります。今回はサブタイトルにある言葉から「爆弾魔」について、「挑戦状」について、「手錠」について記します、尚、「爆弾魔」と「手錠」については、「・10話[裏ネタ編]PART 1」で、「挑戦状」については「・13話[裏ネタ編]PART 2」でそれぞれ記しているが、今回はそれらをベースにして大幅加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。

爆弾魔」:火薬などの爆薬を使って破壊や殺傷を行う犯罪者のことを言う。尚、自爆テロのように自ら自爆して爆発事件を起こす人や、自らは爆発事件は起こさないものの、爆弾を作る人もこのように呼ばれる。これは「魔」という言葉には「悪事をなす者」という意味と「熱中して異常な行いをする者」(度を超えてあることに執着する者も含む)という意味があって、前者の意味としての自爆テロを行う者、後者としてマニアックな行動を行う者、というそれぞれで使われているためである。(この物語では、許は前者での「爆弾魔」であり、西島は後者での「爆弾魔」ということになる。)

ここで言う「魔」は元々は仏教語であって、「魔羅」の省略形であり、梵語の「mara」の音訳である。意味は「仏道修行や人の善事の妨害をなす者」である。尚、日本語の古語における「魔」は、仏道修行の邪魔をする悪い神のことを指していた。

「爆弾魔」という言葉には明確な使用基準は無いが、基本的には、テロリストや犯罪者で爆弾に関係する犯罪を行う者のことを指していて、爆弾の材料となる火薬の製造者や武器メーカー、または爆弾解体処理班などについてはこの名前は使わない。よって、「爆弾魔」というと爆弾を使った犯罪者のことを指す。

英語では「Bomber」と言うが、この単語を日本語にした場合、「爆弾魔」ということになるが、「ボンバー」と言う場合と「ボマー」という場合とがある。アメリカでは、爆弾事件が起こった場合、その犯人のことを「○○ボマー」と言うことが多い。

挑戦状」:「挑戦」とは、相手に挑むことであって、英語では「Challenge」という。で、何事かを相手に挑戦する場合、挑戦を挑む者がその相手に対して、その旨を伝えるための告知書(書状)のことを「挑戦状」と言う。挑戦することを相手にわざわざ伝える必要は特に無いのだが、突然挑戦すると、相手が万全ではない場合もあって、これは「卑怯」と言われることがある。そのため、対等に戦い、正々堂々と相手を倒すという名誉を確保する目的で、挑む日時や場所を指定し、正式な対決を行うために、挑戦状が送られる。

「挑戦状」は世界各国で見られるものであって、古い時代から存在している。また、挑戦者が自筆で記したものが昔から本来のものとされていて、日本では毛筆で記されたものが正式なものとして扱われる。(歴史を振り返ると、昔は毛筆しかなかったためであるのだが、そのスタイルが現在でも受け継がれているということである。)

時代劇に時々出てくる「仇討ちの御赦免状」というものがあるが、これもある意味では挑戦状の一種と言うことが出来る。これが無くても仇討ちは行われるが、事情を知らない一般の人がその仇討ちを見ると、単に人を襲っているものにしか見えないためであり、お上から正当な理由によるもので人を襲っている、ということを示すために「御赦免状」という形を取っている。(よって、「挑戦状」であると同時に「正統さを証明する書状」でもあるので、「ある意味では」ということになる。)

近年では、メディアの多様化に伴って、書状ではなく、映像を使ったものなども含んで「挑戦状」と言うようになっている。(よって、写真やビデオ映像信号を記録したビデオテープ、または映像ディスクなども含まれることになる。)→「ケータイ刑事」では映像の「挑戦状」というと怪人十面相(以下、八面相、六面相、5面相)のビデオテープ、怪人3面相のDVDでお馴染みですね。(書状の挑戦状を使った者も、怪盗マリンをはじめ、多数います。)

また、犯罪に絡んだ場合は、社会の治安を守る警察に対して挑むという意思が記されていなくても、反社会的な行為を行うと予告した時点で「社会に対しての「挑戦」」という扱いになるため、その予告状は「挑戦状」と呼ばれることになる。よって、犯罪予告状は、殺人予告、強盗予告など、事件の内容に応じていくつかの種類があるが、その全ては「挑戦状」ということになる。→怪盗ルパンなどでもお馴染みであるが、「ケータイ刑事」では毎回とはいかないが、多数の物語に登場していますね。(その他、ミステリー作品では多数の作品に登場していることもあって、ミステリーにはつきものという物でもある。)

近年では、ネット上の掲示板やブログなどに殺人予告などの犯行予告を書き込む(バカな)輩たちがいるが、これも立派な「挑戦状」である。尚、こういう行為の中には、実際に犯行をする意思は全くなくて、単に悪戯目的で書き込んでいるという輩もいるようだが、悪戯目的で書き込んだものであっても、それはそれで立派な犯罪行為となる。(そのため、ニュースで「掲示板に殺人予告を書き込んで逮捕」というものを時々耳にしますね。→そういうバカなこと考える人って、何を考えているのでしょうか???)

手錠」:手首に填めて腕の自由を奪うことを目的とした拘束具である。左右それぞれの腕を填める腕輪のような形をしていて、主に金属製である。(近年では樹脂製のものもある。)また、左右両方の腕を拘束するため、2つの腕輪が鎖などで繋げられているか、それぞれ独立して2本の腕を別々に拘束する1枚板のようなものもある。更には、2本の腕を1つにまとめて拘束するような簡易的なものもある。(アメリカでは、ケーブルバンド(クランパー)も手錠として使われる場合もある。→樹脂製であるため軽量であり、かつ簡単に使用することができる上、拘束具というイメージも少なく、大量の逮捕者が出るような取り締まりを行う場合には多用されている。→アメリカらしい実に合理的な考えでもありますね。)

「手錠」というと、警察が犯人を逮捕するために使用する物と認識されているが、この認識は正しくなく、腕の自由を奪うことによって、逃走行為、暴行行為、更には自殺しようとするのを防ぐための拘束具である。警察が犯人逮捕に使用するのは、逃走を防ぐためである。(手錠をされた)犯人が逃走しても、手錠は簡単に外せないため、逃走行動に色々と制約が生じることになる。また、手錠をされていると目立ち、目標になるので、捕まりやすくなるためでもある。

また、手錠は腕の自由を奪うことを目的としたものであるが、指の自由を奪う目的の「指錠」、足の自由を奪う目的の「足錠」、全身の自由を奪う目的の「拘束衣」などがある。(これらも基本的に、それぞれの体の部位の自由を奪うことで、逃走防止となるが、拘束衣の場合は特に自殺防止という意味が強くなる。)

日本では、江戸時代には「手鎖」と呼ばれていたが、「てじょう」という言い方と「てぐさり」という言い方があった。現在の手錠に似ているものの、基本的には瓢箪型の輪であり、その中に2本の腕を拘束するものであり、現在の手錠のように片腕ずつを拘束してその間が鎖で繋がっているというものではない。主に、軽い罪を犯した者の戒具として使用されていた。

現在の日本では、「手錠」は市中に出ることを禁止と定められている。また、それぞれの手錠にシリアル番号が刻み込まれているため、例えそれが市中に出たとしても、その番号から出所が全て分かる仕組みになっている。(で、それが分かると、管理者が処罰されることになるのは言うまでもない。)また、警察官であっても、私的に手錠を入手することは禁じられている。(アメリカでは「手錠」を市中で購入することが可能でありますが...→そのため、手錠を買い求めた輩が事件の際にそれを使用するということもよく起こっている。ただ、手錠を使わなくても、ガムテープで他人の両腕をぐるぐる巻にしてしまえば、実質的に手錠と同じ役割となるため、警察当局にマークされやすくなるような「手錠」を購入して使用するという犯人の考えは理解できませんが...)

TVや映画で使われている手錠は、容易に外せる玩具の類であり、現在市中に出回っている手錠は、容易に壊せるか、容易に外せるもの(鍵が無くても外せるようなもの)であって、これらはあくまでも「玩具」の範疇にあるものである。

また、英語では「Handcuffs」と言うが「Cuffs」と言う場合もある。(カフスボタンの「Cuffs」である。)または「a Pair of Handcuffs」と言う場合もあるが、1つの手錠であるが、両腕を拘束する2つの輪があることを考えると、なるほど、と思う言い方でもある。

 

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↓参考まで

ユナボマー 爆弾魔の狂気―FBI史上最長十八年間、全米を恐怖に陥れた男

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爆弾魔 (光文社文庫)

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  • 出版社/メーカー: 光文社
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探偵Xからの挑戦状! (小学館文庫)

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  • 出版社/メーカー: 小学館
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ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 銭形姉妹への挑戦状 オフィシャルガイドブック

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  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2006/01
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↓これはあくまでも玩具です。

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