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ケータイ刑事銭形泪10話[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形泪」第10話「爆弾魔からの挑戦状 ~手錠は爆弾を結ぶ」の裏ネタ編・増補の2回目(この物語については通算で8回目)となる今回は、冒頭で五代さんがこれをしていたということから「ハチマキ」について、ちゃんが柴田さんのこれは?ということを口にしたことから「アフター5」について、開運手錠が爆弾だと知ってちゃんが口にした「ピンチ」について、クライマックスで柴田さんが口にした「一蓮托生」について記します。尚、「ハチマキ」については「・5話[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2008/10/19、21、23、26、28、30日付けで記しています。)

ハチマキ」:漢字で表記すると「鉢巻」、英語では「Headband」という。(近年ではローマ字表記した「Hachimaki」でも通じるようになってきたみたいです。)頭の回りに、手ぬぐいなどの布を横回りに巻くこと、及びその風習のこと、もとくはその布のことを言う。

また、その時に布を普通に巻くことだけでなく、ねじってから巻くということもある。(ねじった場合は「ねじりハチマキ」と呼ばれる。)

精神的な目的で使用されることが多く、精神統一やため、または士気の向上のために用いられることが多い。特に応援団が用いたり、入試を迎えた受験生が用いることが多く、ハチマキを使っている人の代表格となっている。または、祭の時、参加者は法被を着ることが多いが、その時はハチマキをするのが一般的になっている。または、アイドルの応援の時に、熱烈なファンがこれを使っていることも多い。(その場合はたいていが「○○命」という文字の入ったものが使われている。)

歴史は古く、起源は古代日本にまで遡る。祈祷の儀式に於いて、巫女がこれを用いていたのが最初とされている。また、大和朝廷が成立すると、天皇が行う神事や祭事の際、天皇だけが冠の上から白い布を額に巻いていたが、これもハチマキである。

広く普及するようになったのは鎌倉時代になってからであり、武士が武装する際に兜の下の烏帽子がずれないようにするために頭に布を巻くようになり、更に足軽などにもハチマキが広がり、兵士が頭に布を巻くのが一般的になる。(兵士のハチマキは、やがて金属製のものを巻くように発展することになるが、当初は布(すなわち、現在で言うところの「ハチマキ」であった。)→金属製のものに発展していったのは、刀で額を割られることを防ぐためであり、防具へとなった。

戦国時代には、布製のハチマキと金属製のものとが使われるのが当たり前となり、どこの国の兵士でも使っていて、武士の基本となった。戦国時代を経て江戸時代になると、戦が無くなったことで武士が使うことが少なくなるが、日頃の鍛錬として行われる各種武道に(金属製ではなくて布製のものが)受け継がれていくことになった。武士がハチマキを使用したということでは、幕末に誕生した新撰組が特に有名である。

江戸時代に武道に導入されたことは、ハチマキに新たなものを取り入れることになった。それは精神的な意味であり、やがてこれが「精神論」となり、気合いを入れるということでハチマキが使われるようになる。そして精神論と一体となった「ハチマキ」は第二次大戦の時の日本軍の精神論に繋がり、当時の日本軍の兵士は「必勝」などの文字を入れたハチマキを使うことが当たり前となっていた。尚、応援団員がハチマキを使っているのは、やはり精神論と繋がっているためであり、江戸時代からの武道での用途、更には旧日本軍の精神論の流を受けているものと言うことが出来る。

現在では、ファッション的なものの一つにもなっているが、汗を拭くための布という実用的な一面もあって、工事現場の労働者をはじめ、太陽の下で働くことになる労働者(例えば、工事現場の作業員、植木屋などはこれを使っているイメージが定着している。)は実用的なことから利用していることが多い。また、太陽の下での労働者では無いが、板前は作業中にかいた汗が食材に落ちないようにするために、汗拭き用として利用している。

また、現代では日本だけでなく、世界に広がっているが、「汗拭き」という実用的なものとしての利用、ファッションとしての利用が中心になっているが、第二次大戦の時の旧日本軍の精神論と一体になった使われ方も一部にはある。

アフター5」:サラリーマンやOLの仕事明けの時間帯のことである。また、この時間は個人的な時間と言うことになる。尚、ここでいう「5」は午後5時、17時のことを指す。よって、「午後5時以降」ということになる。

しかし、会社によっては終業時間が17時ちょうどではなく、17時よりも早く終業時間となる所や、17時よりも遅くなる所もある。しかし、そういう所に務めている人についても、終業時間終了後のことはすべて「アフター5」という。→とは言っても、終業時間になったからと言って、その時間になると直ぐに帰宅できるということは希で、その比の残務整理があったり、残業があったりするのが常であるので、実際に時勇次官となるのは何時以降となるのでしょうかねぇ?(これも人それぞれであって、一般的には「何時から」ということは出来ないでしょうが...)

これは、終業時間は「9 to 5」と言われるように、午前9時から午後5時までというのがあって、そこからきている。(アメリカの役所の終業時間がその元になっている。)

よって、就業時間が、例えば午前8時からであると、(一般的な労働時間だと)終業時間は午後4時(16時)になり、就業時間が午前10時からだと終業時間は午後6時(18時)になる。また、二交代制の職場であれば、午前6時から午後6時ゆ、午前8時から午後8時が就業時間ということもある。→これらの場合は「アフター4」「アフター6」「アフター8」と言っても良いが、多くは午後5時であるため、そのような言い方はされず、全て終業時間以降の事を「アフター5」と言う。

また、別の意味としては、就業時間終了後の集まりに着用するフォーマルな服装のことを指している。(これは言うまでもなく「アフター5」で着用する衣服という所から来ている。)

ピンチ」:英語では「Pinch」、危機、窮地、危急の場合、のるかそるかの瀬戸際の時、のことである。尚、反対語は「チャンス」(好機)であるが、これはスポーツに於いて、自分と相手の立場を入れ替えてみると容易に分かることでもある。→1つの事象でも、見方を変えると真逆になるということの典型的な例である。また、スポーツの世界では「ピンチの後にチャンス有り」とよく言うが、「ピンチ」と「チャンス」は表裏一体となっているものであって、一方だけということはない、ということでもある。これを考えると、言葉って上手くできているものである。

また、英語の「Pinch」には、別の意味があって、つねる、摘む、挟む、摘み取る、という意味もある。(このため、「窮地」という意味の「Pinch」は「Corner」「Squeeze」「Bay」という言葉が使われる事もある。しかし、これらの単語も他の意味の方が一般的に通っているため、誤解される可能性のない「窮地」という意味の英単語は無いということになる。→「窮地」と言う意味は負のイメージがあるため、使いたくないという心理的な要因が出ているのでしょうか???)ゴムローラーで「ピンチローラー」(カセットテープのテープを走行させる際、キャプスタン・モーターの一定速度の回転をテープに伝え、テープを一定速度で送るのに使われるている。)というものがあるが、これは「窮地」ではなくて「挟む」という意味の「ピンチ」である。

この物語では、ちゃんがこの言葉を口にしたのは、五代さんとの間で付けた開運手錠が実は時限爆弾だったと分かったためであるが、ちゃんは結構冷静でしたね。もっと慌ててもおかしくないですし...

一蓮托生」:「いちれんたくしょう」と読む。尚、「一蓮託生」と表記することもある。(結果の良し悪しに関わらず)互いに行動や運命を共にすることを言う。一応、結果が良い場合でもこの言葉は使われるが、現在では一般的には悪い結果が予想される場合に使われることの方が多い。(昔は逆で、良い結果が予想される場合に用いられるのが一般的であった。)→この物語では柴田さんがこの言葉を口にしたが、やはり、爆弾を解除できずに爆死してしまう、という最悪の結果が頭をよぎっているのか、それとも、爆弾が爆発してしまうと、あの世で(憧れの)ちゃんと一緒にいられる、という良いことが頭をよぎっているのか、どっちでしょうかねぇ?(現在では、前者と考えるのが一般的であるが、昔の使い方では後者の意味でしたから...)しかも、柴田さんのこの言葉を言うとき、声が震えていたことを考えると、どっちとも解釈することは可能ですし...

元々は仏教語から来ている言葉であり、「死後、極楽浄土で一つの蓮華の上に共に生まれ変わり、そこに生を託して仲良く幸せに暮らす」という教えから来た言葉である。尚「託生」は「身を寄せて生きること」という意味である。

ちなみに、江戸時代には、「来世に恋の成就を期する」という意味に使われていた。これはこの世では叶わない恋であれば、二人が心中をしてあの世で一緒になって幸せに暮らそう、という思想を海、無理心中という行動を生んだ原因ともなった言葉である。

類義語としては「死なばもろとも」「同じ船で行く」「同腹一心」などがある。また、英語では「Sail in the Same Boat」または「Share Someone's Fate」と言う。

 

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