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SCOTT McKENZIE『VOICE OF SCOTT McKENZIE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1967年にリリースされた彼のデビュー・アルバムである。このアルバムは大ヒット曲『San Francisco』が収録されていることでも知られているアルバムであるが、1974年に一部の曲順を変更して、アルバム「SAN FRANCISCO」としてリリースされたことからも、人気があることが分かるアルバムでもある。

収録曲は以下の全11曲である。(当然のことながら、'67のオリジナル版での曲順である。'74のアルバム「SAN FRANCISCO」と収録曲は全く同じであるが曲順が異なっている。尚、'74のアルバムの曲順は省略する。)『San Francisco (Be Sure To Wear Flowers In Your Hair)』『Like An Old Time Movie』『Twelve Thirty』『No, No, No, No, No』『Celeste』『Rooms』『Don't Make Promises』『Reason To Believe』『It's Not Time Now』『What's The Difference (Chapter 1)』『What's The Difference (Chapter 2)』。

この中からは、彼の代表曲でもある『San Francisco (Be Sure To Wear Flowers In Your Hair)』がBillboardのシングル・チャートで最高位4位を記録し、1967年の年間シングル・チャートでは48位にランクインしている。(同時に、'60's代表する一曲としも知られていますね。)

お薦め曲は、『San Francisco (Be Sure To Wear Flowers In Your Hair)』を外す訳にはいかないのは言うまでもなく、それ以外には『Like An Old Time Movie』『Rooms』『Reason To Believe』『What's The Difference』という所をピックアップしておく。

本アルバムが発表された当時は、いくつかのムーブメントがあった'60'sでもフォーク・ミュージックがブームになっていた時期でもある。彼以外ではBEE GEESやMAMAS & PAPASなどが大きなヒットを放っていた時期でもある。特に彼は、MAMAS & PAPASと親交が深かったこともあって、前面に出ることは意外と少ないのだが、奏でるサウンドは間違いなく一級品である。但し、'60'sサウンドの歴史の中では、彼は一発屋に近いような扱いをされているのが残念な所である。(もっと評価されるべきだと思います。)

兎に角、'60'sのウエストコーストサウンドに浸る上では、一度は聴いておきたいアルバムである。

 

Voice of Scott McKenzie

Voice of Scott McKenzie

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Repertoire
  • 発売日: 2007/10/31
  • メディア: CD

花のサンフランシスコ(ヴォイス・オブ・スコット・マッケンジー)(紙ジャケット仕様)

花のサンフランシスコ(ヴォイス・オブ・スコット・マッケンジー)(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/09/20
  • メディア: CD

↓1974年にリリースされたものはこちらです。

San Francisco

San Francisco

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony International
  • 発売日: 1999/01/12
  • メディア: CD


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