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SHALAMAR『FRIENDS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1982年に発表された彼らの6枚目のアルバムである。これまではアメリカではヒットを記録していた彼らであるが、イギリスではシングルがそれなりのヒットを記録していたものの、アルバムの方は苦戦していたが、本アルバムはアメリカよりもイギリスの方で大きなヒットとなったということで、彼らのキャリアに於いても新たなページを開いたアルバムとなった。(ただ、本アルバムの後に3人の内2人が脱退してしまうことにもなるので、この点でも一つの歴史に終止符を打つアルバムということも出来る。)本アルバムはBillboardでは最高位35位を記録しているが、イギリスでは最高位6位を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『A Night To Remember』『Don't Try To Change Me』『Help Me』『On Top Of The World』『I Don't Wanna Be The Last To Know』『Friends』『Playing To Win』『I Just Stopped By Because I Had To』『There It Is』『I Can Make You Feel Good』。

この中からシングル・カットされたのは4曲であるが、いずれもがイギリスでの方がチャート成績は上である。(アメリカではBillboardのHot 100にランクインしたのは1曲のみだった。)『I Can Make You Feel Good』がイギリスで最高位7位を記録し、『A Night To Remember』はアメリカで最高位44位、イギリスでは最高位5位を記録、『There It Is』はイギリスで最高位5位、『Friends』はイギリスで最高位12位を記録している。

お薦め曲としては、本アルバムを代表する曲である『A Night To Remember』と、イギリスでTOP 5入りの大ヒットとなった『There It Is』、そして『Don't Try To Change Me』『On Top Of The World』『Playing To Win』という所をピックアップしておく。

本アルバムは、彼らのキャリアの中でもベストの布陣での最後のアルバムである。(一応、次作も本作に次ぐような大ヒットにはなりますが...)結果的には、これまでに培ってきたサウンドの集大成ということになり、ポップでありながらソウルフルで楽しいダンス・ミュージックということで、とても聴きやすいものになっている。(この後、典型的な'80'sサウンドであるシンセポップでギターを前面に出すようになるが、彼らのソウルフルな持ち味が薄れてしまったのは残念な所でもあった。)ということで、SHALAMARの頂点を極めたアルバムと言っても良いものである本アルバムは、'80'sサウンドを楽しむ場合は外すことの出来ないアルバムの1つである。楽しみながら聴きましょう!

 

Friends

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ZYX
  • 発売日: 2007/08/07
  • メディア: CD

フレンズ(紙ジャケット仕様)

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