SSブログ

「OFF BEAT」 [映画(洋画)]

表題の作品は1986年の映画「オフビート」である。親睦のためにミュージカルを行うことになった警官たちが繰り広げるコメディ作品である。コメディであるが、物語の展開上、ミュージカルのような所もあって、B級作品と言うことではたっぷりと楽しめる作品となっている。

作品データを記しておくと、時間は93分、原案はデゾー・マジャー、監督はマイケル・ディナー、脚本はマーク・メドフ、撮影はカルロ・ディ・パルマ、音楽はジェームズ・ホーナーとバート・バカラックである。そして出演は、ジャッジ・ラインホルド、メグ・ティリー、ジャック・ダンボワーズ、クレアヴァント・デリックス、ジョー・マンテーニャ、ジェームズ・トルカン、エイミー・ライト、ジョン・タートゥーロ、アンソニー・ザーブ、ジュリー・ボヴァッソ、フレッド・グウィン、ハーヴェイ・カイテル、オースティン・ペンドルトン、ペン・ジレット、ビル・サドラー、クリストファー・ノース、たちである。

ニューヨーク22分署に務めるエイブ・ワンシントンは、麻薬の囮捜査をしていたが、そこで高校時代の友人・ジョーに話しかけられたことで、捜査に失敗する。ジョーは市立図書館で働いている男だった。警察はイメージアップのためにミュージカルを行うことにした。これに声が掛かったエイブだったが、捜査失敗の原因がジョーにあることから、ジョーを身替わりにしてミュージカルに出演させることにした。ジョーもミュージカルなんかやりたくないと思っていたが、婦人警官のレイチェルに「弱虫」と言われたことから発奮して、オーディションに合格した。レイチェルは家族全てが警官という一家に育ち、現在は人質事件専門となっていた。また、汚職前歴のあるピートとコンビを組んでいた。ジョーは毎日ミュージカルの練習に通い、次第にレイチェルとの関係が良くなっていく。が、ある日、警官の制服を着ていることで、強盗犯人を追わざるを得ない状況となり、見事に強盗犯を取り逃がしてしまった。そんな南、レイチェルの家に招かれたジョーは、レイチェルが警官とは結婚しないと誓っていることを知る。レイチェルと共にアパートに戻ってジョーの前に、元恋人のメリーが裸でいて新しい恋人とやっていけないのでよりを戻したいということで戻って来た。これにレイチェルは怒って帰ってしまう。そんなジョーは、ある日小切手を現金に換えようとして銀行にやってきた。が、そこに強盗が現れて、金を要求する。警官が駆けつけ、レイチェルが交渉役となる。そんな中、ジョーはダンスを披露し、犯人が持っていた銃を蹴り落としてしまう。が、ここぞとばかりの活躍で強盗を取り押さえた。警官が見事に銀行強盗を捕まえたと思ったが、ジョーは本物の警官ではないことを知った総監だったが、ニセ警官と言うことがバレルと問題となることから、ジョーは不問となり、レイチェルに告白、レイチェルもジョーが警官ではないこともあって、それを受け入れた。

コメディであることから結構派手なドタバタぶりが展開するが、ひょんなことから警官の制服を着ているジョーが巻き起こす騒動というのが楽しい所である。(現実社会だと、警官の制服を着ているニセ警官ということで、これだけで犯罪者として逮捕されてしまうのだが、そこはフィクションということですからね...)

まあ、ラブ・コメにミュージカルの要素を加えた楽しいコメディということで、深く考えることなく楽しめる作品である。

 

↓現在では日本版はリリースされていません。輸入版(リージョンコード「1」)です。

Off Beat [DVD] [Import]

Off Beat [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー: Buena Vista
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。