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「OVERBOARD」 [映画(洋画)]

表題の作品は1987年の映画「潮風のいたずら」である。本作の数年前から同棲するようになったG・ホーンとK・ラッセルによるラブ・コメディである。まあ、G・ホーン主演作らしい展開のコメディである。それにしても、G・ホーンは昔からキュートであり、いつものようにヒップ・ネタも登場するということで、安心して見ていられますね。

作品データを記しておくと、時間は112分、製作総指揮はロディ・マクドウォール、監督はゲイリー・マーシャル、脚本はレスリー・ディクソン、撮影はジョン・A・アロンゾ、音楽はアラン・シルヴェストリである。そして出演は、ゴールディ・ホーン、カート・ラッセル、エドワード・ハーマン、キャサリン・ヘルモンド、マイケル・ハガティ、ロディ・マクドウォール、ヘクター・エリゾンド、ビング・ラッセル、たちである。

金持貴族の夫人であるジョアナは、美人だがプライドが高く、何かあると直ぐに周囲に当たり散らすという女だった。或る夜。彼女は誤って海に転落してしまい、そのショックで記憶を失ってしまった。それをニュースで知った大工のディーンは、先日、ジョアナに海に突き落とされたこともあって、からかってやろうとして、夫だと名乗り出た。それをなかなか信じないジョアナだったが、ディーンに連れられて彼の家に行く。そこには4人の子供たちがいて、ジョアナのことを「ママ」と呼ぶ。これに驚いたジョアナは失神してしまった。が、翌日からジョアナには、4人の子供たちの母親として、そして主夫としての仕事が待っていた。そんな中、ディーンが夫ということをまだ完全に信じられなかった彼女は、記憶を取り戻すために写真を捜し始める。それを知ったディーンは、このままではまずいと思って、合成写真を作り、何とか乗りきる。そんなことをしている内に、次第に子供たちとジョアナの間に心のふれあいが始まり、高慢だったジョアナも次第に丸くなっていき、性格も良くなっていく。やがて、自然と結ばれることになるディーンとジョアナ。が、そんな2人の前に、ジョアナの本当の夫である金持貴族が現れた。するとジョアナは一瞬で記憶を取り戻した。で、貴族と共に帰っていく。が、子供たちはジョアナを追っていく。しかし、車は走り去ってしまう。で、ディーンは本気でジョアナを取り戻そうと思い、貴族夫婦の乗ったクルーザーを追った。追ってくるディーンに気づいたジョアナは、クルーザーから飛び降りて、ディーンの元に駆けつけた。

ラブ・コメということで、物語の方は特に派手なものではないが、なかなかロマンティックなところがある作品である。また、最初は高慢で嫌な女だったジョアナが次第に性格の良い女に変わっていく姿は、なかなかである。キュートなG・ホーンでも、最初の性格ブスだと考えてしまうが、性格美人になると、本当にいい女になりますね。(物語の最初と最後での変わりようは、完全に別人ですからね。)

まあ、G・ホーンを見るための作品であることに代わりはない本作であるが、彼女らしい魅力満載の作品であり、彼女のファンであれば見ておきたい1本である。

 

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