あり得ない!#2「24時間後の花嫁」 [ドラマ]
結婚式を翌日に控えた津田啓太は、小学校の時の同級生・リカを呼び出し、自宅に連れてくると、いきなりブロポーズをする。が、それはリカではなくて、リカの会社の先輩の高橋鶴子だった。事情を話すと、啓太は婚約者に逃げられてしまい、今更、式場のキャンセルは出来ないということ、また、昇進の話があって、それは結婚が条件だった。呆れる鶴子だったが、そのプロポーズを受けることにした。というのは、鶴子は鶴子で、会社から転勤の話があり、それを阻止するためには結婚すれば良いということだった...
タイトルにあるように「あり得ない」という展開であるのだが、今回ははっきり言って面白くなかったですね。特に、その後どうなったかということを、終了後のストーリーテラーに語らせていた(一応、どんでん返しにはなっている。)が、それをやったことで、ドラマとしてはどうでも良いものになってしまい、ストーリーテラーが3分でまとめて話せば終わってしまう物語になってしまった。
コメディであるからには、最後のオチというのはしっかりと描かれないと、単なるバカ騒ぎになってしまうのだが、この物語では、バカ騒ぎということもやっていないので、無駄に時間を使っただけという目も当てられないものになってしまった。
途中で、逃げたはずの婚約者がやってきて、という展開となった時には、騒動を大きくして面白くなるのか?と思ったら、それも肩すかしで、啓太の父との思い出の陶器のやりとりがあって、逃げた婚約者の軽さと、鶴子の者物に対する思い入れを大事にする気持ちの違いを描くということになり、コメディらしからぬ大事にしている心を描くことになったが、如何せん、コメディとは相反する要素になるだけに、中途半端に描いただけでした。
まあこういう「あり得ない!!」展開ということでは、本作の狙いにマッチしていると言えるが、余りにもつまらなすぎる。元々期待していなかったが、これでは辛いですね...
次回は「運命っぽい恋」と言う物語。今回のようなデキだったら、離脱することにするが、果たして...(一応、第9話の予定となっている佐藤二朗さんには期待しているが、そこまでがカスのようなものだったら辛いし...)
↓この頃の二朗さんを期待しています。
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