やつらは多分宇宙人!#4+α [ドラマ]
万丈の前にMr.NISHIKINOが現れて、「理由なき反抗」の本を手渡した。で、万丈は「反抗期」を宣言した。本当の大人になるためと言う万丈。一週間してそれが広大と謎美にも伝染。そんな中、万丈の言葉にショックを受けた広大は手紙を記していた。そして、ハローワークに仕事を探しに行った。謎美は手紙を万丈に渡そうとするが、万丈は「絶対に読まない」と言う。で、謎美はテレパシーで手紙を読んで聴かせた。下手な文字(幼稚園児が書くような間違った文字)で記されていた。で、万丈は反抗期を止めた。
一応、親が子供のことを思う親子愛を描こうとしているのだが、纏まりが悪く、中途半端にしか描けておらず、完全に空回りしていましたね。サイコメトリー以外はこれという笑いもなく、シュールなところもなく、4話にして完全に失速してしまいました。
そんな中、絵子に対して呂葉守は先輩(=万丈)のことをイケメンと伝えたことから、絵子が少し興味を持ったようだった。ということで、今後の伏線にするものと思ったが、ラストで呂葉守からの写メを見た絵子は「これがイケメン?」と口にしたことで、この部分は完全に余計なものになってしまっただけで、時間不足の穴埋めになってしまったのが残念でした。
今回は家族愛を描こうとして「反抗期」を持ち出していたが、宇宙人の感覚が普通の人の感覚とのズレが大きく、そのギャップをシュールな笑いを誘う形で描いている所が本作の面白い所なのに、今回はシュールな所が影を潜めてしまい、単なる時間潰しになってしまいました。銀側家にも家族愛があるのは当然であるが、これが普通の人と大差のないものだったことが今回の失敗点でした。(もっと、突拍子もない家族愛であって、それが普通に考えられる人の家族愛とのギャップが大きく、そこを鋭く描くのが本作ではないの?)
ということで、本作も離脱ボタンに手が掛かりました。(「あり得ない!」もそうだが、3話や4話でこんなに落ちてしまうようでは救いようがないですなぁ...)次回で全10話の半分に到達することになるが、後半に対する希望の光も見当たらないだけに...(今週も再放送「メタル侍」の方がはるかに面白かったですし、日曜朝の再放送「銭形泪」の方が更に面白いです。)
で、2月に突入することになるが、2月はバンクーバー冬季五輪があるため、この中継によってTV全体がつまらなくなる。(BSデジタルは思ったほど五輪の放送は無いようですが...)本作は五輪のために休むことが無いが、最初のパワーがこんなにも早く無くなってしまってつまらない内容になってしまうのならば、五輪中継でお休みにしてしまっても良いかも...
↓これって単なるゴミの乱造のように思えるようになりました。
↓こちらの方が遙かに面白い!!
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