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ケータイ刑事銭形命3話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

銭形命」の第3話「猛スピードで移動する死体! ~競輪選手殺人事件」の「裏ネタ編」の2回目となる今回は、自転車関係ということから「自転車」について、ちゃんが乗っている「マウンテンバイク」について、松山さんが「愛のメモリー号」と呼んでいた「ママチャリ」について、「愛のメモリー号Z」と呼んでいた「子供用自転車」について記します。

尚、BS-TBSの本放送時に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

自転車」:乗物の一つであり、乗った人が自分でペダルを回転させることで車輪を回転させてる推進力を得て、その人が運転操作を行うことで走らせるものである。二輪のものが最も多いが、それ以上の車輪を持つものもある。(一輪車もこの定義では含まれることになるが、日本では道路交通法によって、法律的には一輪車は「自転車」には含まれず、「特殊自転車」に分類されている。→ハンドルやブレーキが無いことが影響している。)

英語では「Bicycle」と言うが、三輪のものは「Tricycle」、四輪のものは「Quadracycle」と言う。また、ドイツ語では「Fahrrad」、フランス語では「Vélo」、イタリア語では「Bicicletta」、スペイン語では「Bicicleta」と言う。

エンジンを搭載していないことから、排出ガスが無いこと、乗った人が駆動することから健康増進に役立つ、整備が容易なこと、維持費も安いことなどから環境負荷が少ないことで、近年は再び注目を集めている乗物である。

歴史は19世紀の初めに登場したものが最初とされている。それはドイツのカール・フォン・ドライスが発明した木製の乗物である。(同じ径の木製の二輪車であり、前輪の向きを変えるハンドルがあり、前輪と後輪を繋ぐ間にサドルがあった。)但し、駆動装置は持っておらず、地面を足で蹴って推進力を得るというものであった。(フランスで1818年に特許が取得されている。)

ペダルが付いたものはそれから約20年後に、スコットランドのマクミランが開発したものが最初であり、その後、フランスのミショー、イギリスのスターリーたちによって改良されていく、これらは乗った人がペダルを踏み込んで駆動するというものであって、(現在の幼児用の)三輪車と同様に、前輪をペダルを踏み込むものである。そしてこれはスピードを得るための工夫として、前輪が後輪よりも大きいもの(日本では「だるま車」と呼ばれたこともある。)に発展していく。しかし、前輪が大きいと、スピードは出るものの、安定性が悪く、危険なものでもあった。(しかし、当時はこれが受けて、19世紀終盤にはブームを起こすことになった。)

一方、安全性を高めたタイプということで、セーフティ型と呼ばれるものも登場する。1879年にイギリスのヘンリー・ジョン・ローソンが後輪をチェーンで駆動するというものを生み出した。(サドルの位置を下げるための方法としてチェーンを導入した。)更に、ジョン・ケンプ・スターリーの改良によって、前後の二輪が同じ大きさになり、ダイヤモンド型のフレームを導入した後輪をチェーンで駆動するものが登場した。(現在の自転車にかなり近づきました。)

更に、1888年にダンロップが空気入りのタイヤを発明したことで、このタイヤが自転車にも採用されることになり、走行時の地面からの衝撃を低減させることが出来るようになった。(ほぼ現在の自転車と同じである。)そしてフリーホイールの発明によって、自転車は大衆の乗物の地位を占めるようになり、馬(馬車)に取って代わるようになった。

日本には幕末期に入ったとされているが、明治になると前輪が大きいものが入って来て「だるま車」と呼ばれることになる。更に、1890年に宮田栄之助が国産のセーフティ型自転車を開発し、これによって自転車が普及していくことになった。

現在では、ヨーロッパには自転車利用が盛んな国が比較的多いが、世界的に環境問題が重要視されるようになってからは、世界的にも自転車の利用を推進させようという動きが顕著になっている。また、車社会のアメリカでも、都市部では慢性的な交通渋滞の対策として注目されている。(車社会のアメリカでは、自転車は乗物というよりも、レジャーという意識の方が強い。)

マウンテンバイク」:「Mountain Bike」(略して「MTB」と呼ばれる。)は、オフロード走行用として作られた自転車であって、自転車の特徴である軽量でありながら、堅牢なフレームを採用して衝撃性を高め、地面の凸凹が大きくても走行できるような工夫がされたタイヤ(深い溝を持っているのが特徴)と強力なブレーキを採用したものである。また、ハンドルは直線となったものが殆どである。

これが誕生したのは1970年代のアメリカであり、急勾配の山でヒッピー達が遊んでいたものが起源とされている。やがてこれがクロスカントリーなどの競技へと発展していき、自転車の方も耐衝撃性を強化することで発展していくことになる。(特に、車体に関しては、当時の自転車では悪路走行では耐性に耐えられないこともあって、自作されることで耐性を高めたものが生まれ、それが自転車製造メーカーへと発展していくことになった。)

元々はオフロード走行用として生まれたものであるが、現在ではオフロードだけではなく、クロスカントリーなどの自転車競技用(1996年のアトランタ五輪で正式競技に採用されたことで、完全に市民権を得た。)として、また、オフロードではない一般の道路の走行用としても利用されるようになっている。

日本には1980年代になってから入って来て、次第に浸透していくことになる。特に1988年に第1回全日本マウンテンバイク選手権大会が開催されたが、この時期に最初のブームが到来し、広く認知されるようになった。

「ケータイ刑事」では銭形が乗る自転車としてお馴染みであるが、自動車の運転免許の取得が出来ない年齢である銭形が機動力のある乗物として、耐久性の高いマウンテンバイクを使うというのも、実によい考えですね。(でも、パトカーの助手席専門というのも悪くはないでしょうが...→お姉ちゃまはパトカーの助手席に乗った物語もあり、お姉ちゃまは高村さんのレンタカーの助手席に乗った物語がありました。)ただ、「ケータイ刑事」シリーズ全体では、マウンテンバイクを活用したという物語というのは殆ど無いですが...→この点では、この物語はシリーズの中でも珍しい物語と言うことになる。

ママチャリ」:自転車の一つであるが、特に明確な定義はされていない。一般的には「ママ(母親)」が使用するような自転車を指している俗称である。(「ママ」は母親の「ママ」、「チャリ」は自転車の俗語である「チャリンコ」のことである。)

明確な定義がないため、何がこれに含まれるかは定かではないが、軽快車(シティサイクル)と呼ばれる自転車であって、一般的には主婦が買い物に行くのに利用したり、子供を乗せる幼児用座席を取り付けた自転車、及びその自転車に準ずる自転車を指している。また、広く解釈すると、変則機構を備えておらず、サイクリングを含むスポーツ用途では無い自転車全般のことを指している。(但し、お巡りさん(駐在さんと言った方が良いかも...)が使う自転車だけは含んでいない。)

見方を変えると、「ママチャリ」と呼ばれる自転車は大衆用の自転車ということが出来、大量生産された工業製品を代表するものでもある。

子供用自転車」:名前のように、幼児や児童向けの自転車のことである。体格の小さい子供向けであることから、サイズは当然のことながら小さく、安全性を高めるために後輪の横・左右に転倒防止のための補助輪が付いているものが多い。(基本的にはこれが装着されているが、取り外しが可能というものが多い。しかし、幼児向けの自転車の一部には、取り外しが不可というものもある。)

また、児童用ということで、これに乗る人は成人よりも体が小さいため、体格に合わせて設計されているということで、大人の体格では小さくて乗りづらい(ただ、遊びということでは、乗りづらさを楽しむ、ということもありますけど...→この物語の松山さんのように、笑いを取るために大人が乗るというのも含んでいますけど...)自転車全体のことを指して言う場合もある。(この場合は補助輪の有無は関係ない。)

しかし、イメージとしては、補助輪が付いている自転車のことというのが強いのもまた事実である。

 

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