やつらは多分宇宙人!#6 +ゴセイジャー#1 [ドラマ]
まずは「やつらは多分宇宙人!」から
今回はもう何もない、単なる時間を埋めただけというものとなってしまい、救いようのないゴミでした。もはや「宇宙人」ならではの、という物語の基本すら忘れてしまっていて、完全にどうでもいい駄作でした。
一応、母親のありがたさ、感謝の気持ちを持つことの大切さを描いていたが、この物語の基本設定を忘れてこういう話になるなんて、何を考えているのですかね...(テーマは大事なことであるが、この物語に於いては描くようなものではない。)
しかも、今回は、銀側家(=宇宙人3人)の中の物語であって、呂葉守は不要、まして冒頭の絵子なんて、全く邪魔な存在でしかない。クレジット上の主役は絵子になのに、これでは「看板に偽りあり」でしかない。
今回から後半に突入ということなのだが、こんな低レベルになってしまったら、見る価値は無い。ということで、今回をもって「離脱」することにしました。(一応、最終回だけはチェックしましょうかね。→といっても、最終回の一つ前で突然母星から司令が入り、それでまとめてしまって地球からサヨナラするか、母星からの指示を無視して、地球人として住むことにするか、のどちらかだという気がしますが...)
それでいてスピンオフ作品のDVDの宣伝をしていたが、スピンオフ云々というのは作品が面白く、キャラに魅力があったからこそ成されることである。こんなにも酷い内容の作品が行うことではない。(というよりも先に「スピンオフありき」といっていいですね。)完全に本末転倒しているのだから、救いようがない...
続いて「ゴセイジャー」について
1話ということで、設定の説明などが行われるのは当然であるが、見所も無く、期待できる要素が全くない時間潰しという凡作でしたね。最初に掴みが必要であるのは言うまでもないが、こういう作品ではそれがより重要である。しかし、ヒーロー側の5人に魅力が無く、敵の方も存在感が無い、ということで、「掴み」と呼べる部分が何も無かったのは酷かったですね。ということで、早くも「失敗作」に分類される立場に追い込まれました。が、戦隊の場合は1年間のスケジュールに乗っ取って、ご都合主義的なストーリー展開で、玩具を売る戦略に従って進んで行くのだから、番組としてはやっていけるのでしょうけど...→つまらない作品であれば、それに関する玩具も決して買わないというように、「ノー」を突きつけなければ...
ただ、本作には最終兵器として「セクシー女幹部の投入」というのが残っているというのが救いと言えば救いかも...
それにしても、土曜夜から日曜午前中に放送されている作品で、面白いものというのがBS11の再放送「メタル侍」とBS-TBSの再放送「銭形泪」というのは酷すぎますね。ただ今月はバンクーバー五輪があるので、それに合わせて手抜き作品で時間を埋めておくだけ、という特殊事情なのかもしれませんが...
↓こんなものを作る前に本編を面白くしなければ...
やつらは多分宇宙人! エピソード.ゼロ 馬場徹×井之脇海 編 [DVD]
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HERO CLUB 天装戦隊ゴセイジャー Vol.1 [DVD]
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