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ケータイ刑事銭形泪16話(2nd.3話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

銭形泪・2nd.」第3話(通算では第16話)「亜空間を越える死体 ~ノーベル賞的殺人事件」の裏ネタ編・増補は今回で打ち止めです。で、今回はこの物語の犯人と被害者がこれだったことで「双子」について、ここがトリックに使われたということで「屋上」について、死体を運ぶのに利用された「急ブレーキ」について、そして、ちゃんがバスに乗るとこうなると言っていたが、実際は高村さんがノロノロ運転でこうなった「車酔い」についてと「閃光」について記します。尚、「双子」については「・16話(2nd.3話)[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/1/17、20、22、24、27、29日付けで記しています。)

双子」:英語では「Twim」もしくは複数形を使って「Twins」といい、日本語では「双生児」と言い、「双子」という言い方は砕けた言い方である。

多胎児の1つであって、同じ母から1回の分娩で2人生まれた子供のことをいう。(三つ子、四つ子、五つ子、…、も「多胎児」である。)多胎児では双子(双生児)が生まれることが最も多い。尚、出産の時、2人は数分程度の時間差で産まれる事が最も多いが、時には数時間から数十日の間隔をおいて生まれる場合もある希だがある。(これらでは一度の分娩で2人が生まれずに2度の分娩と言うことになるが、それでも「双生児」と呼ぶ。)この場合、双生児であっても、誕生日が別の日になるという超レアなことが起こることになる。

双生児には、一卵性双生児と二卵性双生児がある。これは、母親が受胎した時の受精卵の数によって決まる。前者は普通の妊娠と同様に1つの卵子から2人が生まれた場合である。(何らかの影響で、1つの受精卵が2つに分かれ、それから細胞分裂を初めて2人の胎児に成長するものである。)この場合は、生まれてくる2人の子供は必ず同性となり、外見はとても似ている。一方、二卵性双生児の場合は一度に2個の卵子が排卵され、それぞれが受精卵となって発育したものである。この場合は2人の子供は同性となる場合と異性になる場合とがある。(早い話、2個の卵子がそれぞれ受精卵となるのであり、別々に2人が生まれるのと基本的に同じである。)よって、似ていると言っても普通の兄弟姉妹程度のであり、そっくりということはまず無い。

ちなみに、一卵性双生児は1000回のお産で4回程度の頻度で、二卵性双生児は1000回のお産で6回程度(合計すると1000回に10回、すなわち約1%の確率となる。)生まれるとされている。→二卵性の方が実は多いのである。(最も多いのは二卵性双生児で、男女が1人ずつ生まれるというものである。)

また、双子が生まれる確率(一卵性と二卵性の両方を足し合わせた数値である。)は人種によって発生確率は異なっている。黒人では約70回のお産で1回程度、白人は約90回のお産で1回、日本人は約150回に1回程度とされている。→近年では排卵誘発剤を使ったり、体外受精によって受精させることがあるが、そういうものを利用しない場合の確率である。(双子は偶然によって生まれるということである。)

屋上」:本来の言葉の意味としては「屋根の上」という意味であるが、特に建物の最上部で人の出入りが可能となっている平らな場所のことを言う。(貯水槽、空調機器などが設置されていて、普通は人が入らない場合であっても「屋上」と言う。)

最近では大きなビルであればヘリポートを設けている場合もある。また、デパートなどでは屋上を遊園地にしている場合や、緑地にして庭園(「屋上庭園」と言う)にしている場合があり、高級マンションではプールがある場合がある。ということで、その利用方法は様々である。(まあ、周囲の景色が見渡せて、気持ちがいいのは確かだから、色々と利用するというのは当たり前の考えですね。)

戸建て住宅の場合はこれが設けられるのは少ないが、マンションになると、出入りは自由とはならないが、何らかの設備を設置することが多く、基本的に存在していると言って良い。同様に、学校の校舎をはじめ、ビルと呼ばれるものには大抵存在している。

しかし、屋上に簡単に人が入れるとなると、ちょっとした問題が生じる。それは飛び降り自殺をしようとする人が容易に入ってくるということである。そのため、屋上を利用出来るようにした建物では、安全性確保のためにしっかりとしていて簡単に乗り越えられないような柵を設置していたり、屋上があっても何らかの入場制限を設けているのが現状である。(→芸能人(アイドル)の飛び降り自殺から後追い自殺が続いて社会問題になったことがありました。)

英語では「Roof」と言うが、ビルの屋上のことは「Rooftop」と言う場合もある。また、ドイツ語では「Flachsach」、フランス語では「Sur la Terrasse」、イタリア語では「Terrazza」、スペイン語では「Azotea」、韓国語では「オクサン」(ハングルは省略します。)と言う。

急ブレーキ」:乗物が急激に制動装置を働かせること、またはその行為のことを言う。これは、急激に停止を含む減速の必要がある場合に行われるものであり、例えば車の運転中に飛び出しがあった場合などがある。しかし、通常の(停止を含む)減速よりも急激に行うが、通常の制動時に使用するブレーキをより強く働かせるものであって、特別の制動装置がある訳ではない。(但し、電車には非常用のブレーキとして別途用意されているのが一般的である。→運転士だけでなく、車掌が掛けることがあり、運転士のブレーキとは別系統になっている。)

通常のブレーキでは、乗客に影響が出ないように制動することになるが、急ブレーキは急に制動させることになるため、慣性によって移動方向の前方に体が持って行かれてしまう。そのため、通常時には「急ブレーキ」を使用することは禁止されているが、これを用いる場合は非常時であるので、その限りではない。

バスなどには「急停車に備えて…」という注意書きが車内にあるが、電車をはじめ、他の乗物でも基本的に同じである。(特に忘れがちになってしまうのは大型船舶(フェリーなど)の場合である。)→バスに乗った場合は、座っていても手すりを持つというのも当たり前のように認識されていて、立っていると吊革や手すりを噛んでいるというのは当然となっているが、電車でも立っている場合は同様の注意をして置いた方が無難である。(電車はバスと違って、急ブレーキを掛けることは滅多にないとはいうものの、「災害は忘れた頃にやってくる」と言うぐらいで、万一に備えておいた方が無難である。で、「後悔先に立たず」という言葉もありますからね...)

車酔い」:車に乗って移動する際に起こる症状の一つであり、目眩を感じたり、吐き気がしたりする。症状が酷くなると、頭痛、体のしびれ、嘔吐などの症状がある。極端な場合は、脱水症状を起こし、死に至る場合もある。(車酔いで死に至るというのは希であるが、船(船酔い)であれば時々ありうることである。)「乗り物酔い」の1つである。

これは、進行中に発する振動や、カーブを通過する際に加わる遠心力や加減速の際の加速度によって、内耳にある三半規管が影響を受け、体のバランスが取れなくなって起こる症状である。(よって、動かない車に乗って起こることはない。)

車以外の乗物でも基本的におこることであり、乗物の名前に「酔い」を付けて「船酔い」「飛行機酔い」「列車酔い」…、などと呼ばれるが、総称としては「乗り物酔い」と呼ばれる。

基本的に移動している乗り物に乗ると、何らかの力を受けて三半規管が影響を受けるが、症状が起こらないのは、三半規管の刺激が許容範囲内に収まっているためである。また、人によってその供与値が違っているため、乗り物酔いになりやすい人と、全くならない人とがいる。また、同じ人であっても、乗り物酔いをしやすい乗物とそうでない乗物があったりする。(一般には「船酔い」をする人が多いですね。)また、同じ乗物であっても、高村さんが言ったように低速走行では酔いやすいということもあり得る。(ただ、普通は低速よりも高速の方が振動が大きくなり、加速度も大きくなるため、よりやすくなるのですけどね...)

尚、ここで言う乗物は交通機関だけではなく、遊園地の遊具(ジェットコースター、メリーゴーランド、その他)や馬車、自転車、三輪車、一輪車、バイクなどでも起こりうる。更には馬に乗ったり、ラクダ、牛、象など、動物に乗った場合でも、極端な例えを記すと、エレベーター、エスカレーター、動く歩道でも起こりうることである。(原理的には徒歩で移動する際でも三半規管は何らかの力を受けるため、起こりうる。→徒歩で酔ってしまうとなると、よほど体調が悪かったということになるでしょうが...)

そういえば、小学校の遠足でバスに乗った場合、何人かはバス酔いをする児童がいるものである。酔い止めの薬が市販されているが、車酔いの場合は精神的なものが大きいとされていて、酔い止めの薬ではなく、ただのビタミン剤を酔い止めの薬だと言われて飲んだ人は酔いにくくなるということが実際に起こっている。→暗示ということでもあり、「病は気から」という言葉があるが、その通りと感じさせてくれるところでもある。

尚、英語では「車酔い」のことを「Carsickness」、「乗り物酔い」のことを「Motion Sickness」という。

閃光」:瞬間的に発する光のことを言う。英語では「Flash」と言うが、「きらめき」であることから「Sparkle」または「Glance」と言うこともある。

特に、どの程度の持続時間があるとか、どの程度の光量があるとかの規定はないが、写真撮影の時のストロボ(フラッシュ)や、稲妻が光った場合などは「閃光」に含まれる。また、爆弾の爆発時に放たれる光も「閃光」と呼ばれる。

瞬間的な強い光であるため、絞りの役割を果たしている虹彩の動きが間に合わないため、閃光を直視すると、網膜に強烈な刺激が加わることになるため、目を痛めてしまうことになる。(デジカメであれば、CCDなどの撮像素子が焼き付けを起こしてしまう可能性がある。)よって、サングラスなどの透過率の低いものを目の前に設置することで、網膜に入る光量を落として目を保護するというのは、当たり前であるものの、大事なことである。

が、この物語ではそれを行うことで、他の視覚情報に気づかれないようにしていたということで、実に良く考えられたトリックを使っていましたね。(この辺りは傑作と言われる「銭形泪」らしいところでもあります。)

 

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