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WA WA NEE『WA WA NEE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1986年に(本国・オーストラリアで)発表された彼らのデビュー・アルバムである。(アメリカでは1987年にリリースされた。)オーストラリア出身のポップなサウンドを聴かせる4人組のバンドであるが、サウンドの方はダウンアンダーというよりもブリティッシュ・ポップ・グループの様な漢字がして、典型的な'80'sポップスである。日本では名前が変わっていると言うことで話題になりました。ただ、彼らのサウンドは'80'sポップスであっても、'80's中盤の雰囲気を持っているだけに、ちょっと時期が遅かったという気がしないでもないのですか... 一応、本アルバムは、本国オーストラリアでは最高位29位を記録しているが、アメリカでは飽きられてきたサウンドでもあったことで、Billboardで最高位123位を記録しただけであった。

収録曲は以下の全10曲である。『One And One (Ain't I Good Enough)』『Teacher』『Stimulation』『Jelly Baby』『Gone』『Sugar Free』『When The World Is A Home』『Man Child』『Love Reaction』『I Could Make You Love Me』。

この中からシングル・カットされたのは4曲である。(アメリカでは2曲である。)デビュー・シングルである『Stimulation』が豪州で2位を記録する大ヒットとなり、一躍名前を知られることになったが、アメリカではBillboardで最高位86位に留まった。続く『I Could Make You Love Me』は豪州で最高位5位、『Sugar Free』は豪州で最高位10位、アメリカでは最高位35位を記録していて、彼らの代表曲となった。また、『One And One (Ain't I Good Enough)』は豪州のみで、最高位19位を記録している。

お薦め曲は、彼らの代表曲であり、典型的な'80'sポップスでもある『Stimulation』と『Sugar Free』のシングル・ヒットを記録した曲と、『Teacher』『I Could Make You Love Me』をピックアップしておく。

'80'sの中盤に全盛期を迎えるエレポップ路線であり、聴きやすい曲が集まっているということで、'80'sサウンドがお好きな方には安心して楽しむことが出来る内容となっている。突出した傑作と呼べる曲は無いが、特に捨て曲も無く、平均した安定感がある。が、これが彼らの特徴というものがないのまた事実であり、平均的なアルバムではある。

まあ、'80'sサウンドの楽しさに浸るには十分なアルバムである。長続きしなくて'80'sの終盤に解散してしまったということで、完全に'80'sのバンドであるが、'80'sサウンドのファンであれば、しっかりとチェックしておきたいバンドの1つである。

 

Wa Wa Nee

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1991/07/01
  • メディア: CD


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