ケータイ刑事銭形命7話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]
「銭形命」の第7話「犬は知っていた! ~『バスカヴィル家の犬』殺人事件」の「裏ネタ編」の3回目となる今回は、この物語に登場した佳代子がこれだったことから「弟子」について、「家政婦」について、そしてその佳代子が外出して行ってきた場所である「書店」について、「スーパーマーケット」について、「ペットショップ」について記します。
尚、「家政婦」については「愛・20話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして加筆しました。また、この物語について、BS-TBSの本放送時に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「弟子」:師に従って教を受ける人のことである。「門下生」「教え子」「門弟」などと呼ばれることもある。英語では、個人指導のものは「Pupil」、宗教などの大指導者の指導をうける者は「Disciple」、学説などの指導をうける者の場合は「Follower」と言うように使い分けがされている。尚、教える方は「師匠」と呼ばれる。
古くからあるものであって、古代ギリシャの哲学者のソクラテスを師として何人もの有名な弟子たちがいることが知られている。
特に、伝統的に技術や思想を受け継いでいく世界では、その世界に入るには弟子となって学んでいくことになる。現在でも伝統芸能の世界では弟子となって師匠の指導を受けて成長していく。現在の日本では、落語界や相撲界、華道界、歌舞伎の世界、などの伝統的に世界がこの制度を受け継いでいることで知られている。
また、弟子は師匠から教えを受けるだけでなく、師匠の身の回りの世話をするなどをしながら学んでいき、やがては独り立ちすることを目指して精進していく。しかし、中には師匠と意見の相違などによって新たな流派を生んで独立することもある。(特に、学術の場合はよくあることである。→イメージとしては悪いが、だからこそその世界が発展していくことにもなる。)
「家政婦」:家庭に於いて、家政を担当、または家事の補助や手伝いをする職業のこと、またはその業務を行う人のことをいう。簡単に言うと「家事援助者」ということになり、「家事手伝い」「お手伝いさん」などと呼ばれることもある。(女中、メイドと同一視されることがあるが、それらとは別である。)また、これを行っている人は一般的に女性である。英語では「Help」「Home Help」「Housekeeper」などと言う。
仕事の中身は、炊事、洗濯、家屋の掃除などが主なものであって、炊事に関係する食材の買い物を除いては家の中の業務に限定されるのが一般的である。
歴史は、比較的新しく、明治以降、都市部の中流家庭が増加したことと、女中の減少により、家事を行う仕事に対する需要が増えたことから広がっていくようになる。特に子育てを終えた中年の主婦が派出婦という形で、個別に契約をして仕事に当たるという形で広がって言った。(子育ての経験があることが重宝がられ、家事に慣れているという所が評価された。)更に、第二次大戦によって夫と死別した未亡人が、生活のために仕事を行う場として注目され、戦後は斡旋業者の登場と共に浸透していくことになった。現在では、斡旋業者(家政婦紹介所)が間に入っていて、雇いたいという人はそこに申し込み、働きたいという人は登録するという形が一般的になっている。→「家政婦」というと思い出されるのが市原悦子主演のドラマ「家政婦を見た」シリーズが思い出されるが、そこでも家政婦紹介所を介して派遣されるという形でしたね。
尚、家政を行う仕事としては、かつては「女中」と呼ばれ、最近では「メイド」と呼ばれる住み込みで働く仕事がある。女中やメイドは一応、勤務時間があるものの、深夜や早朝にも働くことがあるが、家政婦は住み込みではなく、通いで働くというのが基本であるため、深夜や早朝に働くと言うことは基本的に無い。(特別な場合には、特に頼んで働いてもらうことはありますが...)この点が大きな違いとなっている。
「書店」:書物の販売を行う店舗のことである。「本屋」と呼ばれることもある。アメリカ英語では「Bookstor」、イギリス英語では「Book Shop」と言う。
尚、「本屋」と言うと小売店のことを指すのが一般的であるが、「書店」と言うと出版社や卸業者を含んでいるのが一般的である。また、小売店の場合は、新刊を中心に販売している一般の書店でけでなく、古書の買い取りから販売を行っている古書店も含まれる。(古書店の場合は「古本屋」と呼ばれることもあって、普通の書店(「本屋」)とは区別される場合もある。)
書物には、様々なものがあって、雑誌から学芸書、専門書、参考書、辞書、百科事典、文庫本、新書本など様々なものがある。大規模書店であれば、それらの全てを扱って、「在庫○万冊」などとして宣伝している場合もあるが、町中にある個人経営の書店などの大半は、全てを扱っているのではなく、雑誌を中心とした販売を行っているのが普通である。また、コンビニが雑誌を中心として販売を行っているので、コンビニも「書店」の仲間と言うことができる。(但し、コンビニの場合は売れ筋の雑誌以外は扱っていないのが普通である。)
近年はインターネットの発達により、インターネットによる通信販売での売り上げが伸びているのが実情であり、電子化による書籍不況と合わせて、書店の経営は益々厳しくなっている。→ネット販売では、雑誌や漫画本1冊でも送料無料というのであれば、買って直ぐに読むことは出来ないが、近年では1~2日で届くことが多いため、便利と言えば便利である。(小売店では在庫がない場合は取り寄せてくれるが、そうなるとネット販売と時間的には変わらなくなりますし、ネット販売だと再び書店に足を運ぶ必要がないというのも便利です。また、最近はメール便を利用した配達が行われるため、宅配便の不在通知ということもなく、ポストに届けられますし...)
「スーパーマーケット」:対面販売ではなく、買手が陳列されている商品を籠などに入れて、レジで精算するセルフサービス方式で商品の販売を行う大規模小売店のことである。扱っている商品は、食品や日用品が中心である。一般的には省略した「スーパー」と言う言い方が定着している。英語では「Supermarket」と言うが、やはり「Super」という省略した形も定着している。
セルフサービスであるため、対面販売と比べると販売効率が良く、対面販売に求められる全商品の知識も不要であることから少ない人員で大量販売が可能となり、人件費を抑えることが可能であり、そのため安価に販売することが出来る。そのため、現在では食料品や日用品の販売では中心となっている。しかし、販売する商品を陳列していることから、万引きも多く発生しやすくなり、対面販売の店舗よりも防犯対策がより重要となっているのも事実である。(防犯対策のコスト・アップの方が人件費削減によって生まれるローコスト化よりも少なく出来たことで、広がっていくことになった。)
スーパーマーケットが登場したのは20世紀になってからであり、1916年のアメリカ(テネシー州メンフィス(エルヴィス・プレスリーの町として知られているあのメンフィスです。))であり、これが大成功したことで広がっていくことになる。日本では戦後の1952年に最初のものが大阪に登場し、その後次々と参入が相次ぎ、大規模チェーン店の参入により、各地に広がっていくことになった。
日本では売り場面積の広さによっていくつかにカテゴライズされていて、更に営業時間や取扱商品に一部の制限がある。しかし、基本となるのは「セルフサービス方式による販売」であるため、コンビニも「スーパーマーケット」の一種である。(法的には「コンビニ」と「スーパーマーケット」は別物になっていますが...)
食品、衣料、日用品であれば、大抵の物は揃うのは便利であるが、近年ではコンビニとの差別化などの厳しい経営環境に晒されていて、売り場面積の縮小や閉店などということも飽きているのもまた事実である。
「ペットショップ」:愛玩動物である(各種)ペットの販売を行う店舗のことである。英語では「Pet Shop」と言う。
ペットは犬や猫、小鳥、熱帯魚、昆虫などのポピュラーな動物から、爬虫類や両生類、更にはサソリのような扱いが難しい動物まで様々なものがある。動物の種類が異なると、飼育方法も異なるため、総合ペットショップというものは殆ど無く、特定の動物を扱った店舗が一般的である。(特に、犬や猫、魚、鳥というのは定番ペットであるため、そういう店舗も多い。)
ポピュラーな動物であれば、特に無いが、ちょっと変わった動物になると、ワシントン条約によって取り引きが禁止されている動物にも関わらず、密猟、密輸などによって密かに取り引きされている場合があるのもまた事実である。特に、変わったペットを飼いたいと思っている人は、注意しましょう。
↓こういうものも...
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↓これも「弟子」が出てきましたね...
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