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APRIL WINE『NATURE OF THE BEAST』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表された彼らの9枚目のスタジオ・アルバムである。カナダ出身の彼らは'60's末期からバンド活動を行っていて、ハード寄りの中堅的なバンドとして活動を行っていた。'80'sになってからレコーディングを行って'81年初頭にリリースされた本アルバムは、キャリア10年を超えた彼らの傑作として知られているアルバムである。Billboardのアルバム・チャートでは最高位24位を記録している。

収録曲は以下の全11曲である。『All Over Town』『Tellin' Me Lies』『Sign Of The Gypsy Queen』『Just Between You And Me』『Wanna Rock』『Caught In The Crossfire』『Future Tense』『Big City Girls』『Crash And Burn』『Bad Boys』『One More Time』。

この中からは、彼らの最大のヒット曲となったシングル『Just Between You And Me』がBillboardのシングル・チャートで最高位21位を記録し、『Sign Of The Gypsy Queen』は同チャートで最高位57位を記録している。

お薦め曲はシングル・ヒットを記録している『Just Between You And Me』と『Sign Of The Gypsy Queen』、そして『Crash And Burn』『Bad Boys』『One More Time』をピックアップしておく。

ロックとしてはハード寄りであるものの、とても聴きやすいサウンドである。カナダ出身のバンドというと、'60'sの地代からいくつかが活躍していて、'70's、'80'sにもそれぞれ飛び出している。彼らは世界を制覇する程までは行かなかったものの、なかなかクオリティの高いロックを聴かせていて、アメリカン・ロックとは少し異なる所がしっかりとある。それだけに世界的にブレイクする所まで行かなかったのは残念な所でした。が、'80'sロック、特にカナダ出身のアーティストは'80'sにはいくつかが世界的にブレイクしてくることになる。彼らはそういうアーティストたちに繋いだということでもあって、'80'sサウンドの一つの流であるアメリカ以外のロックを語る上では接しておきたいバンドの一つである。じっくりと聴いてみましょう!

 

Nature of the Beast

Nature of the Beast

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 1991/06/25
  • メディア: CD


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