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ケータイ刑事銭形泪21話(2nd.8話)[裏ネタ編]PART 11 [ケータイ刑事]

銭形泪」の2nd.第8話(通算では第21話)「おーっほほほほほほほ! ~お犯人はアナタお殺人お事件」の裏ネタ編・増補の3回目(この物語については通算で11回目)となる今回はおオキラ様関係ということで、「ミュージシャン」について、「バンド」について、「楽譜」について、そしてこれには疑問符が付くが「ドル箱スター」について記すことにする。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/3/26、29、30、4/1、2、4、6、8日付けで記しています。)

ミュージシャン」:英語では「Musician」。音楽の演奏を行う人のことである。この点では「音楽家」と言うことになるが、日本語では「ミュージシャン」と言うと、主にロック、ジャズ、ポピュラー音楽関係の演奏家のことを指していて、クラシック音楽の演奏家(オーケストラのメンバーなど)は「ミュージシャン」とは呼ばずに「音楽家」と言う傾向がある。→クラシック音楽の場合は、担当する楽器に応じて、ピアニスト、バイオリニスト、チェリスト、フルーティスト、ホルニスト、…、などと呼ばれるのが一般的である。また、オペラ歌手の場合は「声楽家」と呼ばれることもある。

また、演奏家だけではなく、作曲家や歌手などを含めた音楽家全体のことを指す場合もある。

日本では、ジャズやロックの演奏家のことを「ミュージシャン」と言うが、これは洋楽/邦楽を問わす背にこのように呼ばれるのが一般的であり、自作の曲を作っている人(シンガー・ソングライターやロック・バンドなど)は「アーティスト」と呼ばれることもある。

この物語では、おアキラ様はパンク・バンドをやっているということだったので、ロック関係と言うことになるので「ミュージシャン」という言い方は、日本に於いては妥当なところである。

バンド」:英語では「Band」、音楽を演奏する集団のことである。普通はジャズやロックなどのポピュラー音楽の演奏を行う少人数(3~5人程度というのが一般的であり、多くても10人未満というのが一般的である。但し、明確に「何人まで」というような基準はない。)の演奏集団のことを指している。(クラシック音楽のオーケストラは含まれない。)

ジャズに於いては「楽団」と呼ばれることもあって、ロックのバンドよりも大人数(それでも20人未満というのが一般的である。但し、ここも明確に「何人まで」という基準はない。)の演奏集団の場合は「バンド」と呼ばないこともある。しかし、この場合はクラシック音楽のオーケストラのことを「楽団」と言う場合もあって、それと混同されることになる。そのため、クラシック音楽の場合は「管弦楽団」「吹奏楽団」などのように言って、ジャズの場合を「楽団」と言うで区別する場合がある。→最近では、クラシック音楽の場合は「オーケストラ」と言うのが一般的である。

また、以前は「楽隊」と呼ばれていたこともあるが、近年ではこの言い方はほぼ無くなっている。

尚、英語の「Band」の本来の意味は、(平たい)紐や洋服のベルトなどの帯を指す言葉である。(「帯」ということから、ラジオなどの周波数帯域を指す言葉でもある。)また、集団ということでは「動物の群」と言う意味もある。また、音楽演奏集団だけでなく、人が集まった集団のことを「バンド」と言う場合もある。

また、英語で「Bund」というタンゴも日本語では「バンド」と記しているが、これは「海岸通り」「堤防」という意味であって、音楽のバンドとは一切関係ない単語である。

楽譜」:音楽(楽曲や歌曲)を記録したものであり、演奏記号を用いて記したものである。「譜面」または「譜」と言う場合もある。英語では「Score」と言う場合と「Music」という場合がある。(「Music」には「楽譜」という意味もある。)

これは、音楽を記憶したり伝達するために使われるものであって、聴覚によって聴くことになる音楽を視覚的表現したものである。現代(蓄音機の発明以後、則ち19世紀終盤以降)であれば、音を記録する装置があるが、それ以前には音楽を記録する方法として重要なものであった。

記録されるのは、音の順序、音の高さ、音の長さなどのメロディラインを表すもの(音符が該当する)と、強弱や音色、演奏時の注意事項などを表す記号(例えば、ピアノ、フォルテなど)がある。

現代では五線譜を用いたものが一般的であるが、これは西洋音楽で使用されていたものであって、西欧諸国の音楽家たちが使用していたものである。それ以外の国々では、その国独自の方式による楽譜が存在している。そういう例としては、図形楽譜、奏法譜、一線譜、文字楽譜などがあって、現在でも一部の楽器ではそういう楽譜が使用されている。また、日本でも三味線や尺八のための独自の楽譜が存在していた。

現在の五線譜の起源は、9世紀頃に登場したネウマと呼ばれるものがルーツとして知られている。これは、曲線と直線で音の長さと高さを表したものである。これはグレゴリオ聖歌を表記したものであり、現在のネウマ(ネウマ譜)は4線である。それに基準となる音程を表す1本の水平線が追加され、その線が増えていって5本となって現在の五線譜に至った。

15世紀になると、グーテンベルクの印刷機が当時用したことで、楽譜が印刷物として大量生産されるようになり、が広がることになる。但し、当時ままだ五線譜ではなく、様々なものがあった。17世紀になると、異なる線数の楽譜が混在する状況では混乱すると言うことから、これを統一するような動きが出て、イタリアのオペラ界が五線譜を採用し、これが世界的に広がり、現在の五線譜に至ることとなった。

尚、楽譜は音楽を視覚的に表したものであるが、視覚的に見ても面白い楽譜が多数存在していて、そういう曲はまた独特の味を持っていることが多いというのは面白い所である。→「名曲探偵アマデウス」(ちゃんを演じた黒川芽以さんが名曲探偵・天出臼夫の助手・響カノンを演じている。)でいくつか紹介されていますね。

ドル箱スター」:「ドル箱」とは、大きな収入源となる人気者や人気商品のことである。稼ぎの中心となるもののことでもある。元々は金を入れる箱という意味であって、「金庫」と言う意味であった。江戸時代までは「千両箱」と言う言葉が使われていて、人気スターのことを「千両役者」と言うが、ここで使われている「千両」というのは「千両箱」のことである。それが明治になって横浜の貿易商がアメリカとの交易でドルを稼いだことから、「ドルを稼ぐ旦那」ということで「ドル旦」と呼ばれるようになり、そこからもじって「ドル箱」という言葉が生まれた。その後、「ドル旦」という言葉は使われなくなり、「ドル箱」という言葉だけが現在でも使われている。

現在では、企業の収益の柱となっている事業や商品のことも指すようになった。(但し、収入の何%以上を占めているというような基準値は無い。)例えば、鉄道では「ドル箱路線」という言葉があるが、これはJR東海の東海道新幹線がまさにその通りとなっている。(JR東海の利益の殆どは東海道新幹線が稼ぎ出している。)一方、「スター」とは、人気者、花形のことである。

と言うことで、「ドル箱スター」とは、スターであって、かつ、そのスターが所属する芸能プロダクションやレコード会社、映画会社などの収入の中心となっている人物(スター)のことである。

この物語では、白鳥麗香がケータイズのCDを買い占めてくれること、しかもオリコンで1位を獲得するほどの売り上げがあることから、一週間で数万枚以上(6桁の数字が必要な場合もあります。)の売り上げがあるということになる。ただ、そういうミュージシャンが一組だけであるだけで「ドル箱」ということを考えると、ケータイズのCDをリリースしているレコード会社というのは大手ではないですね。が、実質的には白鳥財閥によって支えられているというだけであって、いつ潰れてもおかしくない、ということもできる。

また、麗香はCDを買い占めているが、それが大量に溜まっているだけでは、これは完全に資源の無駄遣いでしかないというだけに、悲しいところでもあります。

 

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