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ケータイ刑事銭形泪23話(2nd.10話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

銭形泪・裏ネタ編」も今回からは通算では23話となる2nd.10話の「ミステリー作家の挑戦状 ~犯人は私だ!殺人事件」に突入です。この物語の「裏ネタ編」は過去にはPART 8まで記している(2009/4/23、25、27、28、30、5/2、5、6日付けで記しています。)ので、PART 9からということになります。今回はサブタイトルにある言葉から、(以前は「ミステリー」と「作家」に割れたが今回は1つの言葉として)「ミステリー作家」について、そして「挑戦状」について、「犯人」について記します。尚、「挑戦状」については以前に複数記したものを加筆してまとめた「・10話[裏ネタ編]PART 7」をベースにして加筆・編集しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。

ミステリー作家」:「推理作家」「探偵小説家」と呼ばれる場合もある。ミステリー作品や推理小説(英語では「Mystery Story」という)を書く作家(小説家)のことである。

神秘、不思議、霊妙という意味が「ミステリー」(英語では「Mystery」)と言う言葉にはあるが、謎めいた要素のある物語のことを一般に「ミステリー(小説)」と言う。推理小説はこの中の代表的なものであって、何らかの犯罪事件が発生し、それを解明していって犯人を逮捕したり、真相を明らかにしていくというストーリーである。または、犯罪が起こらなくても、謎めいた出来事が起こり、それを解明していくストーリーというものも含まれる。特に、犯罪が起こり、その謎を解くのが刑事や探偵の場合は、「推理もの」と呼ばれる。

このジャンルの小説は、シャーロック・ホームズが活躍するコナン・ドイルのシリーズや、アガサ・クリスティの作品などが19世紀終盤から20世紀初頭にかけて数多く生まれていて、小説の一ジャンルとして確立した。(当然、その作家も数多く輩出されることになる。)日本では、江戸川乱歩や横溝正史がこのジャンルで人気作家となり、今日の基礎を築いた。そして映画の登場によって推理小説の映画化作品が生まれ、更に発展していくことになる。また、映画化されるだけでなくて舞台化(演劇)も数多く行われて人気を得て、TVの登場によって、TVドラマとしても数多くの作品が製作されるようになった。言うまでもなく「ケータイ刑事」シリーズも典型的なミステリー作品に含まれることになる。(他の要素もありますが...)

また、「作家」とは、広義では芸術や趣味の分野で作品を創作する人のことをいう。(つまり、誰でも「(広義の)作家」になることが出来る。)が、一般的には、それらの中でも、作品創作を職業とする者、もしくは職業としていなくても専門家として認められた者のことを指す。また、狭義では「小説家」だけを指して呼ぶ。

広義では、詩人、画家、作曲家、作詞家、映画監督、脚本家、劇作家、コラムニスト、漫画家、映像作家など、「クリエイター」と呼ばれる者は全て「作家」ということになるが、小説家を除いてはそれぞれの呼称で呼ばれるのが一般的であり、「作家」という印象が薄いのが現状である。→例えば、脚本家のことを「放送作家」、作曲家や作詞家のことを「音楽作家」と言うように、最近は「創作物+作家」という言い方が、若しくは「○○クリエイター」という言い方が一般的になっている。(小説家は「小説作家」とは言わず、「小説家」または「作家」と呼ばれる。→やはり「作家」=「小説家」というイメージが一般に浸透している証である。)

ちなみに、英語では「Writer」と言い、有名作家になると「Author」と呼ばれる。また、小説家は「Novelist」と呼ばれる。ミステリー作家は「Mystery Writer」「Mystery Author」と呼ばれる。

尚、ミステリー作家の名からは、他のジャンルの小説を主に書いている人が、別のペンネームを使って描いたものや、ペンネームは個人名のように見えるが、実は複数の人がチームを組んで書いている場合もある。→ミステリー小説の世界では有名なエラリー・クイーンは個人ではなく、フレデリック・ダネイとマンフレッド・ベニントン・リーがミステリー小説(主に探偵小説)を書くのに使用された名前である。(ミステリー・ファンの間では常識ですね。)

挑戦状」:「挑戦」とは相手に挑むことであって、英語では「Challenge」という。「挑戦状」は何事かを相手に挑戦する場合、挑戦を挑む者がその相手に対して、その旨を伝えるための告知書(書状)のことである。挑戦することを相手にわざわざ伝える必要は特に無いのだが、突然挑戦すると、相手が万全ではない状態の場合もあって、そういう時に挑むと、「武士道(騎士道)精神に則っていない」、「卑怯」と言われることがある。そのため、対等に戦い、正々堂々と相手を倒すという名誉を確保する目的で、挑む日時や場所を指定し、正式な対決を行うために、挑戦状が送られるのである。

「挑戦状」は日本だけではなく、世界各国で見られるものであって、古い時代から存在しているものである。また、挑戦者が自筆で記したものが本来の正しい「挑戦状」とされていて、日本では毛筆で記されたものが正式なものとして扱われる。(歴史を振り返ると、昔は毛筆しかなかったためであるのだが、そのスタイルが現在でも受け継がれているということである。)西洋でも同様に、自筆のものが正式なものとして扱われる。

時代劇には、「仇討ちの御赦免状」というものが登場することがあるが、これもある意味では挑戦状の一種である。(これが無くても仇討ちを行うことは可能であるが、事情を知らない一般人が、御赦免状の無い仇討ちを見ると、単に人を襲っているものにしか見えないことになり、「仇討ち」ということが分からないことになる。そのため、お上から正当な理由によるもの(=仇討ち)で人を襲っている、ということを示すために「御赦免状」という形を取っている。→「挑戦状」であると同時に「正統さを証明する書状」でもある。)

近年では、メディアの多様化に伴って、書状ではなくて映像を使ったものなども含んで「挑戦状」と呼ばれる用になっている。(写真やビデオ映像信号を記録したビデオテープ、または映像を記録したディスクなども含まれることになる。)→「ケータイ刑事」では映像の「挑戦状」というと怪人十面相(以下、八面相、六面相、5面相)のビデオテープ、怪人3面相のDVDでお馴染みですね。(一方、旧来からの書状による挑戦状を使った者も、怪盗マリンをはじめ、多数います。)

また、犯罪に絡んだ場合は、社会の治安を守る警察に対して挑むという意思が記されていなくても、反社会的な行為を行うと予告した時点で「社会に対しての「挑戦」」という扱いになるため、その予告状は「挑戦状」という言葉が記されていなくても「挑戦状」と呼ばれることになる。よって、犯罪予告状は、殺人予告、強盗予告など、襲撃予告など、事件の内容はいくつかあるが、犯行を予告したものは全て「挑戦状」ということになる。→怪盗ルパンなどでもお馴染みであるが、「ケータイ刑事」では毎回とはいかないが、多数の物語に登場していますね。(その他、ミステリー作品では多数の作品に登場していることもあって、ミステリーにはつきものという物でもある。)

近年、ネット上の掲示板やブログなどに殺人予告などの犯行予告を書き込む(バカな)輩たちがいるが、例え犯行を行う意思がなくて悪戯のつもりで書き込んだとしても、立派な「挑戦状」ということになり、犯罪行為になる。(時々このような犯人が逮捕された、というニュースが流れ、そこでは「悪戯で書いた」と言っていることが多いが、何を考えているのでしょうかね?)

犯人」:犯罪を行った人のこと、犯罪者のこと、法で禁じられた罪を犯した本人のことである。英語では「Criminal」と言うが「Culprit」「Suspect」「Offender」と言う言い方もある。但し、「Culprit」は単に悪戯程度の悪いことをした人と言うニュアンスで使われ、「Suspect」は有罪が確定していない段階の犯罪者(冤罪で無実という場合もあり得る)則ち「容疑者」のことを指している。また「Offender」は犯罪とはならないが規則を破った「違反者」というニュアンスがある。(例えば、「窓ガラスを割った犯人」「植木鉢を壊した犯人」「お菓子をこっそりと食べた犯人」など、日常生活に於いて、犯罪とは言わないが悪いことをした当人のことを指して言う。)

この言い方は、それが誰か特定できない段階であっても、特定された場合であっても、罪を犯した本人のことを指して言う。よって、犯人が特定されない間に「犯人は誰だ?」と言う言い方も、犯人が特定されて「犯人はAだ」という言い方もある。また、逮捕された時点であれば冤罪ということもあり得るし、実際に冤罪だった場合(無罪と確定した場合)では、実際に罪を犯した犯人のことを「真犯人」と言う。(通常時でも「真犯人」と言う場合もある。)

尚、犯した罪が明らかな場合は、「犯人」と言う場合もあるが、「殺人犯人(殺人犯)」「強盗犯人(強盗犯)」「窃盗犯人(窃盗犯)」「誘拐犯人(誘拐犯)」…、と言うように、実際に犯した罪名を付けて言うこともある。(但し、現代の法治国家に於いては、罪を犯して逮捕された時点ででは、あくまでも「容疑者」である。)

また、「・10話」では色々と説明されていた警察隠語では「ホシ」と言うが、数多くの刑事ドラマがあることから、「ホシ」と言う言い方も一般的に知られている。(もはや警察隠語とは言い難い状況で、「犯人」の別の呼び方と言っても良いですね。)

 

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