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BIG COUNTRY『STEELTOWN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼らの2nd.アルバムである。デビュー・アルバムから『In A Big Country』という大ヒット曲が生まれていることで知られている彼らであるが、本国イギリスでは、それが収録されている1st.アルバムよりも2nd.である本作の方がチャート上ではより上を記録している。(イギリス以外では1st.アルバムの方がより大きなヒットを記録している。)本アルバムはイギリスではNo.1の座を獲得しているが、アメリカではBillboardで最高位72位というように、前作と比べると寂しい規模のヒットであった。

収録曲はオリジナル版では全10曲であったが、1996年にリマスターされたときに5曲のボーナス・トラックが追加左例、現在では全15曲の収録となっている。後ろの5曲がボーナス・トラックであって、収録曲は以下の通りである。『Flame Of The West』『East Of Eden』『Steeltown』『Where The Rose Is Sown』『Come Back To Me』『Tall Ships Go』『Girl With The Grey Eyes』『Rain Dance』『Great Divide』『Just A Shadow』。(以下がボーナス・トラックとなる。)『Bass Dance』『Belief In The Small Man』『Prairie Rose』『Wonderland [12" Version]』『Winter Sky』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。いずれもがイギリスではチャートインしているが、アメリカではチャートインしていない。まずは『East Of Eden』がイギリスで最高位17位、2nd.シングルの『Where The Rose Is Sown』が最高位29位、3rd.シングルの『Just A Shadow』が最高位26位を記録した。

お薦め曲は、シングル曲である『East Of Eden』と『Just A Shadow』、そして『Flame Of The West』とアルバム・タイトル・ナンバーでもある『Steeltown』をピックアップしておく。

スコティッシュなサウンドは健在であって、彼ら独特のサウンドを突き進んでいて、前作よりもロック色が強くなり、完成度としては上っている。それだけに、ロック・ファンであればじっくりと堪能しておくタイ所であるが、アメリカでは広く受け入れられなかった。(社会的なメッセージ色が強くなったという影響もあるでしょうが...)これは『In A Big Country』のインパクトがそれだけ強烈だったということになって、アメリカでは「一発屋」というレッテルが貼られてしまったのが残念な所である。

'80's前半のU2や彼らは独特のサウンドを奏でていたが、'80'sロック・ファンであればしっかりとチェックしておきたいアルバムの一つである。

 

Steeltown

Steeltown

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 1998/06/30
  • メディア: CD


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