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ケータイ刑事銭形泪23話(2nd.10話)[裏ネタ編]PART 11 [ケータイ刑事]

銭形泪」の2nd.第10話(通算では第23話)「ミステリー作家の挑戦状 ~犯人は私だ!殺人事件」の裏ネタ編・増補は今回が3回目(この物語では通算11回目)となるが、今回は被害者がこれの中に綺麗に寝かされていたということから「蒲団」について、その側にこれがあったということから「電話」について、柴田さんがこれを守っていたということから「週刊誌」についてと「色紙(しきし)」について記します。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/4/23、25、27、28、30、5/2、5、6日付けで記しています。)

蒲団」:寝具の一つであって、日本で古くから使用されているものである。「布団」という表記もあるが、これは当て字である。

元々は「植物の蒲」の葉を用いて編んだ円形の敷物のことを指した言葉であった。(「団」は円形のもの、という意味である。)鎌倉時代までは畳や御座、蒲団を床に敷いて、その上に寝て、衣服などを掛けて寝ていたが、室町時代になって綿を使った敷物が登場し、寝具(敷き蒲団)として使用されるようになり、これも「ふとん」と読んだことが語源となっている。その後、江戸時代には綿が大量に生産されるようになり、掛け蒲団も当時用して、現在の寝具の形が整った。現在では、綿だけでなく、藁、パンヤ、羽毛なども蒲団の中身として利用されている。

尚、「蒲団」「布団」は俳句の世界では冬の季語であるが、「夏蒲団」「夏布団」「麻蒲団」という言葉は夏の季語である。(「夏布団」夏に使用する薄地の掛け蒲団のことを指している。また麻を使っているものも夏用の掛け蒲団であるためである。)

英語では「Bedcloths」と言うが、これは特に敷蒲団/掛蒲団の区別無しに使用される。区別する場合は、敷蒲団は「Mattress」、掛蒲団は「Duvet」と言う。また、韓国語では「イブル」と言う。

電話」:音声を電気信号に変換し、その電気信号を優先、または無線を用いて遠方に伝送し、受信側でその電気信号を音声に変換することで音声のやりとりを行う通信方式を用いたシステムのことである。英語では「Telephone」と言うが、省略した形の「Phone」と言うこともある。また、ドイツ語では「Telefon」、フランス語では「Téléphone」、イタリア語では「Telefono」、スペイン語では「Teléfono」、韓国語では「チョヌァ」と言う。尚、基本的に世界中で「TEL」という略称でも通じると共に、「☎」と言う絵文字でも通じる。→世界中で通用すると言うことは、それだけ普及しているということでもあって、原題に於いては人間生活を営んでいく上では必要不可欠なものになっているという証でもある。

伝送網さえ整っていれば、海外へも通信可能である。また、このシステムでは、基本的には二者の間での音声伝達ということになる。(一部で三者の間で可能というものもある。)また、一部では音声信号だけでなくて画像信号(静止画のみならず動画も可能)の伝達を行うものもある。(携帯電話の「テレビ電話(TVコール)」はこれに該当する。)

また、コンピューター網の発達に伴って、このシステムを用いてコンピューター信号の伝送を行うことも現在では一般的になっている。

電話が発明されたのは1876年のことであって、その歴史は130年を過ぎたところである。特にここ20年の発展が目覚ましい。20世紀中頃までは普及が進んでいくものの、画期的な新技術というものの登場は少ない。(プッシュホンの登場も1969年であり、それまではダイヤル式であった。(自動式になる前は交換手に繋いで貰うというものであった。))

発明者はイギリス生まれのアメリカの発明家のアレクサンダー・グラハム・ベルである。元々は聾唖者のための視話法を広める活動をしていたが、その中で音声信号を電気信号に変換して伝送することを研究していて、そこから生まれた発明品である。彼はベル電話会社を設立し、この会社は現在のAT&Tに発展している。

但し、これは、ベルが出願した特許が登録されたのが1876/3/7(出願されたのは1876/2/14)ということからきているものである。(音声を電気信号に変換して、その信号を伝送するという)理論としては1854年にフランスのブルサールが提案を行っていて、1860年にドイツのフィリップ・ライスがそれを実現する装置を実際に製作した。(これは実験段階のものであって、実用化はされていない。)このことから、独では「電話の発明者はフィリップ・ライス」と認識されている。(ベルの発明よりも先である。但し、これは世界的には認められていない。)

日本では、1878年に警察が使用するものとして入って来て実用化された。その後、1889年に東京-熱海の間で公衆用市外電話が登場し、1890年に東京と横浜で交換業務が始まり、電話が一般に導入されることになった。そこから次第に普及していくことになるが、日本では1960年代になって広く普及することになる。(それまでは、呼び出し電話という形で、電話を持っている人に掛けて、通話相手を呼び出して貰う、という形が一般的であった。)

1970年代には一家に一台という形で浸透し、1980年代になると親子電話が登場して、一家に一台から一人一台(回線は一家に1回線のままである。)というようになり、1990年代になると携帯電話が登場し、有線方式から無線方式の電話が主流になっていくことになる。現在は携帯電話の普及によって、移動中であっても連絡を取ることが可能となっている。

尚、現在では一般的になったファクシミリ(FAX)は電話回線を用いているが、実はファクシミリの発明は電話の発明よりも先であり、1843年である。専用線を用いて、限られた範囲で利用されていた。また、主な利用先としては軍や新聞社などであった。(1936年のベルリン・オリンピックでは、短波を用いた専用回線を利用して、オリンピックの写真が東京に伝送されて、その写真が新聞紙面に掲載されている。)今日の用に電話回線を利用する用になったのは1970年代に入ってからであり、既に世界中に張り巡らされている電話網を利用することで、専用回線を用いないで利用できることとなり、それから普及していくことになった。

週刊誌」:雑誌の一つであり、週に1回発行されている雑誌の総称である。毎日発行されている新聞と、専門記事などが掲載されている月刊誌の中間的な性格を持っているものであって、時事的なニュースや論評、実用的な記事、大衆娯楽記事などが掲載されている。

雑誌としての歴史は古く、18世紀の中頃にヨーロッパで生まれている。(当時は新聞も週刊新聞というものがあって、それとほぼ同時期に登場している。)「新聞」は時事的ニュースを中心としていたが、「週刊誌」はそれ以外の点に力を於くようになって差別化が図られ、ジャーナリズムの発展していく歴史に於いては重要な位置にあった。

日本では1900年に創刊された「太平洋」という週刊誌が最初であるが、これは長続きせず、1922年に創刊された「週刊朝日」と「サンデー毎日」が登場し、ここから日本でも週刊誌の歴史が始まった。その後、1950年代後半に「週刊新潮」「週刊文春」「週刊現代」「週刊ポスト」などが創刊されて、週刊誌ブームが起こった。また1959年には漫画の週刊誌として「週刊少年マガジン」「週刊少年サンデー」も創刊している。

「週刊誌」と言うと、一般的には、総合週刊誌と呼ばれるものを指し、内容は、政治、経済、社会の出来事に関する記事と、芸能、スポーツ、娯楽などに関する記事。ルポルタージュなどが中心であって、それにグラビアなどが加わった形になっている。が、同時にゴシップ記事、スキャンダル記事を中心として、それらを面白おかしく書き記した雑誌を蔑視した意味でも用いられる。(当然、記事の内容に関しては「信用できない」「いい加減」「低俗」というような負のイメージしかない。)

近年では、インターネットの普及による雑誌離れもあって、出版業界は売り上げが落ちていて、週刊誌に関わらず、休刊となる雑誌が増えているが、週刊誌も例外ではなく、名のあった週刊誌も休刊したものもある。→以前は電車の中で週刊誌を読むというのは一般的な姿であったが、最近では(携帯電話の)メールを見るなどで、電車の中でも週刊誌を読んでいる人も減っていますし...

色紙(しきし)」:和歌や俳句、絵などを記すための方形の厚紙のことである。金や銀の砂子(金箔、または銀箔の粉末)を吹き付けた飾りが施されていたり、五色模様が施されているのが普通であり、これが単なる厚紙とは異なっているところである。

和歌や俳句を記すものは長方形、絵を記すものは正方形のものが多い。また、正方形のものは寄せ書きに使用したり、有名人のサインを記すのに用いられている。そのため、正方形の色紙のことを「サイン色紙」ということもある。→現在では、この用途が一般的になっている。

英語では一語では該当する言葉が無いため、「A Square Piece og Thick Paper」と言うように、その物自体を説明する言い方がされている。→世界的に普及すると「Shikishi」という言い方になるかもしれませんね。

尚、「色紙」は「いろがみ」と読むことも出来るが、この場合は指す物が変わる。(英語でも「Colored Paper」と言う。)この場合は、色のついた紙(「白」も「白色」という色が付いていると考えるため、白の色紙も存在する。)、色染めされた紙、折り紙などに用いる正方形の色の付いた正方形の紙のこととなる。但し、古語では「色紙」を「しきし」と読んで、「色の付いた紙」のことも指していた。

 

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