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BAD BOYS BLUE『HEARTBEAT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1986年に発表された彼らの2nd.アルバムである。(西)ドイツ出身の彼らであるが、'80's終盤から'90's前半にかけて全盛期を迎えることになる「ユーロビート」と呼ばれるダンス・ミュージックをリードするグループの一つでもあり、84年から活動を始めている。('90's中盤以降はメンバー・チェンジも盛んになるが、現在でも活動は続いている。)尚、彼らのヒット曲は(西)ドイツとフィンランドが中心である。そのため、日本では今一つ知名度が無いのが残念なところでもある。

収録曲は以下の全10曲である。『I Wanna Hear Your Heartbeat (Sunday Girl)』『Mon Amie』『One Night In Heaven』『Baby I Love You』『Kisses And Tears (My One And Only)』『Rainy Friday』『Lady Blue』『Love Really Hurts Without You』『Blue Moon』『Dance The Night Away』。

この中からのシングル・カットは3曲である。『Kisses And Tears (My One And Only)』は(西)ドイツでは最高位22位を記録している。また『I Wanna Hear Your Heartbeat (Sunday Girl)』も(西)ドイツで最高位14位を記録した。(この2曲は、フィンランドでは共に最高位15位を記録している。)また、特にチャート上では記録がないが『Love Really Hurts Without You』はBILLY OCEANのヒット曲のカヴァーでもあって、オリジナルとはまた違った味わいが出ている一曲である。

お薦め曲は、シングル曲の『Kisses And Tears (My One And Only)』『Love Really Hurts Without You』『I Wanna Hear Your Heartbeat (Sunday Girl)』と、『Blue Moon』『Dance The Night Away』をピックアップしておく。

彼らは欧州を中心にした活動を行っているため、アメリカでは編集されたベスト盤が結構リリースされていて、オリジナル・アルバムの方は意外と知られていない。彼らのサウンドを楽しむのであれば、ダンス・ミュージックであるだけに、ベスドンの方が選択された曲から構成されていて、収録曲も多いベスト盤の方を選ぶというのも良いでしょう。が、それは「ユーロビート」として持てはやされるようになった後の時代の曲を中心として聴く場合である。本アルバムは、「ユーロビート」いう言葉が生まれる前にリリースされたものであり、そのジャンルでは先駆けとなるアルバムの一つでもある。一部の曲はベスト盤にも収録されているが、彼らのスタイルを色々としると言うことで、本アルバムも聴いておきたい所である。(とは言っても、ダンス・ミュージックが目的であれば、アーティストたちがどうのと言うことは関係成しに、サウンドがノレるものなのかどうか、ということの方が優先されてしまうでしょうが...)

 

Heartbeat

Heartbeat

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Import [Generic]
  • 発売日: 1998/06/30
  • メディア: CD


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