ケータイ刑事銭形命13話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]
「銭形命」の最終話(第13話)の「愛のメモリーよ、永遠に! ~売れっ子作曲家殺人事件」の「裏ネタ編」の5回目となる今回は、安藤がこれが溜まるということで「ストレス」について、その気晴らしのために使っていた「風船」について、それを割るときに使っていた「千枚通し」について記します。尚、「風船」については「泪・25話(2nd.12話)[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして加筆しました。
また、BS-TBSの本放送時に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「ストレス」:英語では「Stress」。物理学の世界では「応力」と呼ばれるものであり、言語学の世界では単語の中の音節を強調するための力の程度のことを指し、音の強弱、高低、長短などで示されるものである。また、医学の世界では、種々の外部的な刺激が負担となる時に心身に現れる機能変化のことである。(症状としても様々なものがあって、体の各部位に応じてそれぞれ特有の症状がある。また、精神的なものも含まれる。)
一般的に「ストレス」と言うと、これらの中でも医学の世界のもので言うところの「ストレス」を指していて、現代社会に於いては誰でも何らかのストレスがあるとされている。
医学的なこともあるので、普通ではないと感じたら、時には専門家の医師(精神科など)の診察を受けてみるのも良いでしょう。
「風船」:紙やゴム、ビニールなどで出来た袋の中に空気などの気体を入れて膨らませたものである。手でついたり、空中に飛ばしたりして遊ぶための玩具であるが、紐を付けておいて空中に浮かすことが出来ることから、宣伝用の幟を付けて利用されることもある。(アドバルーンがこれに該当する。)または空に飛ばすために使われる。尚、「気球」の俗称としても使われる言葉でもある。
また、玩具として使われるものは、空気ではなくて水を中に入れるというものもあって、この場合は「水風船」と呼ばれる。
空に飛ばす風船は殆どがゴム製のものであり、アドバルーンなどに使われるものでは一部にビニール製のものがある。これらは空に飛ばすため、空気よりも軽いヘリウム・ガスを入れるが、気象観測用のものでは水素を使うこともある。尚、以前は水素が広く使われていたが、水素は爆発する危険があるため、特別な用途では無い限りは、爆発の危険のないヘリウム・ガスが使用される。(飛行船が水素を使っていて、それが大惨事になった事故を起こしたことから、水素の使用は無くなることになった。)
尚、風船を空に飛ばした場合、素材がゴムを使ったものであれば、上空では気圧が下がるためにゴムが伸びるために風船が膨らみ、更には破裂してしまうこともある。(破裂を防ぐためには伸びにくいビニールを素材に使う。)また、日本で風船を飛ばした場合、破裂せずにジェット気流に乗ると、何千キロも離れた土地まで飛んで行く場合もあって、実際に日本で空に放った風船がアメリカに届いたという報告もある。(同様にアメリカで上げた風船がヨーロッパに届いたという報告もある。)
また、プロ野球の応援で飛ばすジェット風船は、空に向かって飛ばす風船と言うことではおなじみのものとなっている。
空に飛ばさない玩具としては、紙製の風船(「紙風船」)も広く利用されている。また「水風船」も縁日などではお馴染みの玩具である。
俳句の世界では、「風船」は春の季語である。これは、紙風船が5色の色紙を貼り合わせたものであり、これを使った遊びが春らしいということから、季節として春を表すものということから来ている。(紙風船での遊びは、一年中いつでも出来るものですけどね...)
英語では「Balloon」、ドイツ語とフランス語では「Ballon」(但し、発音は異なる)、イタリア語では「Palloncino」、スペイン語では「Balon」という。
ちなみに、1983年にドイツのバンド・NENAが放ったヒット曲『99 Luftballons』(邦題は「ロックバルーンは99」)は、英語に翻訳されてもヒットしたが、この曲の歌詞を英語にした曲の英語タイトルが『99 Red Balloons』と言った。ドイツ語の「Luft」は「Air(空気)」と言う意味であって「Red(赤)」という意味ではないのだが、日本では英語版のタイトルとドイツ語のタイトルから、ドイツ語の「Luft」は英語の「Red」、すなわち日本語の「赤」という誤解が広まったという笑い話がありました。(「ドイツ語」の「赤(Red)」は「Rot」である。「Red」は商業的な宣伝の意味で原題に対して付け加えられた言葉である。(邦題の「ロック」というのも同様で、商業的な宣伝の意味で付けられたことばである。ドイツ語の原題は「99の風船」であり、英語タイトルは直訳すると「99の赤い風船」となる。)ちなみに、この曲は暗喩的な反戦歌であって、世界的にも大ヒットを記録している。(西ドイツをはじめ、イギリス、カナダ、豪、オーストリア、オランダなど10ヶ国で1位、アメリカでも2位を記録している。)
「千枚通し」:錐の一種であり、何枚も重ねた紙に穴を開けるための道具である。「目打ち」と言うこともある。金属製であって、錐のように先端が尖っているが、その断面形状は円形である。(錐の断面形状は四角形である。)
昔は、本を作るときに糸で綴じていたが、その際に使用されていた道具である。昔の本(和書)では、製本するとき、または修理をする場合には必要なものであり、また、貸本屋が流行っていた時期には、貸本屋でも当たり前のように使用されていたものである。
紙に穴を開けるための道具としては、「パンチ」と呼ばれるものがあるが、パンチは一定のサイズの穴を一定の位置に開ける場合には大変便利な道具であり、同時に2つの穴を開けられるが、千枚通しは一度に1つの穴しか開けることは出来ないが、任意の位置に穴を開けることが出来るというメリットがある。しかし、パンチでは誰でも簡単に均一の穴を開けることができるが、完全に手で穴を開けることになる千枚通しではちょっとしたコツがいるのもまた事実である。(特に半紙などの薄い紙の場合は力加減が難しい。)
尚、千枚通しは先端が尖った金属製であるため、凶器にもなる道具でもある。推理小説の世界でも度々凶器として使われていることがある。また、扱い上は文房具であるため、書斎にあることがあって、ペーパーナイフと共に(推理小説の世界では)意外な凶器としてはポピュラーなものである。
↓いくつか参考まで
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