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ケータイ刑事銭形泪28話(2nd.15話)[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形泪・裏ネタ編」も今回からは通算で28話となる2nd.15話の「BS初のミュージカル!! ~歌って踊って殺人事件(後編)」に突入です。この物語の「裏ネタ編」は過去にはPART 7まで記している(2009/7/30、8/1、2、3、5、6、8日付けで記しています。)ので、PART 8からということになります。いつもならばサブタイトルにある言葉から拾うのだが、この物語は前回の続きの後編であるため、それをパスします。で、輝子が川尻から受けた「プロポーズ」について、川尻は輝子にこういった「一生のお願い」について、石亀がこういって川尻の元に向かった「けじめ」について記します。尚、「プロポーズ」については「13話[裏ネタ編]PART 4」と「27話(2nd.14話)[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。

プロポーズ」:結婚を申し込むことである。日本語では「求婚」というが、現在では「プロポーズ」と言うのも一般化している。英語では「Propose」という。

英語の「Propose」という単語の元々の意味は「提案する」「(物事を)企てる」「推薦する」「指名する」という意味の方が強く、「(結婚を)申し込む」という意味は第四の意味であった。また、これは動詞であって名詞ではない。(日本語になった「プロポーズ」は名詞であるため「プロポーズする」という言い方がされるが、英語では「Propose」だけで「プロポーズ(求婚)する」という意味である。)

結婚の申し込みは、歴史的にも男性から女性に対して行うことが主流であり、女性から行うことはタブー視されていた。(日本でも欧州でも、洋の東西を問わず、昔は世界的にそうだった。)これに変化が現れたのは20世紀になってからである。男性からしか求婚出来ないということに異を唱える考えが生まれたことで、女性から求婚することもタブーということではなくなった。しかし現在でも、求婚は男性から行うものという認識が根深く残っていて、男性から行うことが当たり前というままになっている。(尚、近年では、いとうまい子(彼女と言えばドラマ「不良少女と呼ばれて」('80年代に一世を風靡した大映テレビのドラマの代表的な作品の一つであり、1984年の作品である。この作品には岡野さんのトミーも出演していましたね。)の印象が強いが1983年のドラマ「高校聖夫婦」(これもやはり大映テレビの作品である。)で、一般的な夫婦の認識とは異なり、純愛路線の夫婦(実際は名前だけの夫婦というものであり、そこから本当の愛が生まれていったのでしたが...)とは違う姿を演じていましたね。また、「怪談新耳袋」にも出演しているだけに、「ケータイ刑事」にも登場して貰いたい1人でもある。)が自分からプロポーズをしたということを語っているが、こういう事例はまだまだ少数派である。)→但し、日本では認められていないが、同性婚が認められている国がいくつかあり、その国で女性同士のカップルの結婚と言うことになると、必然的に男から申し込むということはあり得ず、女から(女に対して)求婚することになります。(と言っても、女性同士のカップルが実際にどれだけ存在するのか分かりませんが...(0ではないでしょうが...))

その1つの方法として、婚約指輪を渡す方法が広く知られている。これは洋の東西を問わずに行われていることでもある。尚、「婚約指輪は給料の三ヶ月分」と言われる(「ケータイ刑事」シリーズでもこの言葉が出てきた物語もありましたね。)が、これはダイヤモンド関係の製品を販売しているデビアスがCMで用いたコピーであり、宣伝目的で作り出されたものである。(この時、少しケチって「給料の1ヶ月分」としていたり、もっと高いものを売るために「給料の半年分」ということにしていたら、また現在とは違った感覚になっていたかもしれませんね...)

尚、柴田太郎さんは「・13話」で、自分が次に殺されると思ったことから、そのドサクサに紛れてちゃんにプロポーズをしている。しかし、ちゃんは即座に「ごめんなさい」と言ってそれを断り、柴田さんは秒殺されて撃沈している。

一生のお願い」:命をも投げ出す覚悟で相手に臨んだ願いのことで、若しくはその人の人生に於いて最大のお願いという意味で、心からの願い事のことである。英語では「The Last Thing」と言ったりするが、この言い方は人生で最大の願いごとというニュアンスが強い。

この物語ではプロポーズと言うこともあったため、人生で最大の願いごとと解釈するのが妥当なところかと...

とは言っても、「一生のお願い」という言葉は、その人の人生で何度も使われていることを思うと、人生で最大の願い事という解釈には無理があるのもまた事実である。(勢いだけで言ってしまうということでこの言葉を繰り返していると、言葉のインフレが起こって言葉に重みもなくなってしまうが、現実はそんな所ですね。)

尚、2005年の日本映画に「一生の?お願い」というコメディ・ホラー作品がある。タイトルに「?」という疑問符が入っている所がこの言葉の現状を認識していると言っても良い。

この作品のデータを記しておくと、2005年の作品で、時間は90分、プロデュース、監督、脚本は松村清秀、撮影は安田光、音楽は野澤孝智である。出演は、松田悟志、石井めぐる、日村勇紀、福士誠治、向井孝成、萩野崇、設楽統、宮下ともみ、小木茂光、仙波和之、中村方隆、瀧口修央、久保孝真、竹山隆範、マギー審司、あじゃ、ザ・たっち、さくらんぼブービー、木内美歩、牧野由依、立花彩野、森望美、パッション屋良、ハレルヤ、荒木恵、久米田彩、浮田久重、鈴木杏奈、たちである。(「ケータイ刑事」シリーズにも出演したことがある人が数人いますね。)

けじめ」:いくつかの意味がある。区別、わかち、わけめ、という境界線、識別という意味が一つで、道徳や慣習として守らなければならない区別、という規律を含んだ境という意味が二つ目、そして、隔て、仕切り、という意味が三つめである。尚、英語では「Distinction」と言う。

古語では「けぢめ」と記して「区別」「相違」という意味と、「へだて」「仕切り」と言う意味、更に「移り変わり」「変化」と言う意味があった。この内、3つめの意味は無くなって最初の2つが現代語の「けじめ」として残っている。

漢字表記をすると「分」ということになる。(送り仮名はなくて、これを「けじめ」と読む。)しかし、一般的に漢字表記をすることはなく、ひらがな表記で用いられている。

「分」を「けじめ」と読むのは、中国の戦国時代の学者・思想家(孔子の学問を受け継いだ学者である。)である荀子が、道徳や礼儀による教育を重んじて、「性悪説」を唱えているが、その彼の著書である「荀子」に「明於天人之分」として登場している。この意味は「区別」という意味である。

 

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