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CHINA CRISIS『FLAUNT THE IMPERFECTION』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1985年に発表された彼らの3rd.アルバムである。彼らのアルバムの中では最もセールスの良かったアルバムであり、チューと成績の方もイギリスでTOP 10入りを果たしたアルバムである。それにしても、バンド名が凄いですね。(彼らは1979年に結成して、現在も現役である。(但し、1996年以降、新曲の発表はない。))ポスト・パンクのバンドとして登場してそれなりのヒットを記録していたが、本アルバムからはサウンドが変わって一段と大きなヒットとなった。本アルバムはイギリスで最高位9位を記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『The Highest High』『Strength Of Character』『You Did Cut Me』『Black Man Ray』『Wall Of God』『Gift Of Freedom』『King In A Catholic Style (Wake Up)』『Bigger The Punch I'm Feeling』『World Spins, I'm Part Of It』『Blue Sea』。

この中からシングル・カットされたのは4曲である。リリース順に『Black Man Ray』(UK最高位14位、豪州最高位30位)、『King In A Catholic Style (Wake Up)』(UK最高位19位)、『You Did Cut Me』(UK最高位54位)、『The Highest High』(UK最高位82位)である。

本アルバムからのお薦め曲は、シングル・ヒットを記録している『Black Man Ray』『King In A Catholic Style (Wake Up)』と『Wall Of God』『Blue Sea』をピックアップしておく。

これまではペスト・パンクということで、ニューウェーブ系のサウンドであったが、本アルバムではそれがポップ寄りとなり、遊びに満ちた要素が加わっている。そのため、とても聴きやすいものとなり、親しみやすいものとなったことがヒットに繋がった。とは言っても、彼らはデビューからまもなく、第二次ブリティッシュ・インヴェージョンという大きな波に乗ることが出来なかったため、アメリカでは無名の存在のままであり、この点が残念なところである。

パンク・ムーヴメントの後、イギリスのロックは異常なまでの盛り上がりを見せて世界を制覇することになったが、その波に乗れなかった彼らであるが、'80'sのイギリスのロック・シーンが元気であったことが分かるアルバムであり、もっと評価されてもよいアルバムと思うのですがね...

 

Flaunt the Imperfection

Flaunt the Imperfection

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2004/04/27
  • メディア: CD


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