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ケータイ刑事銭形雷9話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第9話「狼男は見た!? ~死体のない殺人事件」の「裏ネタ編・増補」の3回目となる今回は、岡野さんが口にした「聖地」について、死体を隠すのに利用された「棺桶」についてと「ソファ」について、狼田はこれを続けていたということから「徹夜」についてと「過労」について記します。尚、「ソファ」については「・17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 9」で記したものをベースにして加筆し、「棺桶」については「・8話[裏ネタ編]PART 7」で「棺」として記したものをまとめました。

尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/2/27付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

聖地」:神聖な土地のこと、神、仏、聖人などに関係している土地のことである。特に宗教の世界では、その宗教の最も重要な場所であって、中心となる宗教施設がある場所となる。また、信者にとってはその地を訪れることは特別の意味を持つことになる。

また、聖地は神聖な場所であることから、不浄な者の立入を禁じていたり、その地にある自然のもの(樹木など)を取ること、その地にいる動物の捕獲などを禁じているのが一般的である。(その地にいる動物は「聖なる動物」とされていることもある。)

英語では「Holy Place」「Sacred Place」と言うが、イスラム教の聖地である都市「Mecca」の名前が転じて、ある物事の発祥地、中心地という意味で「Mecca」と言うこともある。(但し、この使い方はメッカのあるサウジアラビアでは嫌われる。)また、「The Holy Land」と言うとイエス・錐須知の生誕地であるパレスチナの地のことを意味する。ドイツ語では「Heiliges Land」、フランス語では「Terre sainte」、イタリア語では「Terra santa」、スペイン語では「Tierra Santa」と言う。

また、転用した使い方として、スポーツの世界に於いて、その競技の象徴的となる大会が開催される場所のことを指すことがある。(高校野球の甲子園球場、サッカーの国立競技場、ラグビーの花園ラグビー場などが該当する。)また、この物語での岡野さんが使ったように、マニアと呼ばれる熱心なファンの間ではその事柄に関係する重要な場所のことを指すのに使われる。

棺桶」:「棺」(「柩」)の一つであって、棺に用いる桶のことである。棺として使用されるため、用途と言うことでは「棺」と同じである。英語では「棺」と同じ単語である「Coffin」または「Casket」と言う。

「棺」は(人間の)遺体を納めて葬るために使用される容器のことである。主に木製の箱であることから「木棺」と言うこともある。尚、当然のことながら木製以外のものもあって、古代の王侯貴族では石で作られた「石棺」が用いられていた。また、陶製の棺(エトルリアの陶棺や中国の瓦棺が有名)や金属製のもの(アメリカでは人気が高い)などがある。

世界では火葬されるのが多いことから、棺は可燃物である木製のものが世界では主流となっている。またこれは可燃物であるということの他にも加工しやすいということも多く使われている理由である。(火葬を行わない国でも、加工性の良さから木棺が主流となっている。)

また、「木棺」と言っても使用される木材の違いによって何種類かに分類される。高級品は天然木材を使ったものであり、檜、樅、桐などの無垢材を使っている。一方、安価なものとしては合板を使ったものがあって、特に「フラッシュ棺」と呼ばれている。(薄いラワン合板の間に芯材を入れて貼り合わせ、表面に天然木を薄くカットしたものを貼った合板で作られている。)

古代から、棺の主流は「木棺」であるが、古代(日本では古墳時代、更に古代エジプト、ギリシャ、ローマなどの古代王国など)では王族の間では石棺が主流であった。これは王族は特別な存在であり、大規模な墓(古墳、ピラミッドなど)の中に遺体を最終的に長らく安置することになるため、簡単に移動することの出来ないものであり、しっかりとした素材である石を使ったものが使用されていた。が、中国のように、遺体を長く保存するために何重にも保護するような木棺も存在している。(古代エジプトのツタンカーメン王の棺も三重になっている。)

尚、近年では「火葬」に対して、環境問題(木棺を火葬することによって、木材資源の消費と大気汚染という問題が生じている。)として取り上げられていて、欧米ではそれに対応した棺も登場している。代表的なものは、リサイクル可能な材質を使った棺を葬儀では用い、火葬の際はそれとは別の火葬用のシンプルな別の棺を使って火葬するという方法である。→実に合理的な考えであって、欧米らしいところでありますね。が、欧米では火葬の際、死者の遺族が火葬に立ち会わないのが一般的であるので、日本には馴染まないでしょうね...)

ソファ」:洋風の椅子の一つであって、背もたれがあり、更に座る部分にはクッションの利いている部材が使用されていることか特徴の椅子である。1人掛け用のものと2~3人が並んで座れるもの(長椅子タイプ)とがあって、普通は1人掛けのものが2つと2~3人掛け用のもの1つ、更にテーブルとがセットにした応接セットとして利用されていることが多い。尚、1人掛け用のものは左右に肘掛けが付いていることになる。→「アームチェア」と呼ばれる形をしていることになる。

普通の椅子と違うのは、くつろいで座るための椅子として作られていると言うことであって、クッションが利いていると所である。(クッションが利いていないと、それは「ソファ」とは呼ばず、単なる「椅子」とされる。また、座り心地を優先しているが、デザイン的にも凝ったものも多く、見た目も豪華に見えるように、装飾が施されているのが一般的である。(装飾が殆ど無くても、腰掛け部や背もたれ部に使われる布や皮に高級感アルデザインが行われているものが多い。)

尚、「・2nd.26話(通算では39話、すなわち最終話)」でちゃんが座って「フカフカだ」と言っていたが、フカフカだからこそソファであって、フカフカがなければ、それた単なる「椅子(長椅子)」でしかない。

また、単なる椅子としてだけではなく、ベッドになるソファもある。(いくつかのタイプがあるが、下に折りたたみ式のベッドが収納されているものや、背部を倒すことでベッドになるものがある。→2~3人掛けのソファ(長椅子タイプ)であれば、そのまま横になれば、幅が狭いなどの問題はあるものの、一応はベッドとして使うことも出来ますし...)

尚、英語とドイツ語では「Sofa」(但し、発音は異なる)、フランス語では「Fauteuil」または「Canapé」、イタリア語では「Divano」、スペイン語では「Sofá」という。また、日本語表記では「ソファー」と「ソファ」の両者がある。

徹夜」:ある作業を行うために、一晩中寝ないでいることをいう。基本的に、ある特定のことを行うために寝ないで行われることであるが、短時間の休憩ということで「仮眠」を取る場合も含まれる。

しかし、不眠症のように寝ようとしても寝ることが出来ず、結果的に徹夜したのと同じように一晩中起きていたことになっても、これは目的がないということで「徹夜」とは言わない。(あくまでも「夜通し起きていた」というだけであって、「不眠症」ということにされる。)

また、途中で仮眠を取った場合の「徹夜」と、仮眠を全く取らずにずっと起きていた場合の「徹夜」とを区別するために、特に後者のことを「完徹」と言うこともある。

仮眠をとっだあいでも「徹夜」ということがあるため、何時まで作業を続けていたら「徹夜」になるのかという明確な線引きはない。但し、一般的には翌朝の夜明け時間まで作業を継続していた場合は「徹夜」とされる傾向が一般的となっている。

徹夜を行う場合、本来は寝ている時間までも作業に費やすことになるため、その作業の進捗は通常よりも高まることになるというメリットがあり、また、深夜の時間帯であるため、昼間と違って静かであるために勉強などが捗るとされているが、逆にも本来は睡眠の時間であるため、睡魔との戦いとなるために集中力が落ちてミスが増えて逆に非効率的になる、体調を崩すというデメリットも指摘されている。

尚、英語では「Vigil」と言い、「徹夜をする」ことは「Stay up all night」と言う。

過労」:働き過ぎで疲れることを言う。英語では「Overwork」または「Strain」と言う。これが重度になると、急死してしまうということになり、「過労死」として社会問題にもなっている。(法的には「過労」と判断されるには線引きがされている。)

この物語では、狼田は二ヶ月続けて実験のために徹夜をしていたと語られている。昼間の終業時間がどうなっているのかが分からないぬめ、簡単に判断できない(終業時間が昼夜の完全逆転状態であれば、深夜作業の連続というだけになる。)が、二ヶ月も昼夜が逆転した生活というのも問題があるため、不老不死研究所というのは勤務態勢に問題があるということに変わないということになりますね...

 

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