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ケータイ刑事銭形泪38話(2nd.25話・AS3話)[裏ネタ編]PART 10 [ケータイ刑事]

銭形泪・裏ネタ編」も今回からは通算で38話となる2nd.25話(アナザーストーリー3話)の「未確認生物メッシー現る ~マルコポーロを迎撃せよ!」に突入です。この物語の「裏ネタ編」は過去にはPART 9まで記している(2009/12/3、5、6、8、10、13、15、17、20日付けで記しています。)ので、PART 10からということになります。今回はサブタイトルにある言葉から「未確認生物」についてと「マルコ・ポーロ」についてを、「泪・38話(2nd.25話・AS3話)[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。

未確認生物」:「未確認動物」と言うこともある。英語では「Cryptid」、ドイツ語では「Kryptiden」と言う。尚、日本では「未確認飛行物体」に類似した言い方として「Unidentified Mysterious Animal」として、この頭文字から「UMA(ユーマ)」と言うこともある。(これは日本だけで呼ばれている言い方であって、世界的には通じない言い方である。→これについては「・1st.6話」で高村さんは「うま」と呼んでいて、五代さんネタに繋げようとしていたが、「ゆーま」と読むのが正しく「うま」と読むことはありません。)

生物学的に存在が確認されておらず、目撃例や伝聞による情報のみがある生物のことをいう。当然のことながら、伝説として語り継がれている空想上の動物や妖怪の類は含まれない。(目撃例があることが前提条件である。→写真でも目撃例となるが、合成を含むインチキ写真の場合もあるので、それだけでは十分な目撃例とは言えない。)

尚、「生物学的に確認する」ということは、目撃(目撃写真やビデオ、足跡などの物的なものを含む)だけがあっても「確認」とはならず、学問的に、どういう分類がされるのか、進化の過程はどういうものなのか、類似した生物との関係は、等が明らかにされ、生物学的に分類された時点で「確認された」ことになる。(当然、生物学的に確認されると、その時点で「未確認生物」ではなくなるが、それまでの間は「未確認生物」ということになる。→実際、「未確認生物」だったのが、動物学的に確認されて「未確認生物」で無くなった動物がいくつかある。)

現在、「未確認生物」として知られているものとしては、アメリカ・ロッキー山脈の「ビッグフット」、イギリス・ネス湖のネッシー(近年ではこれを否定する意見が多くなっているが、完全には「否定」と結論づけられていないため、現時点では「未確認生物」である。)、ヒマラヤ山脈のイエティ(雪男)、中国のテンシー(チャイニーズ・ネッシー)などが知られている。また、日本では、北海道・屈斜路湖のクッシー、鹿児島県・池田湖のイッシー、ツチノコなどが「未確認生物」として知られている。(クッシーとイッシーは、現在では否定的な意見が多いが、やはり完全に否定された訳ではないため、一応「未確認生物」ということになる。)

ちなみに、以前は「未確認生物」とされていたが、生物学的に確認された動物としては、ジャイアント・パンダ、ローランド・ゴリラなどがある。これらの動物は19世紀以降に確認されたものであり、それ以前は「未確認生物(動物)」であった。

尚、未確認生物は、目撃談として語られているものであるため、伝聞されている間に尾ひれが付いて誇張された形で言い伝えられることがある。また、面白おかしく脚色されている場合もある。で、そうなると「謎の生物」ということでミステリーやオカルトの世界と融合しやすくなって、更に尾ひれが付くことが多くなる。→柴田太郎さんのようなマニアも生まれていることになる。(マニアの存在が悪いと言うことでは無いですが...)そのため、「未確認生物」と言われている動物については、語られていることを100%信じるというのには色々と無理があるのもまた事実である。(ただ、何処まで信じるかは、思想の自由もあるので、人それぞれですけど...)実際、ジャイアント・パンダのように、現在では世界中でアイドル的な存在となっている未確認生物もいた訳ですし...

マルコ・ポーロ」:MARCO POLO、13世紀から14世紀に生きたイタリア・ヴェネチアの商人であり、旅行家である。生まれは1254年で、商人の子として生まれる。1271年に父と叔父と共に、陸路をアジアに向かい、中央アジアを経て元の(夏の都である)上都に入る。そして皇帝フビライに謁見し、その後、17年間に渡って元に仕える。その間に中国各地を旅行して見聞を広めた。1292年にイル・ハンに嫁ぐタタール族王女に付き添って、無事に送り届ける役割を命じられ、泉州を航路で旅立つ。一行はマレー半島、スマトラ、インドの海岸沿いに航行し、ペルシャに到着し、無事に任務を終える。するとマルコ・ポーロは、その後は陸路で故郷・ヴェネチアに向かい、1295年の冬に、24年ぶりに帰国した。(その道のりは約1.5万キロという旅であった。→現在ならば飛行機があって、1日近くかかることはあっても簡単に移動できる距離であるが、当時としては気の遠くなるような遠い距離であったのは言うまでも無い。)

その後、ヴェネチアはジェノヴァと交戦状態に入り、彼も志願して戦場に向かう。が、その戦いで捕虜となって投獄される。が、投獄されたことが世界的に有名になった「東方見聞録」を生むことになった。彼は獄中で、やはり投獄されていた職業的著述家のルスティケロ・ダ・ピサと出会い、アジアへの旅行のことを口述した。それをルスティケッロが記したものが「東方見聞録」である。→マルコ・ポーロが記したというのは正確ではなく、彼が口述したものをルスティケリが記して編纂したものである。しかも、内容の方は、ルスティケッロによる脚色があったり、ルスティケリが耳にしたことのある話を電文として付け加えている。ということもあってか、マルコ・ポーロは晩年に、「(「東方見聞録」は)自分が本当に見たことの半分も書いていない」と言ったとされている。

「東方見聞録」は中国などのアジアをヨーロッパに紹介することになり、広く知られることになったが、マルコ・ポーロが実際に見ていない話まで広がってしまったため、「黄金の国・ジパング」という話なども広がり、あらぬ誤解を生むことにもなった。(実際、彼は日本には行っておらず、元で中国などで語られている日本に関する話を紹介したとされている。(それだけに、尾ひれが付き、背びれが付き、ということになっている。))また、これが当時以降の大航海時代の冒険家たちへの希望にも繋がり、様々な影響を与えることになった。

尚、「東方見聞録」は「世界の記述」(「La Description du Monde」)という名前で呼ばれることもあるが、日本では「東方見聞録」という言い方が一般的となっている。また、写本では「Il Milione」というタイトルに成っていることから「百万男」という言い方がされる場合もある。

尚、彼が釈放されたのは1299年のことであって、再び実家の豪商に戻り、以後は商人として暮らしている。1300年に商人ヴィターレ・バドエルの娘のドナータ・バドエルと結婚し、3人の娘が生まれている。

尚、マルコポーロの東洋への旅は、「東方見聞録」を元にした所では約1.5万キロに及ぶ旅だったとされているが、中には元には辿り着かず、適当なところ(例えば、シルクロード上で、黒海沿岸付近など)までしか行っておらず、その付近で中国などの東方に関する話を聞いたことを語っている、という説まで存在している。

 

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