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ケータイ刑事銭形雷10話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形雷・裏ネタ編」は第10話の「昆虫大パニック!? ~恐怖の殺人蚊殺人事件」に突入です。今回はサブタイトルにある言葉から「昆虫」について、「パニック」について、そして「」について記します。尚、「パニック」については「・4話[裏ネタ編]PART 2」で、「蚊」については「・30話(2nd.17話)[裏ネタ編]PART 7」で「ヤブ蚊」として記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/3/6付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

昆虫」:昆虫網に属する節足動物の総称である。種類が多く、地球上の動物の約3/4は「昆虫」であって、その数は100万種類にも達する。(毎年数千種の新種が発見されて命名されている状態でもある。)特に甲虫目(鞘翅目)はその中でも最も種類が多くて、35万種とも言われている。そしてチョウ目(鱗翅目)とハエ目(双翅目)が15万~20万種の間とされている。ハチ目(膜翅目)も10万種を超えているとされている。

種類が余りにも多いということで、害をなすような昆虫(所謂「害虫」)から益をもたらすような昆虫(所謂「益虫」)までいる。更に、食用になるものも数多い。(→将来の食糧難を見込んで、既に食用としての利用のための研究に力を入れている国もあるほどである。)

基本的には、体は硬いキチン質の外殻で覆われていて、体はいくつかの環節から成り立っている。(頭、胸、腹の3つが明確に分かれていて、それに足があり、羽根を持っているものも多い。

生態系は主に陸上であるが、中には水棲生物もいる。更には、南極大陸の露岩地域にも微少な昆虫が生息しているのが発見されていたり、数千mの上空に浮遊する形で生息する微少な昆虫が存在することも分かっている。

また、変態動物であるものが大半であり、芋虫のような幼虫からは考えにくいような成虫の姿になるものも多く、これも昆虫の特徴である。

英語では「Insect」、ドイツ語では「Insekten」、フランス語では「Insecte」、イタリア語とスペイン語では「Insecta」(但し、発音は異なる)、スペイン語では「Insecta」と言い、中国語では日本語と同じで「昆虫」という。(発音は異なるのは言うまでも無い。)

昆虫は古生代のシルル紀(現在から約4.35億年~4.1億年前)に地球上に現れたとされていて、非常に古い時代から存在していた生物である。(シルル紀は最古の陸上植物が登場した時代でもある。)一応、シルル紀に続くデボン紀(約4.16億年~約3.67億年)の昆虫の化石が発見されている。(デボン紀には魚の化石も数多く発見されている。)

パニック」:群衆の混乱した状態のこと、または個人の混乱した状態のことである。また、経済学に於いては「恐慌」のことを指す。更には「狼狽の」「大混乱の」という形容詞という意味と、俗語では「非常に滑稽な人」という意味がある。(一般的には「群衆の混乱した状態」のことを指す。)

英語では「Panic」、ドイツ語では「Panik」、フランス語では「Panique」、スペイン語では「Pánico」、ポルトガル語では「Pânico」、ポーランド語では「Panika」と言う。

語源は、ギリシャ神話の家畜と牧人の神・パン(「パーン」と表記されることもある)である。パンは上半身は人間で、山羊の足と耳、角を持つ剛毛を持った姿をしている。羊飼いと羊とを監視する神であり、ヘルメスとニンフの子である。昼寝を邪魔されると牧人とその家畜に対して恐慌を与えて混乱した状態にする、ということから、「パニック」という言葉が生まれた、とされている。

パニック状態は、一定の心理的混乱が起こった状態で生まれるものであり、集団的逃走ということを引き起こす。これは、心理的に不安な状態に陥っていると、絶対的脅威に対しては恐れとなり、これがヒステリー的な信念を生み出す。そして、その場から早く脱出したいという気持ちに支配されることになり、冷静さを失い、走り出してその場から脱出しようとすることになる。で、誰かが走り出すと、同じような心理状態にいる人は、他の人が逃げるなら自分も逃げよう、ということになり、しかも誰よりも早く脱出したいという心理になるため、我先にということになってしまうのである。で、そうなると、論理的な行動や冷静な行動はできなくなり、暴走してしまうことになる。そのため、集団パニックが起こると、無法地帯のようになってしまい、とても危険な状態になる。

災害が発生した場合は、人が集まっている場所ではパニックが起こりやすく、何かのきっかけ(ほんの小さなことでもそれがトリガーとなってしまう。)で大規模な集団パニックに発展する可能性がある。(冷静になることを常日頃心がけていてもそうなってしまうだけに...)

尚、1970年代にはハリウッド映画でパニック映画がブームとなったことがあった。それ以前からもパニック映画は存在していたのだが、特撮技術などの映画技術のこともあって、一大ブームとなったのは'70年代である。そのきっかけとなったのは1970年の映画「大空港」の大ヒットである。これによって映画会社はこぞってパニック映画を製作した。「ポセイドン・アドベンチャー」「タワーリング・インフェルノ」「大地震」というように高く評価される作品も生まれている。また「大空港」は「エアポート・シリーズ」として同様の航空機パニック映画が誕生している。

また、これらのパニック映画の特徴は、豪華スターを集めたオールスター映画であったという点である。しかも、オールスター・キャストでありながら、そのスターたちが小さな役だけという登場も多かったことから、実に贅沢で豪華なキャスティングということもブームに拍車を掛けることになった。(ある意味では、ハリウッドのスター・システムの盲点を突いたキャスティングだと言うことも出来る。)

更に、パニック映画のブームは「ジョーズ」や「カサンドラ・クロス」という名作も生むことになるのだが、同時に'70's後半には内容のない駄作(C級、またはD級映画)の乱造によってブームは自ずと沈静化することになった。(何せ、二番煎茶どころか、三番煎茶、四番煎茶というようなものから、いくつかのパニック映画をつなぎ合わせたようなものまで生まれてしまえば、誰も相手にしなくなるのも当然である。)が、'90's以降はCGの発展によって、再びパニック映画('90'sでは「パニック映画」と呼ばれずに「ディザスター・ムービー(災害映画)」と呼ばれることで、'70's後半の悪いイメージを払拭していましたね。)のブームがやってきたのは記憶に新しい所である。

」:双翅目(ハエ目)カ科に属する昆虫の総称である。体は細く、羽も足も細くて弱い。体色は褐色か黒褐色のものが殆どであって、白い紋のような模様があるものが多い。

雌は人畜を刺して血を吸うことでも知られていて、害虫として知られている。特に「ヤブ蚊(藪蚊)」と呼ばれるもの(双翅目(ハエ目)カ科オオクロヤブカ属、ヤブカ属、およびシマカ属に属するものである。)は血を吸うということで、害虫(衛生害虫)の代表格になっている。→血を吸うだけならまだしも、マラリア、日本脳炎、テング熱などの伝染病の媒体となる種までいるのだから...

世界では、蚊は約2000種、日本には約100種が生息している。但し、血を吸ったり、病原菌の媒体となるような害虫はその中の2割程度とされている。

また、幼虫はボウフラであって、4回の脱皮を繰り返して成虫になる。

英語では「Mosquito」、ドイツ語では「Stechmücken」、フランス語、イタリア語、スペイン語では「Culicidae」(但し、発音はそれぞれ異なる)、オランダ語では「Steekmuggen」、ポーランド語では「Komarowate」と言う。

また、「蚊」は夏になると(成虫が)現れるということで、「蚊」「ヤブ蚊」「蚊柱」「シマカ(縞蚊)」という言葉はいずれもが夏の季語である。

 

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