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ケータイ刑事銭形雷10話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第10話「昆虫大パニック!? ~恐怖の殺人蚊殺人事件」の「裏ネタ編・増補」の4回目となる今回は、この物語でキラー・モスキート相手の武器(兵器)として登場したことになるものから、「蠅叩き」について、「捕獲網」について、「殺虫剤」についてと、柴田さんがこれを着て登場したことから「防護服」について記します。

尚、BS-iの本放送時に記した記事は2006/3/6付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

蠅叩き」:蝿を叩き落として殺すのに用いられる道具のことである。また「はえうち(蝿打)」「はえとり(蝿取)」というような言い方もある。また、蝿以外の害虫を叩くのにも使われる。

主に室内で使用するものであり、壁などに止まった蝿を狙い定めて叩くことで、蝿を潰して駆除するものであるが、蚊などの様な小さな飛行可能な害虫の駆除にも使用することは可能である。但し、叩き潰すことになるため、ヒットした場合は壁などが潰れた害虫で汚れることになるのは言うまでもない。(直ぐに雑巾などで綺麗に掃除しないと、シミが残ることになってしまう。)そのため現在では、蝿などを駆除するのには殺虫剤を使い、殺虫剤の使用が問題となる場所(例えば台所回りや食堂、赤ちゃんのいる部屋など)での駆除に使われることがある程度になっている。(食堂などでは、叩き潰すのもという場合は、単に蝿などを追い払うのに使うことになるが、そうなると蠅叩きを使う必要性はないのが現状である。)

江戸時代にはシュロの葉を使った蠅叩きが一般的であり、何処の家にもあったのだが、現在では樹脂製のものが一般的になっており、他の駆除道具が普及したことから、家庭の中でも一般的にあるものではなくなっている。

尚、蠅叩きの蝿を叩く部分が網目状になっているのは、勢いよく叩いた場合、板状になっていると風が興り、その風圧で蝿が吹き飛ばされて空振りとなることを防ぐためでもある。(この辺りは古くからの知恵という所でもある。)

英語では「Flyswatter」、ドイツ語では「Fliegenklatsche」、スペイン語では「Matamoscas」と言って、同じようなものが古くから世界中に存在している。(→うっとうしい蝿を叩き潰してしまえ、という考えは世界共通と言うことですね。)

尚、俳句の世界では、「蠅叩き」だけでなく「はえとり」「はえうち」「蝿取り器」「蝿捕リボン」「蠅取り紙」等は全て夏の季語である。(「蝿」も夏の季語である。)

捕獲網」:「網」とは、鳥獣や魚などを捕獲するために使用する道具で、糸や針金など編んで作られたものである。これの中に捕獲対象物を閉じ込めることによって目的の動物を捕獲する。捕獲対象物に応じて、様々な形のものがある。→ちゃんの犯人捕獲のための網も、当然のことながらこの仲間に入る。

各種、様々な網があるが、それらの中でも「捕獲網」というのは長い柄が付いていて、網の部分はそれほど大きくない網のことを言う。特に子供たちが昆虫採集をするためには必需品となっていることもあった「捕虫網」と言うこともある。まあ、世の中にある網の中では最も身近な存在の網と言って良いですね。

ただ、この物語では、キラー・モスキートを相手にするには、ちょっと役不足という気もしないではないが、身近な網ということではもってこいですね。

殺虫剤」:害虫を駆除する(=殺す)目的で使用される薬剤のことである。特に、農作物を害虫から守るために使用される農業用途のものと、蚊や蝿、ゴキブリなどの家庭にでる害虫を駆除するための家庭用のものとに大別出来る。(とは言っても、両者とも生物を殺すものであることに変わりはなく、毒性の違いがあるものの、毒物である。)

液体のもの、固体(固まりのものと粉末のものとがある)のもの、気体のものとがある。(気体のものは液体を霧状に噴霧して使用するものと、固体を昇華させて使用するものとがある。よって、気体という形で販売されるものは殆ど無い。)

成分は様々であるが、主に有機リン酸系のものと、有機塩素系のものとがある。古くは除虫菊やデリスと言った天然の殺虫成分を持った植物が利用されていたが、20世紀になると、有機系の殺虫剤が一般的になる。また、第二次大戦では化学兵器として有機塩素系の成分を用いた殺虫剤が武器として利用されていた。戦後も有機塩素系の殺虫剤は安価であることから多用されて、農業用途で大量に使用されたが、残留塩素の問題が取りざたされて、人体にとっても危険であることが次々と判明した。で、有機塩素系の殺虫剤は世界中で製造としようが禁止されるようになった。(そのため、現在では殆ど無い。)

一般的には、農業用途の殺虫剤の方が毒性が高く、取り扱いが難しい。また、家庭用であれば何処でも簡単に購入することが出来るが、農業用の殺虫剤になると、簡単には購入できないようになっていて、身分証や印鑑などが必要というようになっている。

尚、英語とフランス語では「Insecticide」(但し、発音は異なる)、ドイツ語では「Insektizid」、イタリア語では「Insetticida」、スペイン語では「Insecticida」と言う。

防護服」:身に起こることが考えられる危害から体を守るために使用される衣服のことである。何から身を守るかによって、何種類かのものがある。

広く知られているのは「防弾チョッキ」(「ボディアーマー」と言うこともある。)と呼ばれている銃弾を防ぐものがある。これは欧州では中世から使われていた甲冑を起源とするものであって、日本では鎧兜が当てはまることになる。

毒ガスのような期待から身を守るために使用される防毒マスクやそれに対応した衣服は気密性が重要であり、潜水服もこれに含まれることになる。また、養蜂家がミツバチに刺されないように着る服も防護服である。(今回の物語ではキラー・モスキートに刺されないようにするという目的での利用であったので、この用途の延長線上にある使い方でした。)また、放射線などから身を守るための防護服もあって、放射性物質を扱う場合には着用することが義務づけられている。

 

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